みんなの大好きiPhone。性能が高くて使いやすい一方で価格が高いのがネック。しかし、何やら最近中古スマホ市場が結構アツいらしい。中には状態がそこそこ良くて、返却無しの「一括1円」で買えるキャンペーンもちらほら聞くようになった。が、実際どうなのだろう?
とは言いつつも、俺も過去にiPhoneSE2を買った時は「ムスビー」で白ロムを買っていた。結果としてあれは良い買い物だった。今回はそんな中古スマホ、特にiPhoneに焦点を充てつつ、中古スマホを選ぶ際のポイントと注意点について解説をしていきたい。
この記事のポイント
- 中古スマホの選び方
- 中古スマホの注意点
- どこで買うのがおすすめか
- おすすめの機種
こっちもおすすめ
(結論①)中古スマホは買わない方がいい

まず結論から言うと、中古スマホは買わない方がいい。少なくとも今、スマホの回線を格安SIMではなく、3大キャリアの本ブランドで契約している人は全くおすすめしない。
とは言うのも、中古スマホはやっぱり中古なだけあって、色々なトラブルの原因になりやすい。
例えば「SIMロック」や「赤ロム」。「ネットワーク利用制限」。これらは中古スマホを購入する際は絶対に知っておかなければならない知識だ。

これを知らずに価格が安いからと中古スマホに手を出すと痛い目に合うのは必至。不動産に詳しくないのに、中古マンション投資が儲かるからと手を出した結果痛い目に合うのと一緒だ。
逆に、スマホ回線の知識が備わっている人、トラブルがあった際に自力で調べて解決できる人であれば、中古スマホは良い選択肢になり得る。

つまり、安いには安いなりの理由があって、そのリスクをしっかりと把握できるだけの知識と、対応できるだけの行動力が備わっていなければ手を出さない方が無難だということだ。
なので、俺は中古スマホは誰にでもおすすめできる機体ではないと思うし、不安があるならやっぱり新品の機体を購入した方が良い。餅は餅屋に任せた方がいいんだ。
(結論②)中古iPhoneを買うなら最低でもiPhone11シリーズ以降

この記事の結論の2つ目として、中古のiPhoneを買うのであれば最低でもiPhone11シリーズ以降をおすすめする。
理由としては、機能性は置いておいて、アップルのセキュリティアップデート及び修理サポートがまだまだ利用することができるからだ。2029年頃までは使用可能。

逆に言うと「iPhone8」や「iPhoneXR」以前の機種を今から買うのはやめた方がいい。それでは本題に入っていこう。
中古スマホとは

中古スマホは読んで字のごとく、一度人が使ったスマホを再利用した端末になる。最近は2年レンタルの「1円スマホ」がスマホ端末購入の主流になっていることもあり、中古スマホ市場は在庫が潤沢だ。
キャリアとしてはできるだけ短いスパンで最新機種を購入してもらいたいところだが、最近のスマホはそれほど性能が向上しておらず、数年前のスマホでも十分に使えるスペックを備えている。

特にみんな大好きiPhoneシリーズは、「iPhone13以降はほとんど変わっていない」と言われるほどで、革新的な変更は確かにない。であれば、中古と言えど、価格が安くて状態の良いスマホを選択することは賢いのではないだろうか?
ただし、購入には勿論メリットとデメリットがある。それぞれ解説をしていく。
メリット

まずは中古スマホを買うメリットを紹介していこう。
価格が安い
中古スマホの最大のメリットはやはり価格の安さだろう。

例えば2025年12月現在、名機「iPhone13」であれば新品のSIMフリー端末が約87,000円。一方で中古の場合は状態にもよるが、程度が良いもので50,000円程で買える。
最新のスマホに10万円出すのはできないが、型落ち中古とは言え、50,000円でiPhoneが手に入るのであれば結構魅力的だ。
意外と綺麗

そして、中古スマホは意外と綺麗。ムスビーやイオシスなど、ちゃんとした店舗であれば検品や清掃がされているので、かなり綺麗な状態で手に入れることができる。
俺もかつてムスビーで購入した時は、きちんと清掃がされていて、最初にスマホを触った第一印象は非常に良かったのを覚えている。
カバーを付ければ傷は目立たない

勿論、機種によっては傷や汚れが目立つものもあるだろう。ただ、それも実際はスマホケースを付ければほとんど目立たない。
画面割れやカメラレンズに傷がある機体を避けて選べば、ほとんどの場合、傷や汚れは気にすることなく使うことができる。

実際に俺も昔、iPhoneSE2(B級品)を40,000円程で購入したが、エッジの欠けだったのでケースを付ければ隠すことができた。
しかも、iPhone13に乗り換える際の下取りに出した時には20,000円以上を付けてもらったので、かなりお得に購入することができたと思う。
一方で中古スマホにはメリットを打ち消すたくさんのデメリットもあるので注意をしてほしい。
注意点

ここまでは中古スマホのメリットについて解説をしたが、逆に気になる点についても紹介をしておこう。10個もあるからちょっと読むのに気力がいるかもしれないので、ざっと読んでも構わない。
(注意点①)バッテリー最大容量

まず、中古スマホ選びで最も気を付けたいポイントが「バッテリー最大容量」が、どれだけ減っているかだ。
古いスマートフォンは最新機種に比べて電池持ちが悪い。それに加えてバッテリーが劣化していれば1日使うこともままならないだろう。

基準としては最大容量が残り「80%以上」であれば合格といった感じなのだが、逆に言えば80%でギリギリのライン。
また、残りのバッテリー最大容量が少ないということは、それだけそのスマホが酷使されてきたことを証明している。外観上は傷汚れがなくても、スマホ内部はダメージが蓄積している可能性が高いので、できるだけ最大容量が多い機体を選ぼう。
(注意点②)バッテリー残量100%品に注意

ただし、バッテリー容量が多ければ良いというわけではない。残量100%の機体にも注意が必要だ。
中古品を探していると、中古にも関わらずバッテリー残量が100%の機体があったりする。これは店舗側で事前にバッテリーを交換しているからだ。

一見するとバッテリーを交換してくれていて親切だと思うかもしれない。ただし、バッテリー100%の機体には注意点が1つある。
それは、バッテリー交換を正規店の「アップルストア」で行っていない可能性が高いからだ。正規店で修理を行わなかった場合、そのスマホを買い取りや下取りに出す際に「ジャンク扱い」になる可能性が高い。

つまり、買値はそこそこ高いが、そのスマホを売る際はジャンク扱いで安くなってしまうため注意が必要。使い潰すなら問題ない。ここはある程度の割り切りが必要。
(注意点③)傷・汚れ・画面割れ・レンズ傷

中古スマホの価格に直結するのが、ぱっと見の外観でわかる傷や汚れ。画面割れ、カメラレンズ上の傷などになる。
この傷の程度でスマホの「ランク」が決定し、値段が決まってくる。参考にソフマップの基準だと次の通り。
ソフマップの基準
| ランクS | 使用されていない未使用の商品 |
|---|---|
| ランクA | 細かなキズ・汚れなどがありますが、動作には問題の無い、状態の良い商品です。 |
| ランクB | キズ・汚れなどがありますが、動作には問題の無い、状態の良い商品です。 |
| ランクC | キズ・汚れなどがありますが、動作には問題の無い商品です。 |
| ランクD | 一部動作に支障や破損箇所がありますが、使用可能です。 |
| ジャンク品 | 破損など動作確認のできない商品です。返品・交換はお断りしております。 |
繰り返しになるが傷・汚れの程度であれば、スマホケースを付ければ隠れるのでそんなに気にならない。一方で避けるべきは「画面割れ」と「レンズ上傷」の2つ。画面割れは言わずもがなだが、レンズ上の傷はカメラ撮影の際に邪魔な線が入る可能性があるのでやめておいた方がいい。
(注意点④)SIMロック解除(白ロム)

SIMロックとは、購入したキャリア(例:ドコモ、au、ソフトバンク)以外の通信会社のSIMカードが使えないように端末にかけられている制限のこと。つまり自社キャリアで売ったスマホは、自社回線でしか使えないようにする制限。わかりやすく言えば意地悪。
そのため、例えばSIMロックがかかっているドコモで買った端末をauで使おうとしたら、SIMロックを解除する必要がある。解除された端末がいわゆる「SIMフリースマホ」とか「白ロム」と呼ばれる。

SIMロック解除は、キャリアのWebサイトや店舗で手続き可能で、オンラインなら手数料無料の場合が多いが、単純に面倒くさい。つまり、キャリアの囲い込み戦略の一環と言える。

ただ、2021年10月以降に発売された端末は原則SIMロックが禁止されている。iPhoneではiPhone13シリーズ以降が該当なので、最近のiPhoneであれば気にしなくてOK。逆に言えば、iPhone12やiPhoneSE2以前の機体は、SIMロックがかかっている可能性があるので、購入する際にSIMフリー端末かどうかを確認しておきたい。
(注意点⑤)ネットワーク利用制限(赤ロム)

白ロムが正常に使える端末なのに対して、赤ロムは携帯キャリアによってネットワーク利用制限がかけられた端末のこと。
理由は様々あるが、代表的なところだと「盗難品」「残債未納」「不正契約」あたり。つまりクリーンな機体ではない。フリマアプリなどでの購入は赤ロムのリスクが高いため避けるのが無難。

購入したい端末が赤ロムかどうかは、端末に割り振られた15桁の製造番号(IMEI番号)で確認ができる。
そのIMEI番号を、各キャリアの「ネットワーク利用制限携帯電話機確認サイト」で検索することで、赤ロムかどうかを確認することができる。

判定が「〇」であれば利用制限なし。「△」は残債等あり。「×」は利用制限中。「△」判定も普通に販売されているが、そのうち使えなくなる可能性が高いので、安さに惹かれて手を出してはいけない。
また、「ー」で製造番号が確認できないものもあるが、これは微妙なところ。キャリアを通さないで端末のみの購入。つまりアップルストアで購入したものがココに該当するのだが、それだけでなく、偽の15桁でもここに判定をされる。つまり偽物の可能性もある点には注意をしたい。
(注意点⑥)ストレージ量

中古のiPhoneを購入する際に注意してほしいのが「ストレージ」の量だ。128GBとか、256GBとか、そういうやつ。iPhone12シリーズ以前の機種は、最低容量64GBのモデルがあるが、これはオススメしない。

とは言うのも、iPhone12が発売された当時はまだまだ使用するデータ量が少なかったから、ストレージ量も少なくて大丈夫だった。

しかし、技術の進歩に連れて、例えば写真や動画の解像度が上がりデータ量も爆増、OSやアプリも使用するデータ量が増え、少ないストレージの場合ではデータを保存できないばかりかスマホの動作にも影響をしてくる。
そのため、中古スマホを購入する際は、最低でも128GB以上のモデルを選択した方が無難だ。
(注意点⑦)付属品無し

中古スマホを購入する際、付属品が付いていないことも良くある。外箱、充電ケーブル、説明書、SIMピンあたり。
充電ケーブルはほとんどの人が自前で持っていると思うので不要かもしれにあが、iPhone14以前の機種はUSBタイプCケーブルではなくライトニングケーブルなので、持っていない場合は別途購入する必要がある。なんだか悲しい。

また、付属品が全てついているかどうかでリセール価格がだいぶ変わるので、付属品がある方が好ましい。
(注意点⑧)iOSのアップデートに対応しているか

さて、注意点としてもう1つ大事なのが、iPhoneに搭載されているOS「iOS」のバージョンアップ対象になっているかどうかだ。
通常、iPhoneは発売から5年~7年程度経過した製品は、iOSのアップデート対象外になる。

2025年9月に配信された最新の「iOS26」には、「iPhone11シリーズ」、「iPhenoSE2」以降の機種が対応しているが、iPhone11は2019年に発売されているので、恐らくこれが最後のアップデート。2026年秋リリースされるであろうiOS27は動作対象外になる見込み。
ただし、最新のiOSから動作対象外になっても、旧OSのセキュリティアップデートは続く。iPhone11の場合は、2030年頃までは問題なく使用することが可能だ。

逆に言うと、iPhone8やiPhoneXRのような機種はほぼ限界。一応まだiOS16のセキュリティアップデートが続いているが、これもそろそろ打ち止めされる。今からiPhone8を購入するのは絶対にやめよう。
(注意点⑨)修理サポートも7年で完全終了する

iPhoneの修理サポートは、「製品の販売終了」から5年未満であれば修理が可能。一方で5年以降は「ビンテージ製品」となり、修理サポートが受けられるかは部品の在庫次第になる。
そして、販売終了から7年経つと「オブソリート製品」となり正規修理サポートが完全に終了する。
- 販売終了から5年未満: 通常サポート。
- 販売終了から5年以上7年未満(ビンテージ製品): 部品在庫があれば修理可能。在庫がなくなると終了。
- 販売終了から7年以上(オブソリート製品): Apple正規店での修理サポートは完全に終了。
正規修理サポートが終了したあとはアップルストアでの修理ができなくなるので、街のスマホ修理屋で対応できるかどうかになる。

つまり、壊れた場合直すことができずに、強制的に買い替えが必要になる場合があるので注意が必要だ。
2025年12月時点のアップル修理サポート状況は次のとおり。
修理サポート状況(2025年12月現在)
| モデル名 | 販売終了時期 (Apple公式) | 修理サポート状況 | オブソリート化(修理不可) |
|---|---|---|---|
| iPhone 15 シリーズ | 販売中 | サポート対象 | 2033年〜 |
| iPhone 14 シリーズ | 2025年2月 | サポート対象 | 2032年2月 |
| iPhone SE (第3世代) | 2025年2月 | サポート対象 | 2032年2月 |
| iPhone 13 シリーズ | 2024年9月 | サポート対象 | 2031年9月 |
| iPhone 12 シリーズ | 2023年9月 | サポート対象 | 2030年9月 |
| iPhone 11 シリーズ | 2022年9月 | サポート対象 | 2029年9月 |
| iPhone SE (第2世代) | 2022年3月 | サポート対象 | 2029年3月 |
| iPhone XR | 2021年9月 | サポート対象 | 2028年9月 |
| iPhone 8 / 8 Plus | 2020年4月 | ビンテージ | 2027年4月 |
| iPhone XS / XS Max | 2019年9月 | ビンテージ | 2026年9月 |
| iPhone 7 / 7 Plus | 2019年9月 | ビンテージ | 2026年9月 |
| iPhone X | 2018年9月 | オブソリート | 2025年9月 |
| iPhone SE (第1世代) | 2018年9月 | オブソリート | 2025年9月 |
| iPhone 6s / 6s Plus | 2018年9月 | オブソリート | 2025年9月 |
以上の「セキュリティアップデート」と「修理サポート」を鑑みると、発売終了をしてから5年間経った機種。つまり「オブリソート」は勿論、「ビンテージ」になった機種は購入しない方が無難だろう。

前述したが、「iPhoneXR」もそろそろセキュリティアップデートが止まるので購入しない方が無難。一方で前述したが、iPhone11シリーズやiPhoneSE2は2025年9月リリースのiOS26に対応をした。
2030年頃までセキュリティアップデートがされる見込みなので、今から中古のiPhoneを購入するのであれば、最低でもiPhone11シリーズ以降の機種を購入しよう。
(注意点⑩)メルカリで買ってはいけない

逆に買ってはいけない購入先は、メルカリやラクマ、ヤフーオークションなどの、いわゆる個人出品のスマホだ。
外観や傷汚れの程度の感じ方は個人差が大きい。その為、「程度の良い商品」と思って買ったスマホが、傷だらけだったなんていうのはしょっちゅうだ。

勿論、そのあたりの地雷を避けて買うテクニックがあればメルカリで購入してもいいとは思うが、善意の出品者だったとしても、トラブルがないとは言い切れない。
中には商品をすり替えて返品してくるような購入者もいるだろう。

その点、検品され、ある程度の品質をクリアしている実店舗やネット店舗、キャリアの認定中古品であれば、万が一トラブルや、品質が悪かった際の返品対応も可能だ。
スマホに関しては、できるだけ個人売買を避けた方が無難だ。
おすすめの機体(iPhone13)

というわけでここまで中古iPhoneのメリットとデメリットについて解説をしてきた。これらを踏まえて、俺のおすすめ機種は「iPhone13シリーズ」になる。
とは言うのも、iPhone13シリーズは名機と呼ばれていて、12シリーズから比べてバッテリー持ちが向上。

実際に俺も使ったことがあるし、その後iPhone15に乗り換えたが、実用上はライトニングケーブルがUSBタイプCケーブルに変わったくらいでほとんど変化なしだった。つまり、iPhoneは13シリーズでほぼほぼ完成をしてしまっているんだ。
また、修理サポートやiOSのアップデートも2031年頃まで可能。iPhone13以降はシムロックもかかっていない為、買ってまず間違いない機種と言ってしまっていいだろう。

勿論、iPhone14シリーズやiPhone15シリーズでも構わない。特にUSBタイプCの充電ケーブルに対応したiPhone15は優秀だが、その分価格も高いので、ここは予算との相談になる。
おすすめの購入先

さて、そんなお安い中古スマホだが、一体どこで購入するのが良いのか。それを紹介して終わりたい。
実店舗

中古スマホの購入先として最もオススメなのは、実店舗だ。イオシスやゲオ、ソフマップのような中古スマホを取り扱う店舗であれば検品や清掃がしっかりしているので、ある程度の品質が確保されている。
また、実物を見て選べるのがデカい。これは実店舗ならではのメリット。傷や汚れ、色味などは写真ではわからないものが多いので、安心感を買うなら実店舗で選ぶのがいいだろう。
また、実店舗の場合はスマホの状態が詳しく記載されている。赤ロムかどうか、バッテリー残量が何%あるのかといった重要な指標も確認することができるのもメリットだ。
ネット通販

中古スマホを専門に取り扱うネット店舗から購入するのもおすすめだ。
実店舗を持っている企業が、在庫をネットでも販売しているケースも多い。ヤフーショッピングなどでも購入することができるが、良し悪しは不明。口コミで判断するのも危険なので、有名どころで購入した方が無難。
イオシス、ムスビー、ゲオ、ソフマップ、にこスマ。あたりで購入するのがいいだろう。
デメリットしては現物が確認できない点。写真では気づけなかった小傷などにがっかりする場合もあるので、そこはある程度の割り切りが必要。
キャリア認定中古品

意外と知られていないのが「キャリア認定中古品」だ。ドコモ、au、ソフトバンクの3大キャリアや、ゲオモバイル(UQモバイル系列)なんかだと、スマホ回線契約とのセット購入で割引が効く。
iPhoneSE2あたりであれば一括1円で販売していることも珍しくないし、iPhone13Proのような機種も割安で契約できる。
デメリットは現物確認できない点。どのランクの製品もバッテリー残量80%を謳っているところが多いが、逆に言えばだいたい80%程度の機体が届くので、過度な期待は禁物。
また、回線契約セットで安いが、毎月の回線料金が高くなっては意味がない。その点、ahamoでセット契約した場合であれば、月額の通信量も2,970円なので、月の通信料を抑えながら格安でiPhoneを購入するとも可能だ。
(豆知識)実はバッテリーを交換できる

iPhoneと言えば何となくバッテリーを交換できないモノだと思っている人もいるかもしれないが、そんなことはない。
普通にアップルストアでもできるし、非正規店でも「アイサポ」なんかが有名だ。非正規店の方が価格が安い。
| モデル名 | Apple Store | アイサポ |
|---|---|---|
| iPhone16 Pro Max | 19,400円 | 14,980円 |
| iPhone16 Pro | 19,400円 | 12,980円 |
| iPhone16 Plus | 15,800円 | 9,480円 |
| iPhone16 | 15,800円 | 9,480円 |
| iPhone15 Pro Max | 15,800円 | 9,980円 |
| iPhone15 Pro | 15,800円 | 9,980円 |
| iPhone15 Plus | 15,800円 | 9,480円 |
| iPhone15 | 15,800円 | 9,480円 |
| iPhone14 Pro Max | 15,800円 | 9,980円 |
| iPhone14 Pro | 15,800円 | 9,980円 |
| iPhone14 Plus | 15,800円 | 8,980円 |
| iPhone14 | 15,800円 | 8,980円 |
| iPhone13 Pro Max | 14,500円 | 8,980円 |
| iPhone13 Pro | 14,500円 | 8,480円 |
| iPhone13 mini | 14,500円 | 8,980円 |
| iPhone13 | 14,500円 | 8,480円 |
| iPhoneSE3 | 11,200円 | 5,980円 |
| iPhone12 Pro Max | 14,500円 | 7,980円 |
| iPhone12 Pro | 14,500円 | 7,980円 |
| iPhone12 mini | 14,500円 | 7,980円 |
| iPhone12 | 14,500円 | 7,980円 |
| iPhone11 Pro | 14,500円 | 7,480円 |
| iPhoneSE2 | 11,200円 | 5,480円 |
| iPhone11 | 14,500円 | 6,980円 |
| iPhoneXR | 14,500円 | 5,980円 |
ただ、非正規店で修理をした場合、キャリアの下取りができなくなったり、買い取りがジャンク扱いになったりするのでオススメしない。使い潰すつもりなら良いが、将来的に売る可能性があるならアップルストアで交換してもらおう。
(結論①)中古スマホは買わない方がいい

とうわけで今回の記事の結論なんだけど、中古スマホは買わない方がいい。とは言うのも、中古スマホはやっぱり中古なだけあって、色々なトラブルの原因になりやすい。買えるなら新品を買った方が良い。
最低限でも「SIMロック」や「赤ロム」、「ネットワーク利用制限」ぐらいの意味は知っておかなければならないし、中古スマホのサポートがいつまで受けられるのかも非常に大事なポイントだと、この記事では解説をしてきた。
つまり、安いには安いなりの理由があって、そのリスクをしっかりと把握できるだけの知識と、対応できるだけの行動力が備わっていなければ手を出さない方が無難だ。なので俺は中古スマホは基本的におすすめはしない。
(結論②)中古iPhoneを買うなら最低でもiPhone11シリーズ以降

そしてこの記事の2つ目の結論。中古のiPhoneを買うのであれば最低でもiPhone11シリーズ以降が良い。
理由としては、機能性は置いておいて、アップルのセキュリティアップデート及び修理サポートがまだまだ利用することができるからだ。2029年頃までは使用可能。
逆に言うと「iPhone8」や「iPhoneXR」以前の機種を今から買うのはやめた方がいい
(結論③)個人売買は厳禁
そして最後に、中古スマホの個人売買は絶対にやめておいた方が良い。
写真では確認できなかった小傷や汚れはまだ目をつぶるとしても、不具合や偽装も十分にあり得る。またアップルストアでのバッテリー交換はジャンク扱いになり、売価が著しく低くなることもある。
中古スマホ専門店や、有名どころのネットショップ、または大手キャリアの展開している「認定中古品」を購入するのがいいだろう。その場合でも極端に安いものは何かしらの理由があるので、やたらに最安値を追わない方が無難だ。
安いには安いなりの理由があるのだ。
まとめ

ということで今回は中古スマホ、特にiPhoneに焦点を当てて解説をしてきた。俺も過去に買ったことがあるから、それなりに知識があるつもりだったが、調べてみると結構深堀りできて、記事のボリュームが想定よりだいぶ多くなってしまった。
その分、結構包括的にまとめることができたと思う。これからiPhoneの中古スマホの購入を検討している人は、この記事の内容を是非参考にしてみてもらいたい。
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