今回は山梨県が誇るバイカーの聖地「道の駅どうし」から手軽に登れる、「鳥ノ胸山(とんのむねやま)」に登頂した。
往復3時間程度で登れる低山だが、登山道はかなりの急登で、油断していると痛い目に合う。
その代わり、山頂から見える富士山の絶景は格別だ。
鳥ノ胸山(とんのむねやま)

山梨県道志村に標高1,208mの山で、「道の駅どうし」から見ると独立峰のように見える山容が特徴。
山梨百名山に数えられ、山頂は広く展望が良い。近年は富士山の撮影スポットとして人気がある。
山名は、江戸時代の甲斐国志によれば「殿ムレ山」と記してあり、この名前となったようだ。
コースタイム

最初に、この登山のコースタイムを示しておく。(2025年6月9日:天候曇り)
道の駅どうし(6:50)- 鳥ノ胸山登山道入り口(7:15)- 山頂(8:15) - 下山開始(8:45)- 道の駅どうし(10:00)
道の駅どうし(駐車場)

今回の登山の起点は「道の駅どうし」。
神奈川県相模原市から山梨県富士吉田市を結ぶ国道413号の区間を「どうしみち」と呼び、バイカーに人気のルートとなっている。
道の駅どうしはその途中にある人気のスポットだ。
駐車場も広く、トイレも勿論整備されている。
登頂開始

道の駅どうしを出発し、鳥ノ胸山を目指す。

道志川を横目に歩く。

登山口まで20分くらい舗装路を歩く。

登山口到着。

頂上まで1時間ぐらい。余裕やろ。
そう思っていた時期が私にもありました。

舗装路終了。本格的な登山道に。

いきなり急ですね。

尾根っぽいところを進む。

結構道迷いしやすいコースっぽい。
途中で木の枝が重ねて置かれていて、通せんぼをしていた。

標識のとおりに進みます。

めっちゃ手入れされている風に見えるけど、ちょっと木と木の間が狭すぎな感じ。
故に日差しが遮られて下草が生えていない。

崖かと思うほどの急登来ましたこれ。

急登を登り切ればゴールはもうすぐ。

痩せた尾根を進んで。

鳥ノ胸山(とんのむねやま)山頂到着。

山の西側の展望が開けていて、富士山がうっすら見える。
天気が良ければなかなかの絶景になるだろう。
時間としては長くはないが、道のりがびっくりするぐらい急坂なので、コースタイムだけでぬるい山だと判断すると痛い目に合う。
しかし、山頂からの景色は中々で、道の駅からのアクセスも良いので、結構おすすめの山。
下山後
下山後の楽しみと言えば、メシとフロ。
道志川温泉紅椿の湯

下山後はまず温泉へ。
宿泊施設も兼ね備えた「道志川温泉紅椿の湯」
大人1,200円で、田舎の温泉としてはちょい高めだけど、スーパー銭湯みたいにゆっくり休める。

大広間で寝ることも可能。

食堂が併設。

この辺りはもつ煮推しらしい。
どうし家
温泉を後にして、お待ちかねの昼食。
何にもなさそうな場所だけど、意外と食べるところが点在していて、グーグルマップで探すと、評価が高い店ばかりなのが凄い。
そんな中、選んだのが「どうし家」。

店構えは「THE 田舎の食堂」。こういうのでいいんだよ。
店内に入ると、可愛いおばあちゃんが二人でお店を切り盛りしていた。
どうみてもよそ者の俺にもニコニコと接してくれて、非常に感じの良いお店だった。

注文はかつ重と。

焼き肉定食。

どちらもいっぱい小鉢が付いてくる。女性が嬉しい奴。俺は好きじゃない奴。
価格はどっちも1,000円で、安くはないけど、ボリューム満点で旨かった。
というわけで今回の山行は以上だ。
6月になってだんだんと蒸し暑くなってきたので、低山はキツイ。
もうちょっと高い山に登りたい。