楽天モバイルを使うメリットといえば、「データ無制限」そして無料通話アプリ「Rakuten Link(楽天リンク)」を使えることだろう。国内通話が無料でかけ放題になる神アプリだが、「実は料金が発生していた…」というケースがある。というか普通にある。

また、無料通話アプリと言えば大多数の人が思い浮かべるのが「LINE」だが、LINEとの違いは一体何か。今回は、無料通話アプリ「Rakuten Link」の無料範囲と、見落としがちな注意点を解説していきたいと思う。
この記事のポイント
- LINE通話通話アプリとの違い
- 楽天リンクで何が無料になるのか
- 通話料が発生してしまう「3つの落とし穴」
- iPhoneユーザーが特に気を付けたいこと
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1. そもそも「楽天リンク」と「LINE」は何が違うのか?

そもそも「Rakuten Link(楽天リンク)」が何なのかっていう話にはなるんだけど、楽天リンクは楽天モバイルユーザーだけが利用できる専用の無料通話アプリだ。
LINE(ライン)は発信相手もアプリが必要

感覚としては「LINE」と近いが、ラインの場合は発信相手もラインアプリを利用している必要があること、そして相手のラインアカウントを知っている必要がある。
楽天リンクは電話番号を知っていれば使える

一方で楽天リンクの場合は、相手が楽天モバイルユーザーかどうかは関係なく、相手の電話番号さえ知っていれば無料で電話をかけることができる。これが「LINE」のようなメッセージアプリとは大きく異なる点だ。また、固定電話の場合でも原則無料で通話できる。例外は後程解説する。

つまり、スマホの電話帳に電話番号が登録されているのであれば、通話無料で電話をかけることできる。あまり知られていないが、これが楽天リンクの優れたメリットなんだ。
そもそも「楽天リンク」で何が無料になるのか?

国内通話無料を謳っているが、そもそも、どのような利用の時に無料で使えるのだろうか。「Rakuten Link」が無料で使える範囲は次のとおり。
- 国内通話が「ほぼ」無料
- SMSの送受信が無料
- 海外から国内への発信が無料(例外あり)
国内通話が「ほぼ」無料

中でも特筆するべきは国内通話が無料になる点だ。電話番号さえ知っていればスマホだろうが固定電話であろうが無料で通話ができるのは純粋にデカい。LINEアプリも無料で通話できるが、電話番号を知らなければかけられないし、勿論固定電話にもかけられない。これが大きな違いだ。

ほとんどの場合は無料になるが、その中でも「例外」はある。その例外のせいで通話料がかかることが結構あるので、これは注意したいところだ。
SMSの送受信が無料

加えて、楽天リンクを利用すればSMS、つまりテキストメッセージを無料で送受信することができる。ただし国内限定。これもラインとは異なり、相手の電話番号さえ知っていれば無料で利用できる点は嬉しいポイントだ。ちなみにドコモの格安回線「ahamo」の場合だと、SMSは受信無料だが、送信は料金がかかる。3円~33円/通(文字数による)

ただし、後述するがiPhoneユーザーの場合、相手が楽天リンクを利用していない場合は標準のメッセージアプリに届く。返信する場合は都度、楽天アプリを開いて返す必要があるので、やや面倒くさい。が、頻繁にあることではなく、SMSは数円のサービスなので、ここは気にせず標準アプリで返信してしまっていいだろう。
海外から国内への発信が無料

よく「楽天リンクは海外利用も無料」みたいに紹介している人がいるが、それは誤りだ。国際電話で無料になるのは「海外から国内への発信」、そして「海外での着信」に限られる。しかも「相手も楽天リンク利用者」でなければ無料にならない。

なので、日本にいる楽天モバイルユーザーの家族に電話をする時は無料で発信できるが、それ以外のケースでは有料になるので注意してもらいたい。
参考に日本から海外にかける場合の電話料は次の通り。
日本から海外に発信する場合の電話料
| 相手の電話番号の国・地域 | 通話料/30秒 |
|---|---|
| アメリカ(本土) | 34円 |
| ハワイ | 34円 |
| 韓国 | 57円 |
| 中国 | 57円 |
| イギリス | 108円 |
| オーストラリア | 68円 |
| ブラジル | 134円 |
| エジプト | 180円 |
要注意!通話料が発生してしまう「3つの落とし穴」

というわけでほとんどの場合、つまり「原則」楽天リンクでの通話は無料になる。しかし、「原則」があれば勿論「例外」もある。その例外のせいで通話料がかかることが結構あるので、これは注意したいところだ。
- 特番通話(0570など)への発信
- 海外での利用や国際電話は有料
- 標準アプリでの発信
「無料だと思ってたのに請求が来た!」とならないために、以下のポイントは必ずチェックしておこう。
① 特番通話(0570など)への発信

一番多いのが「特番通話」だろう。特番通話というと聞きなじみがないが、いわゆる「110番(警察)」や「119番(消防)」、「117番(時報)」などになる。110番や119番は勿論無料で使えるが、時報サービスは有料。そして楽天リンクから117番にかけた場合も有料になる。

今どき時報にかけるやつなんていないと思うかもしれないんだけどちょっと待ってほしい。有料特番通話は何も時報サービスだけじゃない。最近多いトラブルが「0570番(ナビダイアル)」だ。これはRakuten Linkから発信しても、標準の通話アプリと同じように料金が発生する。

フリーダイアル(0120)に電話した場合、自分が通話料金を支払うことはないが、ナビダイアルにかけた場合はその料金を自分が負担することになる。

スマホからナビダイアルにかけた場合の料金は「10円(税込11円)/ 20秒」。ちなみにahamoの場合は「20円(税込22円)/ 30秒」なので、ちょっと安い。とは言え、無料だと思って長電話をしているとあっという間になかなかいいお値段になる。10分話しただけで330円だ。
② 海外での利用や国際電話は有料

繰り返しになるが、海外での利用には注意が必要だ。国際電話で無料になるのは「海外から国内への発信」、そして「海外での着信」に限られる。しかも「相手も楽天リンク利用者」でなければ無料にならない。ほとんどの場合は高額な料金が発生するので、国際電話は基本的に有料だと考えていいだろう。
③ 標準アプリでの発信(これが一番多い)

スマホの連絡先やブラウザの電話番号リンクをタップした際、OS標準の通話アプリが立ち上がってしまうことがある。例えば飲食店を探してそのまま予約しようと電話番号をタップするとこうなる。楽天リンクアプリを使用していないので、勿論料金がかかる。これを防ぐには楽天リンクアプリに電話番号を打ち込んで通話をする必要があるので、少し面倒くさい部分になる。
覚えておきたい「SMS」の落とし穴(iPhoneユーザーは特に!)

繰り返しになるが、iPhone(iOS)版の楽天リンクは、Android版と仕様が異なる。
- iOS版: 相手がRakuten Linkを使っていない場合、標準の「メッセージ」アプリで受信することになる。この場合、自分から返信する際は標準アプリから送信することになり、SMS送信料が発生する。
- Android版: 相手が誰であれRakuten Link内で完結するため、基本的に無料。
つまり、後述するがiPhoneユーザーの場合、相手が楽天リンクを利用していない場合は標準のメッセージアプリに届く。返信する場合は都度、楽天アプリを開いて返す必要があるので、やや面倒くさい。が、頻繁にあることではなく、SMSは数円のサービスなので、ここは気にせず標準アプリで返信してしまっていいだろう。
無料発信か確認する方法

さて、楽天リンクを利用する際に完全無料ではないことはわかった。でも有料電話になる条件をいちいち覚えておくのは面倒だ。そんな時に便利な「無料電話」か「有料電話」の見分け方を紹介したい。


結論を言うと、楽天リンクで電話をする時に無料か有料かを見分ける方法は、通話ボタンの色の違いになる。無料通話の場合はピンク色。そして有料通話の場合は緑色の電話マークになる。これだけ覚えていれば大丈夫だ。

また、有料通話の場合は発信前に警告メッセージが出るのでここは安心設計。
楽天リンクの通話品質

最後に、楽天リンクの通話品質だが、「LINE」と同程度の品質だといってしまっていいだろう。よく、携帯電話とライン電話の違いを「電話回線」か「インターネット回線」の利用の有無と説明されがちなんだけど、実際はどちらもインターネット回線を利用している。なので、ネットが圏外になれば勿論電話回線も使えない。

一方で、電話回線の方がより優先順位が高いレベルで通信を行っているため、通常の電話の方が音声品質がよく、ラインなどのアプリの電話は品質が悪いと言われる。楽天リンクの仕組みは「LINE」と同じく、インターネット回線(VoIP)を使用するため通信環境に大きく依存する。逆に言えば、LINE通話に不満が無ければ何ら問題ない。これは、楽天モバイルの通信回線がそもそも自宅に届いているかによって大きく左右されるところでもある。
極論を言えばLINEで構わない

つまり、楽天リンクを一言で説明すれば「電話番号が利用できるLINE電話」ということになる。確かに電話番号を知っていれば無料で利用できる点は楽天リンクのメリットだ。しかし、そもそも電話番号を知っている人。頻繁に電話をかける人であればLINEの連絡先も知ってるよね?っていうのが正直なところ。

楽天リンクは「あれば便利」なのは間違いないのだが、じゃあ無くて困るかと言われたらそういうわけでもない。あくまで楽天モバイルユーザーに対する無料サービスであって、楽天リンクが楽天モバイルを選ぶ理由にはなり得ない。LINEで良くね?っていうのが俺の正直な感想。
まとめ

今回は楽天モバイルが前面にPRしている「Rakuten Link」について解説をしてきた。俺もサブスマホで楽天モバイルは契約をしていたけれども、通話はLINEしか使っていなかったので、楽天Linkについては意外と知らなかった。

結論としては「電話番号が利用できるLINE電話」といった感じ。ひと昔前であれば有益だったかもしれないが、知り合いであればほぼLINEの連絡先を知っているから、やっぱり出番があんまりないというのが正直な感想。LINEでよくね?

そして楽天Linkは無料をうたっているが、一部有料になる場合があることにも注意が必要。具体的には次の通り。
- 発信前に「Rakuten Linkアプリ」が開いているか確認する!
- 0570などのナビダイヤルは有料だと割り切る!
- iPhoneユーザーはSMS送信料に注意する!
これさえ押さえておけば、楽天Linkでうっかり課金してしまうっていうこともないだろう。ただ、LINEでよくね?って言われてしまったらその通りではある。
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