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【Google Pixel 10aレビュー】フルフラットで最高に丁度いいけどPixel 9aから変化なし

今回は2026年4月14日に発売したGoogleの「Pixel a」シリーズ最新作、Google Pixel 10aについて解説をしていく。 「手頃な価格でGoogleの最新AI体験ができる」というコンセプトのaシリーズだが、今回の10aは、Google Pixel 10の廉価版でなく、前作9aのマイナーアップデート品になる。つまり変化なし。そんなGoogle Pixel 10aの紹介を通して、このスマホを買うべきかどうかを考察していきたいと思う。


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(結論)Google Pixel 10aは買わなくていいかも

まず最初に結論からにはなるんだけど、Google Pixel 10aは買わなくていいかも。とはいうのも、俺は今までGoogle Pixelシリーズのスマホを使ったことがなくて、Google Pixel 10aは結構楽しみにしていた。

しかし、過去のGoogle Pixelシリーズまで遡って色々調べたり、実機を手にしてみた結果、調べれば調べるほど今回のGoogle Pixel 10aは微妙な印象がある。今回の記事ではその理由を解説していきたいと思う。

Google Pixel 10aとは

Google Pixel 10aは、2026年4月14日に発売のミドルレンジスマホ。Tensor G4搭載で廉価版モデルながら、iPhone15Proといった2年前のハイエンド機に迫る処理能力を有している。本機の一番の売りはカメラの突起をなくしたフルフラット背面デザイン。その洗練された外観のためだけに本機を選ぶ人もいるだろう。

(外観・付属品)

まずはGoogle Pixel 10aの外観と付属品を見ていこう。

外観(フルフラットボディがウリ)

Google Pixel 10aの最大の売りがそのデザインだ。今回はなんとカメラ部分が本体に埋め込まれている。つまりフルフラットボディを実現した。

実際に手に取ってみてみるとマジでフルフラット。カメラ部分の出っ張りがない。

スマホのカメラ部分はどうしても分厚くなりがち。とはいうのも、レンズとセンサーとの焦点距離を確保しないといけないし、それを短くしようとすると逆にレンズを分厚くするしかない。その矛盾をGoogle Pixel 10aでは解消している。つまり薄くて性能の良いレンズを使っている。

左側面(SIMスロット)
右側面(電源、音量)

本体背面だけでなく、側面のデザインも優秀だ。左側面のSIMスロットも勿論フラット。右側面の電源と音量ボタンはさすがに突起がないと使いづらいのでフルフラットというわけにはいかないが、全体のデザインを邪魔していない。

本体下部のインターフェースは勿論USBタイプC。ちなみに転送速度は多分USB2.0基準。つまり遅い。

付属品(必要最低限)

Google Pixel 10aの付属品はいたってシンプル。本体、充電ケーブル(USB2.0 タイプC 45W対応)、SIMピン、そして説明書だ。

Google Pixel 10aのスペック

まずはGoogle Pixel 10aの基本スペックを見てみよう。

項目スペック
価格79,900円(128GB)
94,900円(256GB)
SoCTensor G4
AnTuTu総合スコア約140万点
メモリ8GB
ディスプレイ6.3インチ有機EL (フルHD+/ 120Hz)
本体サイズH 153.9 x W 73mm x T 9mm
重さ183g
バッテリー5,100mAh / 45W急速充電
ワイヤレス充電対応(Qi 10W)
メイン(広角カメラ)4,800万画素(F値1.7 1/2インチ)
超広角カメラ1,300万画素(F値2.2 1/3.1インチ)
フロントカメラ1,300万画素(F値2.2)
防水防塵IP68
ロック解除顔、指紋認証
SIM形式eSIM / 物理SIM(nanoSIM)
おサイフケータイ対応
外部ストレージ非対応

特筆すべき点はフルフラットボディながら厚さ9mmに抑えた点。45Wの急速充電に対応している点。逆に気になる点はSoCが1世代前のTensor G4である点。それぞれ詳しく見てみよう。

カラーリング(5色)

Google Pixel 10aのカラーは5色。

  • Lavender(ラベンダー)
  • Fog(フォグ)
  • Obsidian(オブシディアン)
  • Berry(ベリー)
  • Isai Blue(イサイ・ブルー)

このうち、「Isai Blue(イサイ・ブルー)」は日本限定モデル。

5月20日に登場予定。Googleとヘラルボニーのコラボレーションによる特別なデザイン。なぜ同時に発売しないのか意味が分からない。

SoC(Tensor G4)

Google Pixel 10aに搭載されているSoC、つまりスマホの頭脳は、Googleが独自に開発したTensor G4チップを搭載している。つまり第4世代チップ。前作Google Pixel 9シリーズに搭載されているものと同じで、サムスンとの共同開発による4nmプロセスで製造されている。

  • サムスン共同開発の4nmプロセス
  • Tensor G3の発熱問題を改善
  • 電力効率が大きく向上

AnTuTuベンチマークv11(140万点)

Google Pixel 10aのAnTuTuベンチマーク総合スコアは1,400,000点程度で、これはミドルレンジスマホの中でも上位に相当するスペックだ。

総合スコア1,400,792点
CPU(演算能力)468,536点
GPUスコア(ゲーム性能)407,988点
メモリ(データ読み書き速度)232,299点
UX(操作の快適性)291,969点
出展:nanoareview

2026年現在であればミドルレンジスマホの中でも上位に位置づけられる「ミドルハイ」に分類される。AnTuTuベンチマークの目安は次の通り。

AnTuTuスコア(V11)代表的なSoC
(ハイエンド)
ヌルヌル。最高性能
総合スコア:約270万点以上
GPUスコア:約80万点以上
Snapdragon 8 Elite Gen 5
(準ハイエンド)
サクサク。不満無し
総合スコア:約200万点〜270万点
GPUスコア:約60万点〜80万点
A19(iPhone17)
(ミドルハイ)
十分な性能
総合スコア:約140万点〜200万点
GPUスコア:約30万点〜60万点
Tensor G4
(ミドルレンジ)
実用的な性能
総合スコア:約70万点〜140万点
GPUスコア:約15万点〜30万点
A16 (iPhone15)
(エントリー)
一般的な性能
総合スコア:約40万点〜70万点
GPUスコア:約5万点〜15万点
Snapdragon 7s Gen 2
(ローエンド)
最低限な性能
総合スコア:約40万点以下
GPUスコア:約5万点以下
Snapdragon 6 Gen 3

また、参考に他のスマホと比べると次の通り。

機種Antutu ベンチマークSoC(CPU)
Galaxy S26 Ultra3,800,000点Snapdragon 8 Elite Gen5
iPhone 17(Pro)2,500,000点A19Pro
iPhone 17(無印)2,300,000点A19
POCO F72,200,000点Snapdragon 8s Gen5
iPhone161,700,000点A18
POCO X7Pro1,600,000点Dimensity 8400 Ultra
iPhone 15 Pro1,590,000点A17 Pro
Google Pixel 10a1,400,000点Google Tensor G4
iPhone 151,300,000点A16 Bionic
iPhone14Pro936,100点A16 Bionic
AQUOS sense9600,000点Snapdragon 7s Gen2

性能としては2年前のハイエンド機であるiPhone 15 Pro程度と同等の性能を備えている。現在使っても申し分ないスペックだ。ただ、5万円以下で買えてしまう「POCO X7Pro」と比較するといくらか見劣りするのは気になるところ。

メモリ及びストレージ(2種類)

Google Pixel 10aの発売モデルは、ストレージ量が異なる2種類。メモリはどちらも一緒で8GB。

価格メモリストレージ
79,900円8GB128GB
94,900円8GB256GB

2026年現在で考えると、メモリもストレージもちょっと物足りない印象。特にストレージはライバルのiPhone17が最低容量256GBに増量したので、Google Pixel 10aも追従してもらいたいところだった。

ディスプレイ(6.3インチ有機EL (フルHD+ / 120Hz))

Google Pixel 10aのディスプレイは、6.3インチの有機ELディスプレイだ。画面サイズは今では標準の6.3インチ。iPhone17と一緒。

機種名画面サイズリフレッシュレート
Google Pixel 10a6.3120Hz
iPhone 166.160Hz
iPhone 16 Plus6.760Hz
iPhone 16 Pro6.3120Hz
iPhone 16 Pro Max6.9120Hz
iPhone 176.3120Hz
iPhone Air6.5120Hz
iPhone 17 Pro6.3120Hz
iPhone 17 Pro Max6.9120Hz

また、リフレッシュレートは120Hzに対応して画面がぬるぬる動くのが嬉しい。

項目スペック
画面サイズ6.3インチ
ディスプレイ有機EL
解像度フルHD+(2,424×1,080p)
リフレッシュレート120Hz
最大輝度 2,000 ニト

画面解像度は2,424×1,080pのフルHD+。通常のフルHDは1,980×1,080pだが、画面の比率が違うので数字が異なる。つまり解像度はフルHDと一緒。スマホなら十分の解像度。

バッテリー(5,000mAh / 45W急速充電)

Google Pixel 10aのバッテリーは5,000mAh。ここ最近のスマホの中でもそこそ大容量。単純比較はできないが、参考にiPhoneとの比較表は次の通り。

機種容量連続動画再生
Google Pixel 10a5,000mAh不明
iPhone 17e4,005 mAh26時間
iPhone 17 Pro Max5,088 mAh39時間
iPhone 17 Pro4,252 mAh33時間
iPhone Air3,149 mAh27時間
iPhone 173,692 mAh30時間
iPhone 16e4,005 mAh26時間
iPhone 16 Pro3,582 mAh27時間
iPhone 163,561 mAh22時間
iPhone 153,349 mAh20時間
iPhone 143,279 mAh20時間
iPhone 133,227 mAh19時間

メーカー公称値ではGoogle Pixel 10a連続使用可能時間は30時間。また、Google Pixel 10aは最大45Wの急速充電(有線)に対応している。一般には30W程度でも十分高速なので相当早い。

ワイヤレス充電(Qi 10W)

急速充電は45Wで相当早いが、ワイヤレス充電はQi規格で高速とは言い難く、最大10Wの充電速度だ。

とはいえ、個人的にはワイヤレス充電の充電速度はそんなに早くなくても問題ないと思っている。そもそも本機のバッテリーは5,000mAhで大容量。なので就寝時にワイヤレス充電機の上においておけば朝になる間には充電100%になる。外出先でワイヤレス充電をするのは愚の骨頂。

どうしても緊急で充電をしたい場合に、45Wの有線充電に対応している点は偉い。

カメラ

Google Pixel 10aのカメラはメインカメラの背面に広角カメラ、超広角カメラの2つ。前面にフロントカメラが1つ搭載されている。

メインカメラ(広角カメラ)

さて、非常に重要なGoogle Pixel 10aのメインカメラ。センサーサイズはスマホでは一般的な1/2インチ。画素数は4800万画素。望遠レンズはなく、光学8倍のズームに対応。

項目スペック
センサーサイズ1/2インチ
画素数4.8MP(4800万画素)
F値1.7
画角82度
最大ズーム光学8倍

カメラ(超広角)

Google Pixel 10aの超広角カメラはメインカメラと比べるといくらかスペックが劣る。特にセンサーサイズは1/3.1インチに縮小するため、夜間撮影はメインカメラに比べると苦手だ。

項目スペック
センサーサイズ1/3.1インチ
画素数1.3MP(1300万画素)
F値2.2
画角120度
最大ズーム光学8倍

カメラ(フロント)

最後にGoogle Pixel 10aのフロントカメラ。

項目スペック
センサーサイズ不明
画素数1.3MP(1300万画素)
F値2.2
画角96.1度

センサーサイズは不明。夜間に自撮りをする人はほとんどいないので問題ない。綺麗な画質を求めるならメインカメラで撮るべし。

防水防塵(IP68)

Google Pixel 10aの防塵防滴性能は「IP68」相当。防塵性能、防水性能ともに最高レベルの性能を兼ね備えている。

「IP68」の防塵防水性能は凄まじく、砂ぼこりの舞う屋外や風の強い環境でも内部にホコリが入り込む心配がない。また、水深1.5メートルに30分間沈めても問題ないほどの強力な耐水性能を誇っている。

Google Pixel 10aと9aの比較(ほぼ変化なし)

さて、ここまでGoogle Pixel 10aの基本スペックについて紹介をしてきたが、実際のところ他のGoogle Pixelシリーズと比べてどうなのか?その違いを次の表に表す。

項目Google Pixel 10aGoogle Pixel 9a
価格79,900円(128GB)
94,900円(256GB)
79,900円(128GB)
94,900円(256GB)
SoCTensor G4Tensor G4
メモリ8GB8GB
ディスプレイ6.3インチ有機EL (フルHD+/ 120Hz)6.3インチ有機EL (フルHD+/ 120Hz)
画面コーティングゴリラガラス3ゴリラガラス7i
最大輝度2000ニト1800ニト
ピーク輝度3000ニト2700ニト
本体サイズ(mm)H 153.9 x W 73 x T 9H 154.7 x W 73.3 x T 8.9
重さ183g186g
バッテリー5,100mAh / 45W急速充電5,100mAh / 45W急速充電
ワイヤレス充電対応(Qi 10W)対応(Qi 7.5W)
メイン(広角カメラ)4,800万画素(F値1.7 1/2インチ)4,800万画素(F値1.7 1/2インチ)
超広角カメラ1,300万画素(F値2.2 1/3.1インチ)1,300万画素(F値2.2 1/3.1インチ)
フロントカメラ1,300万画素(F値2.2)1,300万画素(F値2.2)
防水防塵IP68IP68
ロック解除顔、指紋認証顔、指紋認証
SIM形式eSIM / 物理SIM(nanoSIM)eSIM / 物理SIM(nanoSIM)
おサイフケータイ対応対応
外部ストレージ非対応非対応

太字になっているのが変更があった点。画面コーティング、ディスプレイ輝度、サイズ、重さ、無線充電に若干の違いがあるが、ほぼ変化なしと言ってしまっていいだろう。

中でも、SoCがTensor G4と、前作Google Pixel 9aから変更がない。本機はGoogle Pixel 10の廉価版というより、Google Pixel 9aの本体デザインを見直しただけのマイナーアップデート品と言ってしまっていいだろう。

Google Pixel 10aのメリット

ここまでの内容を踏まえて、Google Pixel 10aのメリットとデメリットを紹介していく。まずメリットは次の3点。

  • フルフラットなデザイン
  • 45Wの急速充電と無線充電をサポート
  • 価格据え置き(79,900円)

それぞれ解説していく。

フルフラットなデザイン

本機の最大のメリットは、カメラの突起がないフルフラットな美しいデザインだろう。カメラ部分は焦点距離を確保するためにどうしても分厚くなりがち。しかしGoogle Pixel 10aは厚さ9.0mmと、前作Google Pixel 9aの8.9mmと比べてわずか0.1mmの変化でフルフラット化を実現した。これはすごいことだ。

また、本機は9aから画面割れ耐性も強化。ディスプレイにGorilla Glass7iを採用することで耐久性が大幅に向上している。らしい。

45Wの急速充電と無線充電をサポート

Google Pixel 10aは45Wの有線急速充電に対応しているため、素早く充電をすることが可能。さらに、低速ではあるが無線充電(10W)にも対応をしている。本機はバッテリー容量も5,000mAhと大容量で、一日一回充電をすれば十分。家に帰って寝るときに無線充電をすればOK。速度は不要。

価格据え置き

また、本機は前作Google Pixel 9aから価格を据え置いて販売。79,900円というお値段は決して安くはないが、iPhone17(129,800円)と比べると相当に安い。

更に4月27日までのキャンペーンではあるが、Googleストアで購入をすると、Google ストアポイントが10,000ポイント付与される。これを加味すると実質69,900円で購入することができる。これのおかげでメルカリ等で新品未開封品が安価で出回る点も見逃せない。

Google Pixel 10aのデメリット

一方で本機のデメリットを挙げると次のとおり。

  • SoCは1世代前(Tensor G4)
  • Google Pixel 9aとほぼ一緒
  • どうせケースをつける
  • ストレージは128GBから
  • 外部ストレージ非対応

デメリットの方が多そうだ。それぞれ解説をする。

SoCは1世代前(Tensor G4)

本機に搭載されているSoCはTensor G4。つまりGoogle Pixel 9aと同じ。同じGoogle Pixel 10シリーズで採用されているTensor G5から1世代前のモデルになる。

Google Pixel 9aとほぼ一緒

つまり、本機はデザインがフルフラット化し、画面強度やディスプレイの輝度などが向上した(とされる)が、カメラ性能などはほとんど一緒。つまりGoogle Pixel 9aとほぼ一緒。お値段据え置きで販売しているからマイナスではないが、デザイン以外に進化した点がないと言わざるを得ないだろう。

どうせケースをつける

さらにそんなご自慢のフルフラットボディも、大半の人はスマホケースをつけるから意味をなさない。ディスプレイの強度がアップしたかもしれないが、勿論傷つかない訳じゃないし、割れない訳でもない。さらに言うとスマホ本体はポリカーボネート樹脂、フレームはアルミ。どちらも柔らかい素材なので落としたら凹む。絶対凹む。

ストレージは128GBから

本機はお値段据え置き79,900円ではあるが、256GBモデルだと94,900円。もうすぐ10万円。iPhone17が256GBモデルからに増量されて129,800円なので、これを考えるとグーグルも頑張って256GBモデルを価格据え置きで発売してもらいたかったところ。

外部ストレージ非対応

しかも本機は外部ストレージにも対応していない。昨今の環境であればストレージ128GBでも十分な容量とは言い難い。腐ってもAndroidスマホなのだから外部ストレージに対応するべき。結局256GBモデルを買わなければならないとなると、そんなにコスパ高くないよね?っていうのが本音。

(結論)Google Pixel 10aは買わなくていいかも

結論としては、Google Pixel 10aは買わなくていいかも。とはいうのも、俺は今までGoogle Pixelシリーズのスマホを使ったことがなくて、それ故に過去のGoogle Pixelシリーズまで遡って色々調べたんだけど、調べれば調べるほど今回のGoogle Pixel 10aは微妙な印象がある。

Google Pixel aシリーズはもう安くない

とはいうのも、俺にとってGoogle Pixelのaシリーズは高性能な割にめちゃくちゃ安いっていうイメージがあった。きっかけは間違いなく「Google Pixel 6a」で、廉価版として発売をされながら、当時10万円したiphone13に肉薄するスペックでお値段たったの53,900円で購入することができた。およそ半額。

機種名発売日価格
Google Pixel 3a2019年6月7日48,600円
Google Pixel 4a2020年8月20日42,900円
Google Pixel 4a(5G)2020年10月15日60,500円
Google Pixel 5a(5G)2021年8月26日51,700円
Google Pixel 6a2022年7月28日53,900円
Google Pixel 7a2023年5月11日62,700円
Google Pixel 8a2024年5月14日72,600円
Google Pixel 9a2025年4月16日79,900円
Google Pixel 10a2026年4月14日79,900円

しかし、グーグルにとって「Google Pixel 6a」は撒き餌だった。日本市場を席巻していたiPhoneからシェアを奪うために、グーグルの作ったスマホは高性能で安い。つまりコスパが良いという印象を刻み付けることに成功をしたんだ。

撒き餌が成功したら後は釣り上げるだけ。翌年以降は順当に値上げを開始。今回の10aこそ値上げはしなかったものの、お値段8万円と、別に安くはない水準になってしまった。

とはいえ、勿論性能は毎年あがっているから値上げは仕方ない。しかし、今回のGoogle Pixel 10aは値上げはしなかったものの、スペックも向上していないようだ。これはテンションが上がらない。

Google Pixel 10aは9aの焼きまわし

つまり、Google Pixel 10aはGoogle Pixel 10の廉価版ではなく、単純にGoogle Pixel 9aのデザインを変えただけの焼きまわしに過ぎない。これはiPhoneのSEシリーズの発売戦略よりひどい。iPhoneSE、SE2、SE3はいずれもiPhone8をベースにしていても、SoCを載せ替えてスペックは向上していた。一方でPixel 10aは外側を買えただけ中身は一緒。これを新製品として売り出すのはムリがあるというものだ。

フルフラットデザインも無意味

また、本機の売りであるフルフラットボディもほとんどの人には意味をなさない。どうせスマホケースをつけてしまう。スマホケースをつければフルフラットかどうかは関係ない。フルフラットボディを強調するのであれば、本当に落としても傷がつかないカッチカチの素材で作るか、5万円以下で売って、傷がついても精神的に辛くない安さで販売するべきだ。フルフラットボディは見た目こそいいが文字通り見た目だけで何の意味もなさない。

せめてストレージ容量を増量して欲しかった

百歩譲ってGoogle Pixel 9aからの焼きまわしである点は許すとして、それならデザイン以外に何かしらの付加価値が欲しかった。具体的に言えばストレージ容量を256GBモデルからに増量。もしくはカメラ周りをアップデートするとか。価格据え置きで256GBモデルであったのであれば、本機に対する評価もまた違ったものになっただろう。

まとめ

というわけで今回は俺にとって初めてのGoogle Pixel シリーズのレビューではあったんだけど、Google Pixel 10aは思ったよりコスパが高いというわけではないという印象。これは俺の期待値が高すぎたのもあるかもしれないんだけど、何よりGoogle Pixel 9aからの焼きまわし感が否めないのが良くない。

お値段79,900円(128GB)からであるが、裏を返せば8万円するスマホである点には変わりない。しかもストレージは128GB。これが安いと思うかどうかは人それぞれだと思うが、別に安くはないっていうのが正直な感想。iPhoneと比較するのもどうかとは思うが、じゃあGoogle Pixel をあえて選ぶ理由は何かといわれたら、今のところ俺はその質問に対する答えを持ち合わせていない。これより安くて性能が高いスマホはいくらでもある。

とはいえ、グーグルストアポイントも加味すれば69,900円で手に入る。昨今のスマホ高騰の中でGoogle Pixel 10aは結構お値段頑張っている。iPhoneじゃなくてもいいけど、中国メーカーのスマホは嫌だ。そんな人にとってGoogle Pixel 10aは最高にちょうどいいスマホなのかもしれない。


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  • この記事を書いた人

ジェームス

元公務員 / 既婚 / FP / 新人YouTuber / 趣味は登山。

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