今回は、2026年8月20日に発売されたGoogleの最新スマートフォン「Google Pixel 11」と、同サイズのハイエンドモデル「Google Pixel 11 Pro」の比較レビューをしていく。Pixel11(無印)のレビュー記事は次の通り。
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【Google Pixel11 レビュー】Geminiを活用して日常を快適にするAIスマホ入門機
両モデルとも画面サイズは同じ6.3インチだが、価格やカメラスペック、排熱構造などに違いがある。果たしてどちらを買うべきなのか、スペックの違いを踏まえて比較していこう。
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結論(買うべき人・そうでない人)

最初にこの記事の結論。同じ6.3インチの「Pixel 11」と「Pixel 11 Pro」だが、選び方の基準は以下のようになる。
カメラ性能を重視したいなら「Pixel 11 Pro」一択となる。特にPixel11Proは広角、超広角、望遠のすべてのカメラにおいて大きいセンサーサイズを搭載しており、より高画質に、より暗所性能に強い仕上がりになっている。




画質の劣化なく撮影ができるのは光学ズームの5倍までだが、超解像ズームのおかげで30倍、120倍の望遠ズームでも看板がくっきり撮影できているのがわかると思う。これは正直驚いた。無印モデルは30倍までなのでこの差は大きい。

対してPixel 11がオススメなのは次の人たち。
Pixel 11は136,800円(256GB)と、Proモデルに比べて約3.8万円安い。にもかかわらず、性能については大差ないのが正直なところ。

特にSoCは同じTensor G6チップ。バッテリー性能や充電性能もほぼ同じ。それでいて4万円近い価格差があるので、基本的にはPixel11の方がオススメ。
| 項目 | Google Pixel 11 | Pixel 11 Pro |
|---|---|---|
| 位置づけ | 標準・コスパ重視 | コンパクト最高峰 |
| カラー | 4色(⚫️⚪️🟢🔴) | 4色(⚫️⚪️🟢🟠) |
| 価格 | 256GB:13万6800円 512GB:15万6800円 1TB:無し | 256GB:17万4800円 512GB:19万4800円 1TB:23万4800円 |
| 画面サイズ | 6.3 インチ | 6.3 インチ |
| ディスプレイ | Actua (最大3,000nit) | Super Actua (最大3,600nit) |
| サイズ (高×横×厚) | 152.8 × 72 × 8.6 mm | 152.7×71.9×8.4 mm |
| 展開時 (高×横×厚) | ー | ー |
| 重量 | 約 197 g | 約 204 g |
| SoC | Tensor G6 | Tensor G6 |
| メモリ (RAM) | 12 GB | 12 GB / 16 GB |
| バッテリー容量 | 4,985 mAh | 4,850 mAh |
| 冷却機構 | — | ベイパーチャンバー |
| 広角カメラ | 4800万画素(1/1.56型) | 5000万画素(1/1.3 型) |
| 超広角カメラ | 1300万画素(1/3.1型) | 4800万画素(1/2.51型) |
| 望遠カメラ | 1080万画素 (1/3.2型,光学5倍) | 4800万画素 (1/1.95型, 光学5倍) |
| 前面カメラ | 1000万画素 | 4200万画素 |
| 最大ズーム | 最大 30 倍 | 最大 120 倍 |
| 背面板/LED(HiLight) | 光沢仕上げ / 非対応 | マット / HiLight対応 |
| 有線充電速度 | 最大30W 約30分で55% | 最大30W 約30分で55% |
| ワイヤレス充電 | Qi2(25W) マグネット内蔵 | Qi2(25W) マグネット内蔵 |
俺のように日常的なブラウジングやAIアシスタント「Gemini」の利用がメインであれば、無印のPixel 11でも十分に「スマホ×AI」の完成度を体感できる。


また、超解像ズームも30倍に対応している。Proに比べると物足りなく感じるが、30倍望遠でも実用性は高い。総じてPixel11の方が費用対効果が高くオススメ。
Google Pixel 11Proの概要と価格
| 項目 | Google Pixel 11 | Pixel 11 Pro | Pixel 11 Pro XL | Pixel 11 Pro Fold |
|---|---|---|---|---|
| 位置づけ | 標準・コスパ重視 | コンパクト最高峰 | 大画面ヘビーユーザー向け | 折りたたみ・大画面端末 |
| カラー | 4色(⚫️⚪️🟢🔴) | 4色(⚫️⚪️🟢🟠) | 4色(⚫️⚪️🟢🟠) | 2色(⚫️🟢) |
| 価格 | 256GB:13万6800円 512GB:15万6800円 1TB:無し | 256GB:17万4800円 512GB:19万4800円 1TB:23万4800円 | 256GB:20万7800円 512GB:22万7800円 1TB:26万7800円 | 256GB:27万9900円 512GB:29万9,900円 1TB:無し |
| 画面サイズ | 6.3 インチ | 6.3 インチ | 6.8 インチ | 外側:6.5 インチ 内側:8.0 インチ |
| ディスプレイ | Actua (最大3,000nit) | Super Actua (最大3,600nit) | Super Actua (最大3,600nit) | 外側:Super Actua 内側:Super Actua Flex |
| サイズ (高×横×厚) | 152.8 × 72 × 8.6 mm | 152.7×71.9×8.4 mm | 162.7×76.5×8.5 mm | 155.2×76×10.1mm |
| 展開時 (高×横×厚) | ー | ー | ー | 155.2×150.4×5mm |
| 重量 | 約 197 g | 約 204 g | 約 226 g | 約 239 g |
| SoC | Tensor G6 | Tensor G6 | Tensor G6 | Tensor G6 |
| メモリ (RAM) | 12 GB | 12 GB / 16 GB | 12 GB / 16 GB | 16 GB |
| バッテリー容量 | 4,985 mAh | 4,850 mAh | 5,115 mAh | 4,806 mAh |
| 冷却機構 | — | ベイパーチャンバー | ベイパーチャンバー | — |
| 広角カメラ | 4800万画素(1/1.56型) | 5000万画素(1/1.3 型) | 5000万画素(1/1.3 型) | 4800万画素(1/1.56型) |
| 超広角カメラ | 1300万画素(1/3.1型) | 4800万画素(1/2.51型) | 4800万画素(1/2.51型) | 1050万画素(1/3.4型) |
| 望遠カメラ | 1080万画素 (1/3.2型,光学5倍) | 4800万画素 (1/1.95型, 光学5倍) | 4800万画素 (1/1.95型, 光学5倍) | 1080万画素 (1/3.2型, 光学5倍) |
| 前面カメラ | 1000万画素 | 4200万画素 | 4200万画素 | 1000万画素 |
| 最大ズーム | 最大 30 倍 | 最大 120 倍 | 最大 120 倍 | 最大 30 倍 |
| 背面板/LED(HiLight) | 光沢仕上げ / 非対応 | マット / HiLight対応 | マット / HiLight対応 | マット / HiLight対応 |
| 有線充電速度 | 最大30W 約30分で55% | 最大30W 約30分で55% | 最大45W 約30分で75% | 最大30W 約30分で55% |
| ワイヤレス充電 | Qi2(25W) マグネット内蔵 | Qi2(25W) マグネット内蔵 | Qi2(25W) マグネット内蔵 | Qi2(25W) マグネット内蔵 |
Google Pixel 11Proは、2026年8月20日発表のスマートフォン。

キャッチコピー「with Gemini intelligence」のとおり、最新の「Google Tensor G6」チップを搭載し、完全対応した生成AI機能「Gemini Live」などを標準で組み込み、オンデバイスでのAI処理能力が向上している。

性能面では前作のPixel 10Proから革新的な変更はないものの、SoCがTensor G6チップにバージョンアップし、カメラ性能も向上している。
| モデル | Pixel 11 Pro | Pixel 10 Pro |
|---|---|---|
| 256GBモデル | 174,800円 | 174,900円 |
| 512GBモデル | 194,800円 | 194,900円 |
| 1TBモデル | 234,800円 | 設定無し |
それでいてPixel10Proからお値段が据え置き。Googleとしてはかなり頑張った価格設定と言いたいだろう。
Pixel 11Proの外観(黒色はマット加工)

今回購入したのは無難に黒「Obsidian(オブシディアン)」。到着してから気が付いたんだけど、Proモデルは基本エッジ部分が金属。

しかし、今回購入した黒色だけPixel11と同じマット加工。

個人的にはマット加工の方がかっこいいからOK。でもフレームがキラキラしているのが好きな人は黒以外のカラーを買おう。
インターフェース(すっきり)


側面を見てみよう。左側面にボタン類はなく、右側面に電源ボタンと音量ボタン。Pixel11と一緒。

底面を見てみよう。30Wの急速充電に対応するUSB Type-Cポート(USB 3.2 Gen 2)は外部ディスプレイ出力が可能。これもPixel11と全く一緒。

天面にSIMスロットを配置。物理SIMに対応しているのが嬉しい。
カメラユニット(出っ張りが気になる)

背面には広角、超広角、望遠のトリプルカメラを配置。左が広角。真ん中が超広角。右が5倍望遠レンズ。そして一番右にフラッシュライト。

お気づきの人もいると思うが、カメラユニットの出っ張りがPixel11に比べてだいぶ大きい。

横から見るとヤバイくらい出っ張っている。カメラユニットの出っ張りは実測で4.1mm。Pixel11は2mm。

ケースをつけても盛り上がるくらい出っ張っているので結構気になる。これはデメリット。
ディスプレイ(明るいがベゼルは太い)

ディスプレイは6.3インチ。勿論120Hz駆動で、最大輝度は3,600nitでかなり明るい。

ベゼルの太さはPixel11よりほんのわずかに細い。しかし、それでもかなり太い。
| Pixel11Pro | Pixel11 | |
|---|---|---|
| サイズ (幅×高×厚) | 71.9 × 152.7 × 8.4 mm | 72.0 × 152.8 × 8.6 mm |
| 重さ | 204 g | 197 g |
17万越えのスマホとしてはチープさが否めない。
重量(204gで重い)

また重量はPixel11よりちょっと重い204g。6.3インチのスマホで200g越えはちょっと重すぎる。ライバル機のiPhone17が177gであることを考えると、この重さは見過ごせない。
HiLight(通知機能)

また、Proモデル限定の機能として背面のカメラフラッシュが光って通知をお知らせしてくれる「HiLight」がある。設定した色によって誰から連絡があったのかがわかる。

ガラケーを彷彿させる趣向ではあるが、ぶっちゃけ不要。これを新機能として紹介しないといけないほど、11Proは前作10Proと比べて変わり映えが無いということ。
Pixel 11Proの基本スペック(Pixel 10Proとの比較)
| 項目 | Pixel 11 Pro | Pixel 10 Pro |
|---|---|---|
![]() | ![]() | |
| カラー | 4色(⚫️⚪🟢🟠) | 4色(⚫⚪🔘🟢) |
| 通常価格(税込) | 256GB:17万4800円 512GB:19万4800円 1TB:23万4800円 | 256GB:17万4900円 512GB:19万4900円 1TB:無し |
| SoC | Google Tensor G6 | Google Tensor G5 |
| メモリ(RAM) | 256 GB / 12 GB 512 GB / 16 GB 1TB / 16 GB | 256 GB / 16 GB 512 GB / 16 GB |
| ディスプレイ | 6.3インチ Super Actua ディスプレイ 最大120Hz ピーク輝度 3600nit | 6.3インチ Super Actua ディスプレイ 最大120Hz ピーク輝度 3300nit |
| サイズ (幅×高×厚) | 71.9×152.7×8.4 mm | 72 ×152.8 × 8.6 mm |
| 重さ | 204 g | 207 g |
| バッテリー容量 | 4,850 mAh | 4,870 mAh |
| 有線充電速度 | 最大30W | 最大30W |
| ワイヤレス充電 | Qi2.2(最大25W) | Qi2(最大15W) |
| メインカメラ | 5000万画素(1/1.3 型) | 5000万画素 (1/1.68 型) |
| 超広角カメラ | 4800万画素(1/2.51型) | 4800万画素 (1/2.51型) |
| 望遠カメラ | 4800万画素(1/1.95型) 光学5倍 | 4800万画素 (1/2.51型) 光学5倍 |
| ズーム機能 | 超解像ズーム 最大120倍 | 超解像ズーム 最大100倍 |
| LED(HiLight) | HiLight 対応 | 非対応 |
| 冷却機構 | ベイパーチャンバー | ベイパーチャンバー |
| 防塵防水 | IP68 | IP68 |
| 生体認証 | 指紋・顔認証 | 指紋・顔認証 |
| SIM形式 | nanoSIM / eSIM | nanoSIM / eSIM |
特に注目するべき点はやはり「SoC」が最新のtensorG6チップになったことだろう。Pixel 10Proとの大きな違いは以下の5つに集約される。
- SoC性能の向上(Tensor G5⇒G6)
- メモリ減少(16GB⇒12GB)
- カメラセンサー大型化(1/1.68 型⇒1/1.3 型)
- ズーム性能の向上(最大100倍⇒最大120倍)
- ワイヤレス充電の高速化(最大15W⇒25W)
それぞれ詳しく解説をしていこう。
SoC性能の向上(Tensor G5⇒G6)

Pixel 11ProのSoCは「Tensor G6」チップ。前作のG5と比べてAI処理能力が強化されている。普段のブラウジングはもちろん、SNSや動画視聴でカクつくことは一切ない。
| 項目 | Pixel 11 Pro | Pixel 10 Pro |
|---|---|---|
| SoC | Tensor G6 | Tensor G5 |
ただし、GPU性能については賛否両論。特にTensorG5の8コアから7コアに削減されているため、最近の重量級ゲームをするのであれば注意が必要。
メモリ減少(16GB⇒12GB)
また、Pixel10Pro(256GB)と比べてメモリが削減されている点も注意したい。
| 項目 | Pixel 11 Pro | Pixel 10 Pro |
|---|---|---|
| 通常価格(税込) | 256GB:17万4800円 512GB:19万4800円 1TB:23万4800円 | 256GB:17万4900円 512GB:19万4900円 1TB:無し |
| メモリ(RAM) | 256 GB / 12 GB 512 GB / 16 GB 1TB / 16 GB | 256 GB / 16 GB 512 GB / 16 GB |
12GBのメモリが少ないわけではないが改悪。省電力性はあがっているとは思うが、AI機能を重視する本作にとってこの選択肢は間違いだと思われる。

512GB / 1TB のモデルでは16GBに戻していることを鑑みるに、オーバースペックだから削減したわけではないのは間違いない。
AnTuTuベンチマークは180万点

Google Pixel11ProのAnTuTuベンチマーク総合スコアは約180万点。2026年現在であれば「ミドルハイ」に分類される。AnTuTuベンチマークの目安は次の通り。
AnTuTuベンチマークの目安
| AnTuTuスコア(V11) | 代表的なSoC | |
|---|---|---|
| (ハイエンド) ヌルヌル。最高性能 | 総合スコア:約270万点以上 GPUスコア:約80万点以上 | MediaTek Dimensity 9500 |
| (準ハイエンド) サクサク。不満無し | 総合スコア:約200万点〜270万点 GPUスコア:約60万点〜80万点 | A19(iPhone17) |
| (ミドルハイ) 十分な性能 | 総合スコア:約140万点〜200万点 GPUスコア:約30万点〜60万点 | Tensor G6 |
| (ミドルレンジ) 実用的な性能 | 総合スコア:約80万点〜140万点 GPUスコア:約15万点〜30万点 | A16 Bionic(iPhone15) |
| (エントリー) 一般的な性能 | 総合スコア:約40万点〜80万点 GPUスコア:約5万点〜15万点 | Snapdragon 7s Gen 2 |
| (ローエンド) 最低限な性能 | 総合スコア:約40万点以下 GPUスコア:約5万点以下 | Snapdragon 6 Gen 3 |
また、参考に他のスマホと比べると次の通り。
他のスマホとの比較(Antutuベンチマーク)
| 機種 | Antutu ベンチマーク | SoC(CPU) |
| Xperia1 VIII | 4,000,000点 | Snapdragon 8 Elite Gen5 |
| Galaxy S26 Ultra | 3,800,000点 | Snapdragon 8 Elite Gen5 |
| Xiaomi 17TPro | 3,200,000点 | Dimensity 9500 |
| iPhone 17(Pro) | 2,500,000点 | A19Pro |
| iPhone 17(無印) | 2,300,000点 | A19 |
| Xiaomi 17T | 2,100,000点 | Dimensity 8500-Ultra |
| iPhone 17e | 2,100,000点 | A19 |
| POCO F7 | 2,000,000点 | Snapdragon 8s Gen 4 |
| iPhone 16 | 2,000,000点 | A18 |
| Google Pixel 11 Pro | 1,800,000点 | Google Tensor G6 |
| Google Pixel 11 | 1,800,000点 | Google Tensor G6 |
| Xiaomi 15T | 1,600,000点 | Dimensity 8400 Ultra |
| POCO X7Pro | 1,600,000点 | Dimensity 8400 Ultra |
| iPhone 15 | 1,500,000点 | A16 Bionic |
| Google Pixel 10a | 1,400,000点 | Google Tensor G4 |
| Galaxy A57 5G | 1,300,000点 | Exynos 1680 |
| AQUOS sense9 | 600,000点 | Snapdragon 7s Gen2 |
昨今のハイエンド機には及ばないが必要十分の性能を備えている。
ディスプレイ:最大輝度アップ

Pixel 11Proのディスプレイは前作と同じ6.3インチ有機EL Actua ディスプレイ。
| 項目 | Pixel 11 Pro | Pixel 10 Pro |
|---|---|---|
| ディスプレイ | 6.3インチ有機EL Super Actua ディスプレイ | 6.3インチ有機EL Super Actua ディスプレイ |
| リフレッシュレート | 120Hz | 120Hz |
| 解像度 | 2,424×1,080ピクセル | 2,424×1,080ピクセル |
| 画素密度 | 422ppi | 422ppi |
| 最大輝度 | 3,600ニト | 3,300ニト |
| 強化ガラス | Corning Gorilla Glass Victus 2 | Corning Gorilla Glass Victus 2 |
120Hz駆動でスクロールが滑らか。最大輝度3,600nitで前作より少し明るさが上昇し、晴天下でも視認性も高い。
カメラセンサーの大型化

Pixel 11Proのカメラ構成は「広角(50MP)」「超広角(48MP)」「望遠(48MP)」のトリプルレンズ。
| Pixel 11 Pro | Pixel 10 Pro | |
|---|---|---|
| メインカメラ | 5,000万画素 / 1/1.3型 画角 85° / F1.7 | 5,000万画素 / 1/1.68型 画角 85° / F1.7 |
| 超広角カメラ | 4,800万画素 / 1/2.51型 画角 120° / F2.2 | 4,800万画素 / 1/2.51型 画角 120° / F2.2 |
| 望遠カメラ | 4,800万画素 / 1/1.95型 画角 23° / F3.1 光学5倍(超解像度120倍) | 4,800万画素 / 1/2.51型 画角 23° / F3.1 光学5倍(超解像度100倍) |
| フロントカメラ | 4,200万画素 / 画角 103° / F2.2 | 4,200万画素 / 画角 103° / F2.2 |
Pixel10Proと比較するとメインカメラと望遠カメラのセンサーサイズが大きくなり、暗所性能が向上した。
ズーム性能の向上(最大100倍⇒最大120倍)

また望遠ズームは5倍で変更ないが、超解像ズームが「最大100倍から最大120倍」に進化している。




超改造ズームは光学5倍ズームとデジタルズームを掛け合わせたもの。AIによる補正技術(ズーム画質向上機能)が優秀で、実用レベルの画質を維持してくれる。本質的に5倍以降は劣化した画像を加工しているだけだが、ちょっとビビるくらい綺麗な写真が取れてしまう。
ワイヤレス充電の高速化(最大15W⇒25W)

バッテリー容量は4985mAhに微増。有線充電は30Wで変更なし。一方でワイヤレス充電が「Qi2.2(最大25W)」に対応した。
| Pixel 11 Pro | Pixel 10 Pro | |
|---|---|---|
| バッテリー容量 | 4,850 mAh | 4,870 mAh |
| 充電速度 | 最大30W | 最大30W |
| ワイヤレス充電 | Qi2.2(最大25W) | Qi2(最大15W) |
Pixel10proの15W充電と比べて無線充電スピードが向上。マグネットでピタッとくっつくPixelsnap(ピクセルスナップ)がさらに実用的になった。
Pixel11Proと Pixel11 の違い
次に同じPixel11シリーズの無印モデルとのスペックを比較していこう。
| 項目 | Pixel 11 Pro | Pixel 11 |
|---|---|---|
![]() | ![]() | |
| カラー | 4色(⚫️⚪🟢🟠) | 4色(⚫️⚪🟢🔴) |
| 通常価格(税込) | 256GB:17万4800円 512GB:19万4800円 1TB:23万4800円 | 256GB:13万6800円 512GB:15万6800円 1TB:無し |
| SoC | Google Tensor G6 | Google Tensor G6 |
| メモリ(RAM) | 12GB | 12GB |
| ディスプレイ | 6.3インチ Super Actua ディスプレイ 最大120Hz ピーク輝度 3600nit | 6.3インチ Actua ディスプレイ 最大120Hz ピーク輝度 3000nit |
| サイズ (幅×高×厚) | 71.9×152.7×8.4 mm | 72 ×152.8 × 8.6 mm |
| 重さ | 204 g | 197 g |
| バッテリー容量 | 4,850 mAh | 4,985 mAh |
| 有線充電速度 | 最大30W | 最大30W |
| ワイヤレス充電 | Qi2.2(最大25W) | Qi2.2(最大25W) |
| メインカメラ | 5000万画素(1/1.3 型) | 4,800万画素 (1/1.56 型) |
| 超広角カメラ | 4800万画素(1/2.51型) | 1,300万画素 (1/3.1型) |
| 望遠カメラ | 4800万画素(1/1.95型) 光学5倍 | 1,080万画素 (1/3.2型) 光学5倍 |
| ズーム機能 | 超解像ズーム 最大120倍 | 超解像ズーム 最大30倍 |
| LED(HiLight) | HiLight対応 | 非対応 |
| 冷却機構 | ベイパーチャンバー | 無し |
| 防塵防水 | IP68 | IP68 |
| 生体認証 | 指紋・顔認証 | 指紋・顔認証 |
| SIM形式 | nanoSIM / eSIM | nanoSIM / eSIM |
細かい部分で若干の差があるが、Pixel11Proと Pixel11 の大きな違いは「カメラ性能」だ。
それぞれ解説をしていこう。
カメラ性能(画質比較)

Pixel 11Proのメリットは何と言ってもカメラ性能の高さ。Pixel11との違いは次の通り。
| Pixel 11 Pro | Pixel 11 | |
|---|---|---|
| メインカメラ | 5,000万画素 / 1/1.3型 画角 85° / F1.7 | 4,800万画素 / 1/1.56型 画角 85° / F1.7 |
| 超広角カメラ | 4,800万画素 / 1/2.51型 画角 120° / F2.2 | 1,300万画素 / 1/3.1型 画角 120° / F2.2 |
| 望遠カメラ | 4,800万画素 / 1/1.95型 画角 23° / F3.1 光学5倍(超解像度120倍) | 1,080万画素 / 1/3.2型 画角 23° / F3.1 光学5倍(超解像度30倍) |
| フロントカメラ | 4,200万画素 / 画角 103° / F2.2 | 1,050万画素 / 画角 95° / F2.2 |
広角、超広角、望遠カメラの全てで画素数とセンサーサイズが上回っている。より高画質に写真を撮影したい場合はPixel11Proの方が有利。

特に望遠カメラの性能には大きな違いがある。両機種とも光学5倍望遠だが、Pixel11Proは120倍、Pixel11は30倍の超解像ズームに対応。センサーサイズの違いが出やすい屋内での撮影比較結果が次の通り。
超広角カメラ(0.5倍)


超広角カメラの映りは一緒。
メインカメラ(1~3倍)


一番大事なメインカメラの映りも一緒。


3倍望遠も一緒。メインカメラで撮影したものをクロップしているだけと思われる。
望遠カメラ(5~30倍)
望遠カメラを使用する5倍望遠からは画質が明確に違う。


5倍望遠から明らかに11Proの方が画質が良い。ブログに張っている画像だと変わり映えしないかもしれないが、元データだと全然違う。


10倍望遠。ブログで見た感じでも11Proの方が文字「FOOD COURT」がはっきりしているのがわかると思う。


20倍望遠。11Proの方がにじみが少ない。


30倍望遠だとかなり違いが判ると思う。スマホのカメラでここまで遠くの写真が撮れるのは驚きとしか言いようがない。

極めつけは11Proの120倍望遠。はるか遠くの室内被写体をここまで綺麗に撮ることが可能。盗撮にしか使えない。
カメラユニットの出っ張り

11Proはカメラのセンサーサイズが大きくなった代わりに、カメラユニットが出っ張っている。

ケースをつけていてもこの部分だけ膨らんでいるので、気になると言えば気になる。
ベイパーチャンバー(冷却装置)
11Proは冷却システムとして「ベイパーチャンバー」を搭載。ごくわずかな水が封入された真空密閉済みの銅製チャンバーを採用している。

とはいえ、iPhone17Proみたいに大きな冷却ユニットを装着しているわけではない。実際に高付加をかけるアンツツベンチマークの測定結果はPixel11ProもPixel11も一緒。つまり意味がない。どうせ本機ではGPU性能不足で重量級ゲームが快適にできない。つまり意味はない。
HiLight対応

11Proシリーズの独自機能として「HiLight」がある。カメラフラッシュが光って通知を教えてくれる便利機能だが、これに価値を見出せる人は少ないと思われる。
【メリット】Pixel 11Proの「優位点」

ここからはPixel11Proを実際に使ってみて感じたメリットをとデメリットについて解説をしていく。
カメラ性能の向上(暗所性能アップ)

Pixel 11Proのカメラ構成は「広角(50MP)」「超広角(48MP)」「望遠(48MP)」のトリプルレンズで、Pixel11と比べてすべてのセンサーサイズが大きい。
| Pixel 11 Pro | Pixel 11 | |
|---|---|---|
| メインカメラ | 5,000万画素 / 1/1.3型 画角 85° / F1.7 | 4,800万画素 / 1/1.56型 画角 85° / F1.7 |
| 超広角カメラ | 4,800万画素 / 1/2.51型 画角 120° / F2.2 | 1,300万画素 / 1/3.1型 画角 120° / F2.2 |
| 望遠カメラ | 4,800万画素 / 1/1.95型 画角 23° / F3.1 光学5倍(超解像度120倍) | 1,080万画素 / 1/3.2型 画角 23° / F3.1 光学5倍(超解像度30倍) |
| フロントカメラ | 4,200万画素 / 画角 103° / F2.2 | 1,050万画素 / 画角 95° / F2.2 |
使用頻度の高いメインカメラ、動画撮影で役立つ超広角カメラはもとより、望遠カメラのセンサーサイズが1/3.2型⇒1/1.95型に大型化している点は、本機の120倍超解像ズームの有用性を高めてくれるポイントだと言える。
120倍ズームの超望遠カメラ
また望遠ズームは5倍で変更ないが、超解像ズームが「最大120倍」に対応。


正直光学5倍以降はデジタルズームなので全く期待していなかったが、びっくりするくらいの解像度。良い意味で期待を裏切られた。


【デメリット】Pixel11と比べて感じた「5つ弱点」
一方でPixel11と比べたデメリットは次の通り。
価格が高い(174,800円スタート)

Pixel11Proのデメリットはその価格の高さだ。一番安い256GBモデルで17万4800円。あまりにも高い。にもかかわらず他社の同価格帯スマホと比べて性能が低いと言わざるを得ない。つまりコスパが悪い。
| 項目 | Pixel 11 Pro | Pixel 11 |
|---|---|---|
| 通常価格(税込) | 256GB:17万4800円 512GB:19万4800円 1TB:23万4800円 | 256GB:13万6800円 512GB:15万6800円 1TB:無し |
Pixel11も13万6800円でかなり高いが、発売直後のストアポイント還元を加味すれば実質10万円以下で購入可能だった。
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【最大45%オフ】Google Pixel 11を一番安く買う方法!実質75,900円でゲットする裏技
Pixel11はストアポイント還元終了後も、ネットショップでは11万円台。フリマサイトで10万程度で手に入れることができるのは嬉しい。対してPixel11Proはポイントの還元額が少なかったこともあって、ネットショップで16万円台とまだまだ高い。
カメラ性能に大きな差はない

これまでPixel11Proのカメラ性能の優位性を示してきたが、ただ実際のところPixel11と比べてどれくらいの違うかと言われれば「そんな変わらない」というのが正直な感想。
| Pixel 11 Pro | Pixel 11 | |
|---|---|---|
| メインカメラ | 5,000万画素 / 1/1.3型 画角 85° / F1.7 | 4,800万画素 / 1/1.56型 画角 85° / F1.7 |
| 超広角カメラ | 4,800万画素 / 1/2.51型 画角 120° / F2.2 | 1,300万画素 / 1/3.1型 画角 120° / F2.2 |
| 望遠カメラ | 4,800万画素 / 1/1.95型 画角 23° / F3.1 光学5倍(超解像度120倍) | 1,080万画素 / 1/3.2型 画角 23° / F3.1 光学5倍(超解像度30倍) |
| フロントカメラ | 4,200万画素 / 画角 103° / F2.2 | 1,050万画素 / 画角 95° / F2.2 |
確かに画素数とセンサーサイズが大きくなっているが、どっちのスマホでとっても綺麗に撮れる。夜景写真や動画撮影では違いが出ると思われるが、そもそも夜景撮影なんかほとんどしない。
120倍望遠は必要ない

対して、望遠カメラの性能は明らかにPixel11Proの方が優秀。加えて120倍望遠はかなり実用的。しかし、120倍ズームを実際に使うかと言われれば「使わない」が正直な感想。

スマホカメラで遊ぶ分には良いが、120倍ズームはあまりにも寄れ過ぎて、逆に写すものが無い感じ。スポーツ観戦やコンサートなんかで演者を撮影しようにも、もともとの画像はボケているので、AI補正したとしても顔が綺麗に撮れるわけでもない。

あくまで遠くの静止した物体にしか効果が無い点には注意してもらいたい。結局はPixel11の30倍ズームで十分というのが結論。遊ぶ分には面白い。
重量級ゲームには不向き

TensorチップはAI処理に特化しているため、スナップドラゴン搭載のハイエンド機と比較すると、ゴリゴリの3Dゲームを最高画質で長時間プレイするのには向いていない。

これはPixel11にも言えるが、より高額でハイエンド機のPixel11Proが「ゲームもできない」というのはちょっと残念。やや残念。大変残念。ゲーム性能を削るのは良いが、その部分価格もしっかりと落としてほしいというのが本音。
6.3インチスマホとしては重い

Pixel11の重量は204g。カメラユニットが分厚くなったこともあって、Pixel11の197gよりも重い。6.3インチのスマホとしてはあまりにも重い。この点もPixel11Proがオススメできない要因の1つである。
まとめ:Pixel11Proはオススメしない

というわけでこの記事のまとめ。Google Pixel11ProはPixel11と比較して「望遠カメラ」に重点を置いた一台だと言える。
120倍望遠は凄いが不要

特に120倍望遠の超解像ズームの描写力は圧巻。超遠くの物体を鮮明に撮影することができる。6.3インチのコンパクトな筐体にこのカメラ性能が組み込まれていること自体はめちゃくちゃ凄いこと。

「一眼レフいらず」とは言わないが、この写真が撮れるなら一眼レフなんて持たなくても良くね?とはマジで思う。
Pixel11のコスパが際立つ

ただし、同シリーズのPixel11と比較するとコスパの低さが目立つ。正直望遠カメラ以外の性能はほぼ一緒。それでいて価格は38,000円高い。望遠カメラ性能だけにこの価格を出すのはためらわれる。
| Pixel 11(256GB) | ストアポイント | 実質価格 | |
|---|---|---|---|
| Pixel 11 | 136,800円 | 40,900円 | 95,900円 |
| Pixel 11 Pro | 174,800円 | 30,900円 | 143,900円 |
| Pixel 11 Pro XL | 207,800円 | 52,900円 | 154,900円 |
| Pixel 11 Pro Fold | 279,900円 | 52,900円 | 227,000円 |
Pixel11Proは他モデルに比べてGoogle Storeポイントの還元が弱かったのも致命的。
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基本的にはネットショップなどで11万台で買えるPixel11の方がオススメ。120倍望遠に魅力を感じる人は11Proでも良いのではなかろうか。
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