日本航空(JAL)とNTTドコモは、JALが提供するモバイル通信サービス「JALモバイル」において、ドコモの「ahamo」が利用できる「JALモバイル powered by ahamo」を2026年6月25日から提供開始する。という意味不明なニュースが飛び込んできた。
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どうやらIIJMIOの回線に依存していた「JALモバイル」が、新しい協業先としてドコモを選択したらしい。この記事では「JALモバイル powered by ahamo」とはいったい何なのか。既存の「ahamoユーザー」「JALモバイル」ユーザーにどんな影響があるのかを解説していく。
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「JALモバイル」ってなに?

そもそも「JALモバイル」っていったい何なんだっていう話なんだけど、JALモバイルは航空会社の日本航空(JAL)が2025年4月からスタートしたスマートフォン向けの携帯電話サービスだ。JALモバイルは一言でいうと「飛行機に乗る人向けのスマホプラン」だ。

格安SIMの料金設定でありながら、毎月のスマホ料金を支払うことで、JALのマイルが貯まったり、飛行機に乗る人向けの限定特典がもらえるのが特徴。IIJmioの回線を借りて運用をしており、料金プランは次の通り。
| データ容量 | 月額料金 | マイル |
| 2GB | 850円 | 25マイル |
| 5GB | 950円 | 25マイル |
| 10GB | 1,400円 | 50マイル |
| 15GB | 1,600円 | 50マイル |
| 25GB | 2,000円 | 100マイル |
| 35GB | 2,400円 | 100マイル |
| 45GB | 3,300円 | 130マイル |
| 55GB | 3,900円 | 130マイル |
格安SIMらしく月額料金も安いが、特徴なのが毎月貰えるマイルだ。これを貯めると航空券との交換や座席のアップグレード、商品や電子マネーとの交換が可能だ。また、JALモバイル利用時の特典は主に次の3つ。
- 「どこかにマイル」が格安で使える
- 毎月マイルや「ライフステータスポイント」が貯まる
- フライト時のボーナスマイル
特に「どこかにマイル」の特典利用が人気。それぞれ解説をする。
「どこかにマイル」が格安で使える

JALの人気特典に、4つの行き先候補からランダムで往復航空券がもらえる「どこかにマイル」というサービスがある。通常は予約に7,000マイル必要だが、JALモバイルユーザーなら年間1回、たったの1,500マイル(約78%オフ)で交換できる。

後述するが「JALモバイル powered by ahamo」を利用すると1年間で飛行機に乗らなくても必ず1,500マイル貯まる。「どこかにマイル」で予約できる航空券は出発(復路到着)する空港を指定できるので、最寄りの空港から毎年無料でどこかに旅をすることが可能だ。これは面白い。
マイルや「ライフステータスポイント」が貯まる

「JALモバイル」を利用すると、マイルのほかにJALのプレミアム会員(JALグローバルクラブなど)を目指すために必要な「JALライフステータスポイント」も毎月付与される。

陸マイラー(飛行機に乗らずにマイルを貯める人)や、将来的にJALの上級会員を目指したい人(修行僧)にとって非常に魅力的なメリットになっている。
フライト時のボーナスマイル

JALモバイルを契約していると、実際にJALの飛行機に乗った際、通常のフライトマイルに加えてさらにボーナスマイル(国内線50マイル/国際線100マイルなど)が上乗せされる。
「JALモバイル powered by ahamo」ってなに?

本題の「JALモバイル powered by ahamo」だが、料金プランの内容はahamoとまったく一緒だ。
ahamoのスペック・料金は「そのまま」

データ量が月30GBで、月額料金2,970円、海外データ通信の追加料金不要、5分以内の国内通話無料などの主な仕様はahamoと共通で、そこに「JALモバイル」の特典を付加したプランとなる。
- 月額料金: 2,970円(税込)
- データ容量: 30GB(超過後は最大1Mbps)
- 通話: 5分以内の国内通話無料
- 海外利用: 30GBの範囲内なら、追加料金なしで海外データ通信が可能(※15日を超えると速度制限あり)
ここに後述するJALモバイルとしての特典が上乗せされる。
ドコモ初!MNO回線をそのまま外部パートナーに提供

最大の特徴は、格安SIM(MVNO)への「回線おろし」ではなく、ドコモの高品質なMNO回線やサービス(海外ローミングなど)をそのままパートナー企業向けに提供するという点。これはドコモにとっても初の試みだ。
JALモバイル利用特典

ahamoの基本スペックはそのままに、JALモバイルとしての特典は勿論ついてくる。
- どこかにマイルが約78%オフ
⇒ 通常7,000マイル必要な「どこかにマイル」が、年1回1,500マイルで利用できる。 - 毎月のマイル&ポイント
⇒ 毎月125マイル、JALライフステータスポイントが1ポイント貯まる。 - フライトボーナスマイル
⇒ 国内線で50マイル、国際線で100マイルがプラス。
既存のahamoユーザーも移行可能

つまり、「JALモバイル powered by ahamo」は、ahamo回線にJALモバイルの特典を上乗せしたサービスだと言える。となると、気になるのが既存のahamoユーザーにもJALモバイルの特典上乗せがあるのか?ということだ。

結論を言えば上乗せ可能で、ドコモのリリースによると「JALモバイルオプション」という新たなオプションを設定し、既存のahamoユーザーもこのオプションに申し込むことで、JALモバイルの特典を受けられるようになるとのこと。ただし、オプションを適用させるには2,200円の手数料がかかるとのこと。それは無料にしても良かったのでは?
どこかにマイルで年1回旅行ができる

繰り返しになるが「JALモバイル powered by ahamo」利用者は毎月125マイル。1年間で1,500マイルゲットすることができる。そして「どこかにマイル」も年1回1,500マイルで利用できる。つまり、1年に1回、必ずどこかの空港への往復チケットを貰うことができ、無料で旅行を楽しむことができる。これは結構面白いことだと思う。
まとめ:JALモバイル powered by ahamoへの乗り換えの価値はある

というわけで今回は6月25日からスタートするJALモバイルの新料金プラン「JALモバイル powered by ahamo」の内容について解説をしてきた。

俺は普段飛行機を利用しないからマイルなんか貯めたことはないんだけど、このサービスを利用することで、ahamo回線としての利便性はそのままに、毎年1回、飛行機を使ってどこかに旅行ができる。行先はランダム。その計画性の無さが面白かったりする。

また、ahamoの海外ローミングはイマイチ使いどころがないというのが俺の感想だったが、JALと組んでこの機能が最大限活かせる点でNTTは良いところに目をつけたと思う。ただし、ドコモ回線は主に都市部でパケ詰まりが発生しやすい状況。契約者の獲得も良いが、並行して通信基地局も積極的に進めてもらいたい。
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