大手携帯キャリアauのサブブランド「UQmobile」。ドコモの格安通信回線「ahamo」のように、安い価格で高い品質の回線を使えるイメージがあると思う。
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ただ、実際のところ2026年現在はどうなのだろうか。今回の記事では、そんなみんな知っていそうで知らない「UQモバイル」の現在について解説をしていきたいと思う。
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UQモバイルの料金プラン

UQモバイルの料金プランは「トクトクプラン2」と「コミコミプランバリュー」の2つ。

各種割引などをまとめたのが次の表だ。
| 項目 | トクトクプラン2 | コミコミプランバリュー |
|---|---|---|
| 基本料金 | 4,048円 | 3,828円 |
| 最大割引額 | ( 5GB )-2,420円 (30GB)-1,320円 | -660円 ※13カ月間 |
| 割引後の月額 | ( 5GB )1,628円 (30GB)2,728円 | (35GB)3,168円 ※13カ月間 |
| データ容量 | 5GB / 30GB | 35GB |
| 通話料 | 22円/30秒 | 10分以内無料 |
| Pontaパス | 月額548円 | 無料 |
| au Starlink Direct | 無料 | 無料 |
| データ繰り越し | 〇(翌月末まで) | 〇(翌月末まで) |
「トクトクプラン2」は割引条件が厳しい割にそこまで安くない。一方で「コミコミプランバリュー」は35GBのデータと、10分以内の通話無料、割引後の価格は3,168円。
「コミコミプランバリュー」はドコモの「ahamo」を完全に意識したプランになっている。
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それぞれ詳しく解説をしていこう。
コミコミプランバリュー
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UQモバイルの一番スタンダードなプランが「コミコミプランバリュー」だ。
| 項目 | コミコミプランバリュー |
|---|---|
| 開始日 | 2026年6月25日 |
| 通常月額 | 3,828円 |
| 割引額 | 最大13カ月間 660円割引 |
| 割引後月額 | 3,168円 |
| データ容量 | 35GB |
| 通話 | 1回10分以内の国内通話かけ放題 |
| Pontaパス | 利用料548円が無料(申込みが必要) |
| au Starlink Direct | 利用料1,650円が無料(申込みが必要) |
| データ繰り越し | 翌月末までデータ繰り越し |
| 制限後の速度 | 最大1Mbps |
基本料金は3,828円だが、「UQコミコミおトク割」により、13カ月間限定で3,168円になる。UQコミコミおトク割の内容は次のとおり。
UQコミコミおトク割(660円割引)
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コミコミプランバリューの基本料金は3,828円だが、2026年6月25日から「UQコミコミおトク割」が始まった。13カ月間限定で660円割引きの3,168円で利用できる。

また「Pontaパス」や「au Starlink Direct」が無料で利用できる他、「YouTubeプレミアム」などのサブスクに対して最大20%のポイント還元が受けられる。
UQコミコミおトク割の注意点

そんな「UQコミコミおトク割」の注意点は次の通り。誰でも利用できるわけではない点に注意。
つまり、過去にUQモバイルを利用したことがある場合でも本キャンペーンの適用は可能。逆に割引対象にならないのは次の場合。
既存の「コミコミプランバリュー」加入者は自動的に割引対象にはならない。ただし、プラン変更や他社へ転出したのちに再度「コミコミプランバリュー」を契約した場合は割引対象になる。
つまり、コミコミプラン2からの契約変更についても割引対象になる。基本的には本キャンペーンの適用は「一度きり」と覚えておけばOK。
UQサンキュー応援割(2026年6月受付終了)

UQコミコミおトク割の開始に伴って、UQサンキュー応援割は新規受付終了。UQサンキュー割は39歳以下の人を対象に1年間550円の割引だったので、純粋に「UQコミコミおトク割」は割引額と対象を拡充したことになる。
トクトクプラン2
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「トクトクプラン2」は、5GBと30GBの段階性料金プランになっている。「コミコミプランバリュー」と比べて基本料金が高い一方で、各種割引が効く。
| 項目 | トクトクプラン2 (5GB) | トクトクプラン2 (30GB) |
|---|---|---|
| データ容量 | 〜5GB | 〜30GB |
| 月額料金 | 4,048円 | 4,048円 |
| ~5GB利用時 | -1,100円 | -1,100円 |
| 家族セット割 | −550円 (自宅セット割重複不可) | −550円 (自宅セット割重複不可) |
| 自宅セット割 | -1,100円 | -1,100円 |
| au PAYカード割 | −220円 | −220円 |
| 最大割引後の月額 | 1,628円 | 2,728円 |
| 通話特典 | 22円/30秒 | 22円/30秒 |
| Pontaパス | × | × |
| au Starlink Direct | 550円で利用可能 | 550円で利用可能 |
| データ繰り越し | 〇(翌月末まで) | 〇(翌月末まで) |
| 節約モード | × | × |
最大割引を適用した場合の料金は、5GBの場合1,628円、30GBの場合2,728円。割引条件が厳しい割に安くない。
以下、各種セット割について解説をするが、無理して組む必要はない。
家族セット割

家族セット割は、家族にUQモバイル利用者がいる場合に、550円の割引を受けることができる。世帯が別の場合でも適用されるが、その場合は1親等内、つまり基本的には親子の場合のみ適用可能。
なお、次に記載する自宅セット割と割引は重複しない。
自宅セット割
自宅セット割は、「auひかり」や「JCOM」といったサービスとのセット割の「インターネットコース」と、「auでんき」とのセット割の「でんきコース」に分かれている。それぞれ割引額は1,100円。それぞれ重複はしない。
自宅セット割(インターネットコース)

インターネットコースの対象は「auひかり」、「J:COM」、「UQWiMAX」の3サービス。月額1,100円割引はそこそこ大きい。
自宅セット割(でんきコース)

また、もう1つのセット割が「auでんき」とのセットだ。au電気の料金は住んでいるエリアの大手電力会社とほぼ同等。
携帯回線はMNPして他社に乗り換えていくのが最もお得に運用できるので、キャリアの囲い込み戦略には乗らないようにしよう。
au PAYカードお支払い割

携帯キャリアお得意のセット割が「au PAYカードお支払い割」。つまりクレカ割だ。UQモバイルの場合は回線料金が220円安くなる。更にクレジットカード側の特典として、携帯料金の1%還元。ゴールドカードなら最大10%還元。

これはメリットだと思うかもしれないがそんなことはない。10%の還元を受けられるゴールドカードは年会費が11,000円だ。

UQモバイルの利用だけで考えれば間違いなく赤字だし、年会費分を取り戻そうと思うとすると、何十万円という買い物が必要になる。割引に釣られて無駄なカードを作らないように注意したい。
UQ親子応援割(2026年5月受付終了)

全体的に微妙な「トクトクプラン2」なんだけど、かなり安く利用できる神サービスを開催していた。それが「UQ親子応援割」だ。
18歳以下の子と親を対象に30GBのデータが1,078円で利用できた。勿論ほかのセット割は不要。しかし、2026年5月末に新規受付を終了。残念。
UQモバイルと他の通信回線の比較

さて、ここまで色々とUQモバイルの内容について解説をしてきたが、ここからはUQモバイルと他の通信回線を比較して見よう。他キャリアの30GB帯との比較をすると次の通り。
| キャリア | 容量 | 月額 | 通話 |
|---|---|---|---|
| UQモバイル | 35GB | 3,168円 | 10分以内無料 |
| ahamo | 30GB | 2,970円 | 5分以内無料 |
| LINEMO | 30GB | 2,970円 | 5分以内無料 |
| 楽天モバイル | 無制限 | 3,278円 | 無料(Rakuten Link) |
| povo | 30GB | 2,780円 | 22円/30秒 |
若干の差はあるが5ブランドほぼ横並び。その中でUQモバイルは10分以内の通話が何度でも無料な点、そして通信回線品質の高さが売りだ。
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ネックになるのが3,168円で使えるのが13カ月間限定だという点。もしUQモバイル。つまりau回線の品質に満足できれば途中でpovoに乗り換えるのもアリだろう。
UQモバイルのメリット

ここまでの内容を踏まえて、UQモバイルを選ぶメリットについて説明をしていく。
安定した通信回線品質

まず、UQモバイル。つまりau回線を選ぶ最大のメリット、それは何といっても回線品質の高さだろう。ライバルになるドコモの格安回線「ahamo」は、その契約者数の多さに対して都内の基地局が整備されておらず、パケ詰まりを起こしているのは有名なハナシ。
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一方でau回線は東京23区内や山手線でも比較的回線が繋がりやすい傾向がある。実際に測定をした訳ではないが、そういう声は良く耳にするし、ドコモの決算発表会でも自社の回線品質の悪さを挙げている。
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相対的にauの回線品質は高いと言える。
au Starlink Directが無料で使える

au回線の特筆するべきメリットは「au Starlink Direct」使用できる点だろう。しかも無料。これはUQモバイルも同じ条件で使用できる。ちなみに、ドコモやソフトバンクの回線でも「au Starlink Direct」を使用することはできるが、お値段は1,650円。
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ただ、スターリンクでできる通信は意外と少ない。基本的には緊急時の通信手段で、YouTubeをどこでも見れる。というわけではない。
しかも、実はiPhoneなら圏外でも衛星通信を利用して緊急通報をすることが可能。とはいえ無料で衛星通信が利用できるのはありがたい。
SIMのみ乗り換えで20,000pt還元

UQモバイルでは、他社からMNPしてSIM乗り換えを行った場合、20,000円相当のauPAY残高の還元を受けることができる。あまり使い道がないので微妙ではあるが、お試しでUQモバイルを利用したい場合は貰っておいて損はない。
ahamoからの乗り換え候補になる

そして最後のメリット。地味にこれが一番大事だと思うんだけど、UQモバイルはahamo回線からの乗り換え候補になることだ。
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特にahamo回線を利用している場合、次の乗り換え先に迷う事が多い。とはいうのも、ahamoは最新のiPhoneをセット割で契約をすることができるが、回線品質はそれなり。可能であれば回線品質の高いキャリアか、もっと安い回線に乗り換えたい。少なくとも俺はそうだった。

前述したとおり、UQモバイルの「コミコミプランバリュー」は、UQコミコミおトク割を適用すれば35GBを月額3,168円で利用することができる。乗り換え先として十分検討できる範囲だ。
UQモバイルのデメリット

次にUQモバイルのデメリットについても解説をしておく。
最新のiPhoneをセット契約できない

UQモバイルでは残念ながら最新のiPhoneをセット契約することができない。MNP割引を利用して安くスマホ端末を購入する場合は、au本ブランドか、ahamoのような回線で契約するしかない。

UQモバイルもahamoのように本ブランドとラインナップを揃えてほしいというのが正直なところだ。
セット割の囲い込みに注意

「トクトクプラン2」では、家族セット割や自宅セット割、auPAYカード割などで割引が効くが、割引を聞かせるためにこれらのサービスに加入するのはナンセンスだ。

それが真に必要なサービスであるのなら良いが、今まで無くて問題なかった有料サービスにわざわざ新しく加入する必要はない。店頭契約をすると必ずこれらのサービスに加入させようとしてくるので、必ずお断りするようにしよう。
海外ローミングは有料

意外かもしれないが、UQモバイルは海外データローミングが有料だ。サービスにより異なるが、最低でも「au海外放題」で800円の追加オプションが必要になる。ちなみにau本ブランドの場合は無料で受けることができる。
| au海外放題 | 国・地域 | 料金/24時間 | |
|---|---|---|---|
| 通常 (予約なし) | 1日~8日コースを選択可能 | 海外160以上の国・地域 | 1,200円 |
| 予約割 (利用開始する1時間前までに、日本国内で事前予約が必要) | 1日~30日コースを選択可能 | 1,000円 | |
| 【特定地域】アメリカ(本土/アラスカ)、ハワイ、カナダ、韓国、台湾、香港、タイ、フィリピン、ベトナム、シンガポール、マレーシア、インドネシア、カンボジア、ラオス、マカオ、プエルトリコ | 800円 | ||
とはいえ、海外旅行に行って800円でデータが使えるのであれば十分安い。ライバルのahamoは無料で使えてしまうのデメリットに挙げたが、大きな問題ではないだろう。
Pontaパスは不要

「コミコミプランバリュー」で無料利用できる「Pontaパス」なのだが、これはマジで不要サービス。色々特典として受けられるサービスがあるのだが、唯一使えそうなのが「ローソンのクーポン」くらい。有料サービス(548円)とはとても思えない。


これもややこしくて、毎週コーヒーが1杯無料で貰える「コーヒーコース」と引換券や割引券が貰える「バラエティコース」に分かれている。あまりにも内容がショボいし、どっちもローソンに足を運んでもらうことを目的としているのは明白。
正直、これくらいのサービスなら有料じゃなくて無料アプリとして開放しても良いくらい。「Pontaパス」のためにUQモバイルを契約するのは全くおすすめしない。
結論:UQモバイルがおすすめな人
というわけで最後に結論。UQモバイルがオススメなのは次の人たち。
特にUQモバイルの特徴を挙げるとすれば「回線品質の高さ」と「店舗サポート」がある点だろう。この2点と毎月使用するデータが35GB付近で収まるのであれば乗り換え先としてかなり魅力的な選択肢になる。
まとめ

今回はみんな知っているけど意外と知らないUQモバイルについて解説をしてきた。実際に俺も今回改めて調べてみて、「昔と全く違うな」というのが正直な感想。
基本的にはahamoの方がコスパが高いので、そっちを優先して検討したいところだが、ドコモ回線が繋がりにくい都内であれば一考の余地あり。特に今は「UQコミコミおトク割」を開催していて、13カ月間データ容量35GBを3,168円で使うことができるのでおすすめ。
また、今ahamoを使っている人の乗り換え先としても優秀なので、自分の環境に合わせて検討をしてみてもらいたい。
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