YouTube配信を始めてから早5カ月。季節はあっと言う間に秋を通り越して冬になった。
この間、様々な挑戦と失敗を繰り返して、自分が本当にやりたい事は何なのか。どんな人生を送りたいのか。YouTubeでそれを達成することができるのか。自問自答する日々が続いた。
結果として答えは出ていないんだけど、今、自分ができること、やりたい事を続けることが大事だと思っている。
そんなことを思いながら過ごした11月の報告をしていく。
動画の実績
投稿数 | 再生回数 | 再生時間 | 登録者 | |
---|---|---|---|---|
2024/7 | 10 | 4,625 | 130.0 | 64 |
2024/8 | 8 | 15,000 | 664.9 | 114 |
2024/9 | 6 | 14,000 | 674.7 | 79 |
2024/10 | 4 | 4,718 | 214.7 | 25 |
2024/11 | 7 | 7,660 | 226.6 | 16 |
合計 | 28 | 46,003 | 1,910.9 | 298 |
11月期の投稿本数は7本。とは言っても、画像横スクロール系の超絶手抜き動画ばかりなので、ちゃんと撮影したやつは1本だけだ。
横スクロール系動画を出した理由は、広がりすぎてしまった視聴者層を矯正したいという意図があったんだけど、これがどういう結果を招くのは12月に出す動画の反応を見てみないとわからない。
再生回数は7,660回と、先月比68%の増加。再生時間は微増、チャンネル登録者の伸びは減少となった。
再生回数については、動画が一本跳ねてくれたおかげ。ただ、動画の尺は短いから総再生時間は微増に留まった。
また、横スクロール系動画を見てチャンネル登録してくれた人はほとんどいなかった。チャンネル登録については、満足度や「次も見たい」と思わせるような動画作りが大事だと改めて実感。
収益
収益(円) | |
---|---|
2024/7 | 0 |
2024/8 | 4,337 |
2024/9 | 315 |
2024/10 | 1,906 |
2024/11 | 4,211 |
合計 | 10,769 |
2024年11月期の収益は「4,211円」に着地した。
横スクロール系動画はアフィリエイトと相性がいいと思って出したところもあるんだけど、結果としてクリック数は爆増以前出したが、コンバージョン率(実際に購入してくれた割合)は低い。
ただし、11月末から始まった「アマゾンブラックフライデー」の恩恵を受けて後半に収入が伸びた。12月もこの流れを引き継ぐので、過去最高益を見込んでいる。
購入してくれた人に感謝。
投稿動画
繰り返しになるが、11月は横スクロール系が大半だった。どんな意図をもってこんなことをしたのかについても説明をしていく。
2024年おすすめイヤホン16選
11月最初に投稿をした動画はの動画は、横スクロール系動画の「2024年おすすめイヤホン16選」だ。
この動画は別アカウントで実験した時に伸びた動画で、それをそのまま流用しただけだから、こっちでもある程度再生回数が回るだろうと思って投稿したんだけど、1か月で5000回再生された。
これでだいぶ視聴者層が入れ替わってくれることを期待したい。
横スクロール系動画のメリット
横スクロール系動画にいいところは
- 動画作成が簡単
- 頑張れば毎日投稿可能
- 検索されやすい
- 強いサムネを作りやすい
- アフィリエイトリンクしやすい
など、YouTubeを攻略する上で非常に優秀な動画形態になっている。
横スクロール系動画のデメリット
一方圧倒的なデメリットとしては「収益化不可」なところだ。
これは、YouTubeの収益化条件である、1,000人の登録と、4,000時間再生をクリアしても、収益化審査の際に落選してしまうことが原因なんだ。
横スクロール系動画は量産が可能で、コンテンツとしてのオリジナリティや、教育性がないため、収益化審査でチェックされる「再利用されたコンテンツ」に該当してしまう。
だから、横スクロール系動画を突き詰めれば、それなりの再生回数を取ることは可能だと思うんだけど、それだけでお金を稼ぐことはできない。
動画の概要欄にアフィリエイトリンクを張るとか、ブログへ誘導するとか、別の工夫をする必要がある。
ちなみに、この1か月間で実験した結果だと、概要欄のアフィリエイトリンクのクリック率は高くないので、これだけでお金稼ぎすることは現実的ではないという印象。
【5万円以下】おすすめノートパソコン8選
引き続き横スクロール系動画の「【5万円以下】おすすめノートパソコン8選」だ。
イヤホン16選と比較して、簡単なスペック表を加え、ワイプでガジェマガ式の解説を加えた。
これは、先に解説した「再利用されたコンテンツ」を回避するための手法として試したところもあるんだけど、なんだか中途半端な仕上がりになってしまったと感じている。
ならば、ガジェマガ式のクオリティの高い動画を普通に出していけばいいんじゃね?っていうことで、この手法はとらないことにした。
定期報告【2024年10月期】YouTube収益化審査落選と2つの対策
毎月恒例の報告動画「【定期報告・2024年10月期】YouTube収益化審査落選と2つの対策方法」。
それなりに再生回数が回る企画なんだけど、今回は100再生程度と軟調。
この動画ではサブチャンネルで収益化条件をクリアしたけど、「再利用されたコンテンツ」で引っかかって審査に落選したことについて説明をしているから、興味がある人は見てほしい。
【2024年】おすすめヘッドホン8選【人気ランキング】
イヤホン16選動画が伸びているので、じゃあヘッドホンも伸びるんじゃね?ということで投稿したのが「【2024年】おすすめヘッドホン8選【人気ランキング】」だ。
結果としてはイヤホンほどの爆発力はない。YouTubeで再生回数と取るには、検索されやすいジャンル、キーワードの選定が重要だと実感した。
「おすすめ〇〇」とかランキング形式の紹介動画は検索がされやすくて無難に伸びる。強いサムネが作れれば、駆け出しユーチューバーでもそれなりに再生回数を取れると思う。
反省と分析
というわけで、今月も反省と学びが多い1か月になったんだけど、ここで、今後YouTubeチャンネルを伸ばしていく上で大事だと思った点を備忘録として書き残す。
動画が再生される仕組み
ある程度育ってきたチャンネルが、急に伸びなくなったり、再生されなくなったりして辞めてしまうパターンが多いらしい。
まさにこのチャンネルがそんな感じなんだけど、YouTubeで動画が再生される仕組みは、多分こんな感じだと思う。
- 初めて動画を投稿する
- YouTubeがおすすめしてくれる
- チャンネル登録者が増える
- 次の動画を投稿する
- YouTubeがおすすめしてくれる
- 既存の視聴者が見てくれる
- YouTubeが新しい人におすすめしてくれる
- 新しい人が動画を見てくれる
- YouTubeが新しい人におすすめしてくれる
- 新しい人が動画を見なくなる(行き渡る)
- 動画が再生されなくなる
そして、ある程度育ってきたチャンネルが引っかかる壁が「6.既存の視聴者が見てくれる」だと思う。
俺の場合は、オヤジの闘病生活について話した動画がめちゃくちゃ伸びてしまったことによって、視聴者層が高齢者の女性たちに寄ってしまった。
そして、新しく出す動画も、YouTubeが勝手にオバサマ方に紹介をするものだから、当然見られない。その結果、チャンネルが衰退していくということになるんだ。
だから、このままじゃチャンネルが死ぬ。なんとかしなければらなない。だけど、動画を一本撮影するのにはめちゃくちゃ労力がかかるし、その動画は伸びないことがほぼ確定しているから、全くやる気にならない。これが10月の出来事。
なので、簡単にできる横スクロール系動画を投下して、無理やりにでも矯正をしていこうと試みたのが11月なんだ。
12月は既に炭酸水メーカーやワイヤレスイヤホンの紹介動画を投稿している所ではあるんだけど、こいつらが順当に再生回数を伸ばしてくれることを期待している。
一度失敗を経験したから
6月末にYouTubeチャンネルを開設して、最初の2か月はかなり順当にチャンネルが育っていた。
年内に収益化条件をクリアすることは難しくないと思っていたし、着実にステップを踏めていた実感があった。
ただ、繰り返しにはなるんだけど、再生回数が急に伸びない時期を経験した。
原因がわからないから焦りもあったし、動画作成にかける時間を増やした結果、妻とも衝突をすることがあった。
そういった失敗を経験を踏まえて、今は、また階段を昇り始めている。
前のように駆け足じゃなく、少しずつ、でも続けること。これを心がけていきたい。
今月のMVC(最優秀コメント)
最後に今月の最も印象的だったコメントを紹介する。が、横スクロール系動画メインだったから、いただいたコメントは少なかった。
12月は頑張ります。
本を要約した動画を投稿したい
このコメントは「【5分でわかる】JUST KEEP BUYING 自動的に富が増え続ける「お金」と「時間」の法則【ニック・マジューリ】」にいただいたものだ。
本要約動画については、もちろん著作権上の問題は当然ある。少なくとも内容をある程度ネタバレしているのだから、版権元がアウトだと言えば一発でアウトだろう。それはこのチャンネルだけでなく、すべての本要約動画に言えることだ。
じゃあ、なぜYouTubeで人気の本要約動画は削除されないのか?
それは、版権元が著作権侵害の訴えをYouTubeに起こしていないからに他ならない。
つまり、版権元がその動画があることで本の売り上げに貢献するとか、何かしらのメリットがあると判断しているならば、著作権で訴えられることはないだろう。
だから、本要約動画を扱う上では、「この本では他にも〇〇について紹介されているから、気になった人は是非手に取ってほしい。」などとつけ食わえて紹介をするのがいいんじゃないだろうか。
まとめ
とまぁこんな感じで10月~11月にかけて色々試行錯誤を続けてきた結果、やっぱりガジェマガ式のプレゼンは、作るのが大変だけど面白いなと改めて実感した。
そして、YouTubeを攻略するための知識をアレコレつけてきたところではあるんだけど、一番大事場のは、自分の面白いと思ったことを発信していき続けることなんだと思う。
だから、最短でYouTubeチャンネルを成長させるには、例えば「ワイヤレスイヤホン」などの需要のあるテーマだけを取り扱い続けることが大事ではあるんだけど、俺はワイヤレスイヤホンは好きだけど、それについて延々と話し続けることはできないし、できたとしてもきっと楽しくないし、そのうちネタが無くなって辛くなると思う。
だから、ガジェマガ式の紹介もしたいし、本の要約動画も出したい、そして俺の実体験も話していきたい。
俺は、俺のやりたいこと、話したい事があるからブログやYouTubeをこれからも続けていく。
それを面白いと思ってくれる人がいる限り、頑張っていきたいと思うから、今後も応援してくれるとありがたい。
というわけで今月の報告は以上だ。最後まで見てくれて感謝。