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結婚

【ロケフォト】結婚式を諦めてロケーションフォトをしたら最高の思い出になった話

人生最高の瞬間の一つ、結婚式。

 

今まで友達や会社の先輩だけでなく、大学の同級生だったからというだけで頭数として呼ばれてはご祝儀を払い続けてきた一大イベントをついに自分も行うときが来たということでワクワクする人も多いと思う。

 

でもちょっと待ってほしい。

 

本当にその結婚式、やる必要あるんですか?

 

あなたは何で結婚式をするんですか、やらなきゃいけないものなんですか?っていう疑問を、かつて俺が俺自身に投げかけて、結果として結婚式をしないという決断に至ったから、どうしてその結論に至ったのかっていうのを実体験を元に解説していく。

 

この記事では、今まさに結婚式場を探している人や、まだ彼女と付き合い立ての人にとっても、きっと参考になると思うから是非読んでいってほしい。

 

  

ブライダルフェアに多数参加

俺が入籍を済ませたのは2021年の7月のことで、入籍した翌週にはもうブライダルフェアを予約していた。

 

それだけ当時の俺も「結婚式」という一大イベントについてはとても前向きだったんだ。

 

最初のブライダルフェアは葉山の海沿いにあるお洒落なホテルだった。

 

ゼクシィで検索したら、かなり最初の方にデカデカと広告を打っていて、ブライダルフェアに参加するとコース料理がタダで食べれるしお土産にグループ会社の商品券が1万円貰えるっていうんだから行かない手はなかった。

 

人生の主役になれる気分

意気揚々とデート気分で乗り込んだらホテルの人達がみーんなお祝いしてくれるんだよね。

 

それで、披露宴の体験とかが出来て、その時もたくさんのホテルスタッフが出迎えてくれたりするの。

 

こんなにお祝いされたことなんて人生で一度もなかったよね。

 

ああ、結婚式って何て素晴らしいんだろう!って思ったよマジで。

 

普通の新婚カップルならこのまま勢いで契約することも多いんだろうけど、実はゼクシィのキャンペーンで、5軒式場見学すると4万円のギフト券を貰えるっていう大盤振る舞いをしていたんだ。

 

こんなに楽しくて美味しい思いをあと何回でもできるんなら、まだ式場を決めなくたっていいよね?って思うよね。

 

見積書を見て現実に戻る

祝福の雨あられを受けて、まるで自分たちが今日の主人公であるかのように錯覚しているうちに奴らは現実を刷り込んでくる。

 

そう、見積書だ。

 

出席者40人で「200万円」

 

高い、明らかに高い。しかもこれで割引が100万円入っているんだからびっくりだ。

 

更にここからオプションをつけていくとドンドン高くなるっていうんだから正気の沙汰じゃない。

 

「人生で一度きりの結婚式だから」の連続で、オプションは際限なく高くなる。

 

わずか3時間のイベントのためにここまでお金をかけるっていうのは狂っていると言ってもいい。

 

でも、「相場はこれくらい」とか、「ご祝儀で大半が賄える」とか言われてしまうと、そういうもんなのかなって深く考えずに契約してしまう人も多いんだと思う。

 

それぐらい、「結婚式」っていうのは光輝いて見えるんだ。

  

冷静な自分を取り戻す

それから4万円ギフト券を貰うために、色々な式場を見学した。

 

海沿いの有名式場、山の中の静かなホテル、オーベルジュ、荘厳なチャペルの小さな式場。

 

どれも素敵な式場だったし、ここで式を挙げたら画になるだろうなというロケーションばかりだった。

 

本当に結婚式がしたいのかを悩む

正直、妻がここがいいと言えば、どこの式場で結婚式をしても良かったと思う。

 

だけど、彼女も式場が素敵なのは認めるんだけど、そもそも結婚式を何でするんだろうと考えるタイプだった。

 

結局、見積金額が200万円でも、40人から祝儀を貰えば、手出しは50万円で済む。

 

でも、そもそも俺達にはそんなに式に呼びたい人がそもそもいないんだ。友達が少ないんです。

 

俺も社会人2年目くらいの時、初めて大学の同級生の子に招待された。今思えば完全に頭数合わせだった。

 

始めて参加した式だったから「結婚式ってこんな感じか」っていうのは勉強にはなったんだけど、あれは完全に新郎新婦のエゴに巻き込まれた感じだった。

 

それを、自分たちがやりたいのか?って本当に思った。

 

俺たちは何のために結婚式をするのか?

 

家族のため?通過儀礼?社会に認められるため?

 

どれもすごい受け身な理由なんだ。

  

結婚式は祝福の強要

だから、突き詰めれば俺たちは結婚式をしたい理由なんて全くないということに気づいたんだ。

 

大金をかけて、友人の時間と金を奪って、自分たちのエゴを振りまくということが、どうしても許せなかったんだ。

 

だから、俺たちは結婚式をやるのを諦めたんだ。

 

あなたがしたいことは何ですか?

結局、誰かを呼んで結婚式をする限り自分たちの好き勝手にはできないんだ。

 

お世話になって人たちをもてなしたいと思っても、結局その費用は祝儀で賄うことになるんだ。

 

そんな風に思っている人はどうやら俺たちだけじゃないらしい。

 

最近のトレンドは家族婚のような少人数で行う式や、そもそも人を呼ばないで写真だけ撮る「フォトウェディング」らしい。

   

ロケーションフォト

結婚式はあきらめたけど、結婚したという爪痕は残したい。

 

そこで思いついたのが「ロケーションフォト」だ。

  

チャペルやスタジオで写真だけ取る「フォトウェディング」に対して「ロケーションフォト」は、開放感あふれる自然の中で写真を撮るんだ。

 

新婚旅行を兼ねて、現地で写真をとれば思い出にもなるし、楽しそうだし、何より誰にも迷惑をかけずにできることに心が躍った。

  

ちょっといいホテルに泊まって、美味しいものを食べて、人生の最高の瞬間を写真に収めることができたらなんて素敵なことなんでしょう。

 

ロケフォトは新婚旅行のイベントに最適

実際、俺たちは挙式をやらない代わりに北海道で新婚旅行を兼ねたロケーションフォトをしてきた。

 

その思い出は本当に最高だったし、出会った人たちも最高だった。

 

新婚旅行の一つのイベントとして、ロケーションフォトは是非おすすめしたい。

 

ロケーションフォトの良かった点については別の記事で書いていくから、そちらを参照してもらいたい。

 

まとめ

ここまで読んでくれた人の中には、今まさに結婚式をやるかやらないか決めかねている人がいるんじゃないかと思う。

 

コロナ禍以後、家族婚やフォトウェディングが増えているのは、みんな結婚式って本当にやる必要があるのかな?と疑問に思っているからなんだと思う。

 

今までの結婚式は、いわゆる「ハデ婚」っていうやつで、これはブライダル業界が作り出した「流行り」なんだ。

 

バレンタインの贈り物や恵方巻きと一緒で、何となくやらなきゃいけないんじゃないかという風潮があるだけで、本当はブーケトスもしなくていいし、ケーキ入刀やファーストバイトもしなくていい、余興を誰かにしてもらう必要なんて全くないんだ。

 

その結婚式ってあなたが本当にしたい事なんでしょうか?大変な思いをしてやらなきゃいけないことなんですか?本当にあなたのしたいことは何なんですか?っていうかつて俺が感じたことをありのままに書き綴ったので、この記事があなたの参考になったら幸いだ。 

  • この記事を書いた人

ジェームス

元公務員。既婚。ファイナンシャルプランナー。新人ユーチューバー。2024年6月「デイリーフォース」開設。23年にオヤジが突然の末期癌で死亡。時間は意外と短いことに気が付かされる。趣味は登山と野球。

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