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【要約/書評】昨日も22時に寝たので僕の人生は無敵です~明日が変わる大人の早起き術~【井上皓史】

朝活コミュニティ「朝渋」代表で、株式会社Morning Labo取締役の「井上皓史」さんが書かれた、「昨日も22時に寝たので僕の人生は無敵です~明日が変わる大人の早起き術~」を解説していきます。

 

この本は一言でいうと「早寝早起きの習慣が自分の人生を変える」ということを教えてくれる本だ。

  

この本を通して、どんな人でも早起きできるよう方法を学び、自分の思い描いた人生を手に入れるメソッドを手に入れよう。

  

 

早起きするとやりたいことをする時間が増える

まず、早起きをすることのメリットについて紹介をしていく。早起きの一番のメリットと言えば、何といっても使える時間が増えることだ。

 

余った時間では何もできない

英語の勉強がしたいとか、資格が取りたいとか、趣味に取り組みたいと思っているにも関わらず、使える時間は週末の数時間程度に過ぎない人も多いはずだ。

  

俺たちみたいな普通のサラリーマンは、仕事終わりの「余った時間」にそういったことをすることになるんだけど、それは良くない事なんだ。

 

なぜかと言うと、仕事が終わった後というのは朝から8時間以上も働いた後で、体も脳もエネルギーを出し切って疲れ切っている状態だからだ。

 

そんな状態で勉強をしても集中できないのは目に見えているし、続かない。中学生や高校生の時は無限の体力があったから夜に勉強をしても大丈夫だったんだけど、もう俺たちはおっさんになってしまった。

昔と同じようなやり方をしていても、体力が続かないんだ。これはもうどうしようにもないことなんだ。

 

大切なことは朝にやるべき

だから、大切な事は朝早く起きてやるべきなんだ。

 

早起きすると心身ともにすっきりとした状態だし、時間があるから心に余裕も生まれる。

 

朝ほど重要なことをするのに向いている時間はない。

 

そして、実際に朝早く起きることで人生を豊かに過ごしている人たちは多いし、世界の著名人たちは朝早起きな人が多い。

  

アップルのCEOであるティムクックは、4時半に起きて6時までには部下にメールを済ませるし、スターバックスの元CEOだったハワード・シュルツも同じく4時半に起きて6時前には出勤していた。

 

彼らのような成功者の習慣を真似しない手はないだろう。

 

22時に寝て、5時に起きる

じゃあ朝早く起きるって言っても具体的に何時に起きればいいんだいって思う人も多いと思うんだけど、この本では、朝5時に起きることをおすすめしている。

  

なぜ5時なのかというと、朝の自由な時間を最低でも2時間は確保したいからになる。つまり、朝起きてから風呂や朝食、身支度を済ませて出社するまでの間に、朝活に取り組める時間を2時間確保したいということだ。

 

朝の時間はボーナスタイム

これについては個人差はあるとは思うんだけど、実際俺も朝活を始めて実感することは、朝の時間ってマジで集中しやすいから、自由な時間が1時間とかだとあっという間にこのボーナスタイムが終了してしまうんだよね。

 

だから、せっかく朝活をするのであれば、効果的にこの集中力が続くボーナスタイムを使いたいから、2時間は自由な時間があると嬉しいなって思う。

  

絶対に5時に起きなくてもいい

ただ、絶対に5時に起きないといけないという訳ではなくて、最適な睡眠時間は個人差があるし、日々の疲れの具合によるから、朝起きる時間は固定しなくてもいいのかなというのが個人的な意見だ。

 

だから俺は夜22時に寝るというのは必ず守るんだけど、朝起きるときのケータイのアラームは設定していません。設定しなくても早く寝ているから自然と目が覚めるし、自然と目が覚めるということは、もうそれ以上は寝なくていいよ体力は十分回復したよっていうサインになるから、あえてアラームを設定する必要がないんだよね。

 

逆にアラームをかけて無理やり起こそうとすると、寝たりなかったり、疲れが残っていたりするから、目覚まし時計はかけない方がいいと思う。

 

朝早く起きられたという成功体験が大事

つまり、何が言いたいのかと言うと、早寝早起きをすることで、毎日が充電100パーセントの状態でスタートをすることができるようになるからオススメだよっていうことなんだ。

 

そして、早寝早起きには遅寝遅起きに比べて体の疲れ方が全く違う。

 

そもそも、人間は日が沈んだらさっさと寝て、太陽が昇るとの同時に起きるという生活を原始人の時代から200万年ほど続けてきた。つまり早寝早起きをすることが極自然なことであって、夜遅くまで起きていることは極めて不自然な生活習慣なんだ。

 

そして朝に太陽の光をたくさん浴びて、脳からセロトニンを出して活動した方が、精神的にも安定しやすくなるし、アクティブに活動することができる。

 

何より「朝早く起きられた」という成功体験から1日が始まると、前向きに行動しやすくなるんだ。

 

 

早起きに成功すると無敵モードになる

そして早起きして朝活に成功したらその一日はまさに無敵モードだ。何せその日で最も大事な事は既に終わらせた状態で一日がスタートするから、心がめちゃくちゃ軽い状態になるんだよね。まさに強くてニューゲーム状態。そしてそのアクティブな精神状態で仕事に取り組むことができれば、高いパフォーマンスを出すことができるようになるから、いいことずくめなんだ。

 

逆に休日に遅く起きてお昼近くまでダラダラ過ごしていたら、その日1日はダラダラしたものになるのは間違いない。つまり、あなたの一日ひいてはあなたの人生は全て「朝」に決まっているといっても過言ではないんだ。

 

早起きすると会社から評価される

早起きした時間を仕事に使うと、「会社からの信頼が得やすい」とこの本に書かれている。

 

早起き先輩A

想像してみてほしい。今日の重要な会議の資料を最終チェックするため、早起きして1時間早く会社に出社してみたとする。誰もいないロビーそして廊下を抜けてオフィスに入ると、黙々と仕事をしている先輩社員Aの姿があった。

 

この先輩社員Aは営業成績はいいんだけど、みんなが残業をしているのに、さっさと定時で帰ってしまういけ好かない野郎だと思っていた。

 

きっとあなたはこう思うだろう「この人、すげえな。」

  

ギリギリ先輩B

逆に始業ギリギリに出社して、みんなと同じように2時間残業して帰る先輩Bを見ても何も思わないだろう。

  

でも、この朝誰よりも早く出社して仕事をしている先輩Aと始業ギリギリ出社先輩Bの勤務時間って同じなんだよね。

 

先輩Aは2時間早く出社して定時で帰るそして先輩Bは始業時間に出社してダラダラと2時間残業をする。ほらおんなじ。

 

早朝出勤は最高の仕事環境

でも先輩Aは2時間早く出社することで、最も集中力が高まる朝の時間に、誰もいない客も来ない電話もかかってこない最高の環境で仕事をこなすことができるから、最高のパフォーマンスを発揮することができるんだ。何ならこの人はもう午前中にはほとんど仕事終わっている。

 

逆に先輩Bは昨夜遅くまでゲームやSNSをポチポチしていて、12時にすぎに寝て、7時過ぎに起きて遅刻しないかドキドキしながらギリギリに出社して、疲れた状態から1日仕事してダラダラ残業をして家に帰ってまた遅くまでゲームをしているんだよね。

 

勤務時間は一緒でも、どっちの先輩の方が仕事ができるかは火を見るより明らかだ。

 

早起きは自己管理ができている証拠

つまり何が言いたいのかと言うと、早起きを継続して定時で帰るということは、その人が自己管理を徹底している証拠だ。そしてパフォーマンスが高いから会社からの評価も高くなるんだ。

 

実際にこの本の著者は会社員の頃、始業時間より2時間早く出社するようにしたところ、会社からの評価が上がって、最終的にはその会社の始業時間が変更されることになったそうだ。

 

それくらい、早起きをして取り組むと大きな結果が得られやすいということだ。

 

だから、もし毎日残業がキツくて夜帰るのが遅くなっているという人は、試しに朝早く出社そして定時で帰るという目標を持って取り組んでみるといいかもしれない。

 

早寝早起きをすると行動的になる

22時にねて朝6時に起きるのも、深夜4時に寝て11時に起きるのも、睡眠時間は同じ7時間だが、疲れ方が全く違う。 

 

朝に太陽の光をたくさん浴びて、脳からセロトニンを出して活動した方が、精神的にも安定しやすくなるし、アクティブに活動することができる。

 

何より「朝早く起きられた」という成功体験から1日が始まると、前向きに行動しやすくなるものだ。

 

早起きしてネガティブ思考になる方が難しいだろう。

 

早く起きて1時間で勢いづけてしまえば、その日1日も行動的になるはずだ。

 

朝起きて1時間をダラダラ過ごしていたら、その日1日もダラダラしたものになる。

 

早寝早起きをするにはどうすればいいのか

早起きのメリットを理解したところで、早起きを実践する方法について紹介していこう。

 

早起きの目的を明確にすること

朝5時に起きることに成功しても、その作り出した2時間で何をするかを決めていないと、早起き習慣は続かない。

 

早起きをして何をしていいのかわからないという人は、結局、早起きをしても家でテレビやスマホをダラダラと見て時間を過ごしたり、早く起きたにもかかわらず二度寝したりして、結局早起き自体を止めてしまう。

 

なぜうまくいかないかというと、早起き自体を目的にしているからだ。

 

早起きはあくまでも何かの目的を達成するための手段だ。

 

だから、自分に問いただしてみるんだ。

 

自分がどうしても欲しいものは何なのか、自分の人生で何を解決したいと思っているのかを。

 

ちょっとした楽しみを作る

目的を決めたら「ちょっとした楽しみ」を作るといいだろう。

 

朝にちょっとした楽しみがあると早寝早起きがより続きやすくなる。

 

例えば、朝喫茶店に行ってモーニングサービスを受けるとか。

 

毎朝少し豪華な朝食をとるとか、見晴らしの良い場所で綺麗な朝日をみるとかだ。

 

個人的には朝に熱いシャワーを浴びると、眠気も覚めてすっきりするのでおすすめだ。

 

夜にやっていることを朝に回してさっさと寝る

早起きをするために最も大事な事は、「早く寝ること」だ。これが、この本で最も大事な内容になる。

 

繰り返しにはなるんだけど、早く寝ることができればアラームをかけなくても自然と早く起きることができるようになる。そこで、この本では、夜にやっていることの中で、朝に回せるものは全て朝に回してしまった方がいいと述べている。

 

夜に決まった時間になったらサクッと寝て、どうしてもスマホや映画が見たいのなら次の日の朝にみることだ。

 

スマホは就寝前に見ない

夜にテレビやパソコン、スマホに触れていると目が冴えて寝つきが悪くなるから、スマホに触るのは特に朝にした方がいいだろう。

 

特に夜布団に入って部屋を暗くした後に眠くなるまでスマホを見ている人もいると思うんだけど、あれはマジで絶対にやめてください。

 

俺も朝活を始めた当初は頑張って夜10時に布団には入ったのはいいものの、最初は中々眠れないから、暗い部屋でスマホをポチポチしていたんだけど、朝早起きするのが中々できなかったんだよね。

 

寝るときにスマホは手の届く場所に置かない

そこで、布団に入る前にスマホを手の届かない場所において強制的に寝るようにしてみたら、朝早く起きることできるようになったんだ。

 

近くにスマホがないと不安だっていう人もいるかもしれないんだけど、スマホが近くにあるというだけで落ち着かないし、そもそもアラームを鳴らす必要がないから手元になくても大丈夫なんだ。だから、夜寝るときはスマホが手に届かない場所において寝るようにしてみてほしい。

  

つまり、あなたが頑張らなければならないのは、朝5時に起きることではなく、毎晩22時に必ず寝ることだ。これができればあなたの人生は大きく好転することになるだろう。

 

柔軟性をもってやる

夜22時に決めても、人間だから守れない日もある。

 

親しい友人との飲み会やデートの誘いで、どうしても帰るのが遅くなるという日もあるだろう。

 

この本ではそんな時に備えて月2回までは22時に寝なくていいというルールを設けている。

 

ただし、これは「ルールを破ってでも自分がやりたいこと」だったらいいんだけれど、例えば「職場の飲み会の2次会」や「意味の無い残業」など、どうでもいい要件であればさっさと帰って、22時に寝てしまうことを優先しよう。

 

会社の飲み会は1次会を全力で楽しんで、2次会は行かない。コレが鉄則。

   

どうでもいい要件は別にして、例えば彼女とのデートとかなんかの場合は22時に寝るなんて言ってられないから、そういう時はルールを破っても大丈夫だ。

 

時間配分を意識するようになる

本書で書かれていることではないんだけど、22時に寝ることで得られる最大のメリットは、時間配分を意識するようになることだと思う。

 

就寝時間が決まっていないとどうなるか

もし、夜寝る時間が決まっていないとどうなるか。

 

仕事から家に帰って、風呂に入って飯を作って食って、テレビを見て、SNSをして、ゲームをして、気が付いたら12時だ。たしかにこのダラダラした時間というのも大事だとは思うんだけど、一体どれくらいの時間をぼーっと過ごしてるんだろうか。

 

答えは、帰ってから寝るまで、ずーっとぼーっとしていたことになる。

 

22時に寝ると決めているとどうなるか

これが、もし22時に寝るという決意を持っている場合はどうなるかというと、22時に寝なきゃいけないから、家に帰ってからあと何時間で寝なきゃいけないという風に意識するようになるんだよね。

 

そうすると、風呂に入るのも飯を食うのもテレビを見るのもSNSをするのもゲームをするのも、全て時間配分を考えるようになるんだ。時間が足らなければ自動的に何かをしないということになる。つまり、ぼーっとしている時間が極端に少なくなるんだ。

時間は有限だと気が付く

言い換えると、時間が有限だっていうことをめちゃくちゃ意識するようになるんだ。

 

これは朝活をしている時もそうだし、なんなら昼間働いている時もこの時間配分をめちゃくちゃ意識するようになる。

 

時間が有限だ、一日は結構短いぞっていうことに気が付けるようになるのが、俺が実際に朝活を始めて得られた大切な教訓なんじゃないかなと思う。

書評

この本は俺が朝活を始められるようになったきっかけ、そして人生を好転させるきっかけとなった1冊だから結構思い入れが強い。

 

とは言うのも、この本と出合う前のまでの俺はマジでポンコツ社会人だった。今も仕事ができるとは思っていないけど、当時はマジでポンコツだった。当たり前のように毎日残業をして帰り、少なくなった自分の時間を惜しむようにできるだけ夜更かしをして、始業の30分前に起きるというギリギリな毎日を過ごしていたんだ。

  

夜更かしはいいとしても、毎日ギリギリ出社をすると、朝から時間に追われて心に余裕がない毎日を過ごしていたと思う。でも、朝活を始めてから、というより22時に寝るということを決めてから、俺の人生は明らかに好転したと思う。

 

目覚まし時計をかけずに自然と目が覚める朝は本当に爽やかな一日の始まりだ。

 

心身ともに100%回復して一日をスタートすることができるのは、当たり前にできるようで、多分ほとんどの人ができていないことなんじゃないかと思う。

 

そして最後に改めて質問をさせてもらうんだけど、なぜあなたは、朝起きる時間は決めているのに、夜寝る時間は決まっていないのでしょうか。

 

もしかしたら、あなたが朝起きた時に疲れが取れない原因、二度寝をしてしまう原因、出社ギリギリまで寝てしまう原因、そしてあなたが朝早起きできない原因は、この毎晩寝る時間が決まっていないことが原因なのかもしれない。

 

だから、もしあなたがそういった何となく感じているけど見過ごしている毎日の疲れをを解消したり、もし人生で成し遂げたいことがあるんだけどそれをする時間がないと悩んでいるのであれば、是非この本を読んでまずは「22時にねる」ということを実践してもらえればと思う。

 

そうすることで、自然と早起きができるようになり、心身ともに回復した状態でアクティブに朝活に取り組むことができるようになるから、時間の有効活用そして時間配分を意識することができるようになって、あなたの人生が変わります。 だから、まずは今日、22時に寝てみてください。もう22時を過ぎている場合は今すぐ寝てみてください。そうすればあなたの人生は少しずつ好転をしていくでしょう。これがこの本の要旨になります。

  

  • この記事を書いた人

ジェームス

元公務員。既婚。ファイナンシャルプランナー。新人ユーチューバー。2024年6月「デイリーフォース」開設。23年にオヤジが突然の末期癌で死亡。時間は意外と短いことに気が付かされる。趣味は登山と野球。

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