2026年2月。待望の第一子を妻が出産したことは以前の記事でも書いたとおりで、YouTubeのコメント欄でもお祝いのメッセージを貰ったりした。嬉しい。
-

【チャンネル登録者1000人】YouTubeにこれから挑戦する人たちへ
続きを見る
妊娠期は羊水の量が多くてダウン症の疑いもあった。「羊水量が多い=赤ちゃんの消化器官に異常があるかも」だからだ。だから出生前診断で検査したり、早産してしまうんじゃないかと思うこともあったが、何とか生まれてきてくれた。感動。
-

【ダウン症】出生前診断(NIPT)を受けて分かった検査費用や誰が受けるべきかを解説する【体験談】
続きを見る
無事に生まれて安心していたら、今度は妻がモンスター化した。いわゆる産後クライシス。これも何とか乗り切って妻を人間に戻すことに成功をした。
-

【産後クライシス】産後うつで妻がモンスターになったハナシ【新生児期】
続きを見る
そんな産後クライシスに陥った1つの原因として、乳幼児期のミルク問題がある。具体的に言うと、おっぱいをどれくらいあげるか。伴ってミルクをどれくらいあげるか。母乳の量を増やすためにどうすればいいのか。今回は主役となる妻と、微力ながら近くでサポートをした2か月目の体験記を記していこうと思う。
こっちもおすすめ
-

【チャンネル登録者1000人】YouTubeにこれから挑戦する人たちへ
続きを見る
-

【不妊治療】35歳になって急に子どもが欲しくなったハナシ【体験談】
続きを見る
母乳か、ミルクか。それとも混合か。

まずはじめに、生まれて間もない新生児期や、1か月経った乳幼児期。赤ちゃんのゴハンはミルクになる。つまりはおっぱいだ。赤ちゃんはミルクあげてウンコさせて寝かせればいいんでしょ?なんて思っていた時期が俺にもあったが、コトはそう簡単ではない。そもそも、ミルクといってもその授乳スタイルで3つに分けることができる。
完全母乳(完母)

完全母乳は書いた字の通り、赤ちゃんの食事をすべて母乳だけで賄う手法だ。これはイメージしやすいと思う。母乳を飲ませると赤ちゃんの免疫力が高くなる。なんて言葉を聞いたことがあるだろう。真偽は不明だが、せっかくだから母乳で育てたいという母親は多いと思う。欠点としては「赤ちゃんがどれだけ飲んだか」がわからない点。あと乳首から出血することもある。
完全ミルク(完ミ)

一方で完全ミルクもイメージしやすい。母乳ではなくすべて調乳したミルクによって赤ちゃんのゴハンを賄う方法だ。毎回調乳する手間はあるが、乳量を管理しやすいのが何よりのメリット。

デメリットとして授乳後に哺乳瓶や乳首を洗う手間がある。これが地味に面倒くさいが、数本用意してまとめて洗えばOK。
混合(母乳+ミルク)

そして第三のタイプが混合だ。つまり母乳とミルクを織り交ぜて与える方法。母乳を与えて飲み足りないようであればミルクを足してあげる感じ。多分これが一番スタンダードだと思うんだけど、デメリットとしては母乳がどれくらい飲んだかわからないから、与えたミルクの総量を管理しづらい点。
母乳が簡単に出ると思ったら大間違い

赤ちゃんが産まれたらおっぱいは勝手に出るんでしょ?と思うかもしれない。俺もそう思っていた。しかしそれは大間違い。母乳は簡単に出ない。出そうと努力をしないと出ない。

勿論これは体質によると思うんだけど、母乳は勝手には出てこない。特に生まれた直後は出ない。出ないながらも赤ちゃんに加えさせて刺激をしなければならない。母乳はでないから赤ちゃんは嫌がる。でも加えさせる。これを繰り返す。

母乳が出るかどうかは勿論体質にもよるとは思うんだけど、この時点で母乳がでなくて精神的に参ってしまうお母さんもいるとは思う。そんな時に軽々しく「ミルク飲ませよう」などと言ってはいけない。それは妻の精神を逆撫でているだけに過ぎない。最初は妻のやりたいようにやらせることが肝心だ。
母乳が出てからも大変

そんな努力の結果、ありがたいことに母乳が出るようになった。赤ちゃんも飲んでくれる。しかしそうなると次の問題が発生する。それが「どれだけ飲んだか」がわからないことだ。赤ちゃんなんてミルクを飲みたいだけ飲ませればいいじゃん。お腹いっぱいになれば寝るでしょう?と思うかもしれない。俺もそう思っていた。しかしこれもそう簡単にはいかない。

とはいうのも、赤ちゃんはまだ満腹中枢が未発達。つまり満腹感を感じづらい。ゆえにミルクを必要以上に飲む恐れがある。するとどうなるかは想像に難くない。大人と一緒で吐くんだ。ただ、吐いたからと言ってそれが飲みすぎなのかどうかわからないのがまたやっかいなところ。しゃっくりをしたタイミングでも吐くし、ウンコをしようと気張ると吐く場合もある。

個人的には空腹感を与えているより飲ませ過ぎぐらいの方が好ましいとは思うんだけど、これに対するとらえ方はひとそれぞれ。少なくとも俺の妻はそう思っていなかった。苦しそうにする赤ちゃんを見ていたらそう思うのは無理もないと思う。
満腹にならないと寝ない

しかし、赤ちゃんが満腹にならないと寝ないのもまた事実。故に夜の寝かしつけを担当していた俺にとっては地獄の時間で、赤ちゃんが中々寝ない。でもミルクをあげることはできない。これは辛い。
頻回授乳をしないと乳量は増えない

ただ、妻は赤ちゃんや俺にいじわるをしていた訳ではない。ミルクを早々足せない理由の1つに「頻回授乳」がある。母乳量はできるだけあげる挑戦をしていかないと増えていかない。ミルクを飲ませると赤ちゃんが母乳を飲む量が減ってしまうから早々足すことができない。また、ミルクの量の総量は一日あたりの目安が決まっているから、これを越さないようにも注意したい。
授乳は3時間おきにしなければならない

また、生まれて2か月目の赤ちゃんは大体3時間ごとの授乳が必要。それぐらいの時間が経つと赤ちゃんが泣き始める。また、母乳の方も3時間程度たったら授乳をしないと胸がドンドン張って痛いらしい。放置していると乳房炎になるから、授乳をするか、搾乳機で出す必要がある。

つまり、ミルクをあげようがあげなかろうが、どちらにしろ3時間ごとにおっぱいを出す必要がある。であれば、ミルクに頼らずにできるだけ母乳を飲ませた方が合理的ではある。
妻はまとまった睡眠がとれない

ここで1つ問題になるのが、妻はまとまった時間寝ることができないことだ。前述したとおり、3時間ごとに授乳または搾乳をしなければならないからだ。
母乳で育てるのは想像以上に大変

つまり、完全母乳または混合で赤ちゃんを育てようと思った場合、それなりの覚悟が必要になる。少なくとも母親はまとまった睡眠をとることができない。だから新生児期や乳幼児期は実家や夫のサポートが必須なんだ。
完全ミルクの方が楽(だと思う)

なので、実際に乳幼児期の赤ちゃんを育てた体験から話すのであれば「母乳をあげるかどうか」で育児の難易度は桁違いに変わる。単純に完全ミルクであれば夫婦が交代で行えば片方は6時間程度休むことができる。母乳の場合は母親側が必ず3時間毎に起きる必要がある。

もちろん、完全ミルクで育てている人が楽をしていると言っている訳ではない。繰り返しになるが調乳や洗浄の手間はかかる。しかし、これらは工夫することで対応可能。ミルク総量の管理も容易。一方で母乳をあげる場合はそうはいかない。
母乳で育てるなら覚悟が必要

つまり何が言いたいのかというと、母乳で育てるのはかなり大変だから覚悟が必要だよっていうこと。睡眠時間が減ればイライラもする。不安やイライラは近くの人に伝播する。夫もイライラする。結果として産後クライシスが起きやすい。
-

【産後クライシス】産後うつで妻がモンスターになったハナシ【新生児期】
続きを見る
なので、これはその夫婦の関係とか、妻の特性とか、実家の支援を受けられるかとか、要素は色々あるんだけど、もしかしたら母乳で育てるよりミルクだけで育てた方が良いケースもあるよっていうことを覚えておいてもらいたい。
まとめ(男性陣は覚悟が必要)

母親は子どもを腹で育て、そして産んだ経験をしているから覚悟が決まっている。しかし、男性側はそうではない。

母親は必死で育てている。夫もサポートしている。どちらも赤ちゃんのことを思ってやっている。でも、ツマラナイすれ違い、心無い言葉で傷つけてしまうかもしれない。一度言った言葉は取り消すことができない。言葉のすれ違いで一生の伴侶と子どもを失うかもしれない。だから、こんなはずじゃなかったと後悔しないよう男性陣は覚悟をしてほしいんだ。俺はなんとか踏ん張ったが、覚悟は足りなかった。
現代は娯楽に溢れすぎている

こんなことを言うと、じゃあ子どもなんていらねーよと思うかもしれないんだけどちょっと待ってほしい。確かに現代は娯楽に溢れている。テレビ、スマホ、ゲーム、ネットショッピング。例を挙げたらきりがない。娯楽が少なかった昔なら子育てこそが最上の幸福だったかもしれないが、今はそうではない。でも、挑戦できる機会があるのであればトライしてもらいたい。
子育ては辛い でも幸せ

子育ては辛い。間違いなく辛い。生活の主軸が言葉の通じないモンスターに移るのだから仕方がない。一方で子育ては幸せ。寝かしつけに苦労した翌朝も、子の寝顔を見れば報われる。2か月目にはクーイング(うーうーとかの発語)するようになってくる。かわいい。昨日までできなかったことが今日できるようになると嬉しい。
「辛いという字がある。もう少しで幸せになれそうな字である。」
ここが踏ん張り時。もう少ししたら幸せになれる。報われる時は必ず来る。




