平成の時代、まだスマホが存在していなかった頃、携帯ショップは憧れの場所だった。しかし、令和の時代、携帯ショップには若者の姿はなく、高齢者の姿ばかりが目立つ。
どうして携帯ショップに若者がいなくなってしまったのか。それは一重に携帯ショップでスマホを買うことが「情弱サービス」に成り下がってしまったからにほからなない。今回はそんな携帯ショップが抱える構造的な問題について解説をしていく。
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(結論)携帯ショップでスマホを買うと5万円損する

まず結論から言うと、携帯ショップでスマホを買った瞬間に5万円の損をする。だから携帯ショップでスマホを買ってはいけない。実際にアップルストアとソフトバンクショップでiPhone17を購入した場合の金額は次のとおりだ。
iPhone 17 購入金額比較表
| 項目 | アップルストア | ソフトバンク |
| iPhone 17 | 129,800円 | 159,840円 |
| 契約事務手数料 | 0円 | 4,950円 |
| 頭金(販売手数料) | 0円 | 10,000円 |
| 合計金額 | 129,800円 | 174,790円 |
スマホを買っただけなのに、ソフトバンクショップの方がお値段44,900円も高い。さらに、追加のオプションや毎月の高い通信回線料金を踏まえると、携帯ショップでスマホを買っただけで5万円も損をしてしまうんだ。これが携帯ショップでスマホを買ってはいけない最大の理由だ。
携帯ショップでスマホを買ってはいけない7つの理由
まず最初に結論から。携帯ショップでスマホを買ってはいけない理由は次のとおり。
携帯ショップでスマホを買ってはいけない7つの理由
- スマホの価格が上乗せされている
- 契約事務手数料がかかる
- 頭金という名の販売手数料
- ノルマ優先のプラン案内
- 無料オプションの解約忘れに注意
- 不要なクレカや光回線のセット販売
- 膨大な待ち時間がかかる
以下にそれぞれ詳しく解説をしていく。
スマホの価格が上乗せされている(3万円)

まず最初に一番重要な点。スマホ本体の価格は購入する携帯ショップによって違う。下の表を見てみてほしい。
iPhone17の本体一括価格
| iPhone17 | 256GB |
|---|---|
| アップルストア | 129,800円 |
| ドコモ | 152,900円 |
| au | 152,900円 |
| ソフトバンク | 159,840円 |
| 楽天モバイル | 146,800円 |
例えばiPhone17の場合だと、アップルストアで販売している定価が「129,800円」。対して、各携帯ショップは上乗せして販売。ソフトバンクに至っては3万円以上の料金が上乗せされて販売されてしまっているんだ。

つまり、携帯キャリアでスマホを買っただけで数万円近い料金が中抜きされている。携帯ショップでスマホを買うと確実に損をしてしまうんだ。
契約事務手数料がかかる(4,950円)

さらに、携帯ショップでスマホ買うと実は手数料がかかる。これは家電量販店でも一緒。
| iPhone17 | 契約手数料 |
|---|---|
| ドコモ | 4,950円 |
| au | 3,850円 |
| ソフトバンク | 3,850円 |
| 楽天モバイル | 無料 |
ドコモは4,950円、au、ソフトバンクの場合は3,850円と決して安くない金額を設定。勿論スマホを乗り換えるたびに発生する。いざスマホを契約する際に手数料がかかりますと言われて初めて知るケースがほとんどだ。
ちなみに楽天モバイルは契約事務手数料無料。偉い。
さらに、携帯ショップでスマホを買うと目に見えない料金つまり手数料がかかる。それが頭金だ。
頭金という名の販売手数料(1万円)

頭金というと、家とか車とか買うときに最初に払う手付金っていうイメージだと思うんだけど、携帯業界における頭金は違う。頭金という名の販売事務手数料に過ぎない。つまり、家や車と違って元金が減らない。
携帯ショップではこの頭金を1万円設定しているケースが散見される。ちなみに大手家電量販店でも設定している店はあるので要注意だ。

そんなの聞いていなかったよ?と思ってももう遅い。長い長い契約手続きの末に、そのまま契約を続けるか、やっぱり契約をやめるかの二択を迫られる。
この頭金は明らかにこれを知らない消費者をだまそうと思って設定している罠だ。そんな不親切な頭金を設定している携帯ショップでは契約するのをやめよう。
無料オプションの解約忘れに注意

そして携帯ショップのような対面販売で最も注意したいのが「無料オプション」の解約忘れだ。
スマホを契約すると漏れなくサービスでついてくる無料のオプション。例えば次のようなサービス。勿論もともとは有料のサービスだ。
- セキュリティソフト
- 通話料定額サービス
- 迷惑電話対策
- 故障保証サービス
- サブスクサービス
無料になるのは最初の1、2か月間だけ。それ以降は安くないこれらの定額サービスの料金を知らない間に払い続けることになってしまう。恐ろしい。

ちょっと想像してみてもらいたい。慣れている人は、こういう無料オプションは契約したあとに家に帰って速攻で解約の手続きをする。が、携帯ショップでスマホを買う人は残念ながらそういった手続きをするのが難しいからショップに来ている。

つまり、ケータイショップは来店するお客様がこれらのオプションサービスを恐らく解約することができないだろうと期待して展開している情弱サービスだと言ってしまっても.....いいだろう。
ノルマ優先のプラン案内

携帯ショップに行ったら自分にピッタリの料金プランを案内してくれる。そんな淡い期待を抱いている人はいないだろうか?もちろんそんなものは幻想だ。

残念ながら携帯ショップはあなたにピッタリの料金プランなんて案内はしてくれない。ショップの使命は顧客にとってピッタリの料金プランを提案することではなく、ショップが最も儲かるプラン。つまり、いかに高額な料金プランを販売できるか、それが重要なんだ。

実はですね、街にある携帯ショップ。例えばドコモの看板のショップがみんなの家の近くにもあるとは思うんだけど、実はそのお店で働いている人はドコモの社員ではない。
携帯ショップのほとんどはフランチャイズ店、つまりコンビニみたいに、ドコモの看板だけを借りて実際に働いているのはまったく別の会社、その店舗の地主やオーナーが運営している会社だったりする。

つまり、携帯ショップが利益を出すにはいかにたくさんの携帯回線の契約をとれるか、いかに高額な料金プランの契約がとれるか、そしていかにたくさんのオプションサービスを契約させることができるか、それによって得られるキャリアからのインセンティブによって利益を上げているんだ。

携帯ショップに来るおじいちゃんおばあちゃんに対して、ピッタリの料金プランではなく、如何に高額な料金プラン、本来は不要なオプション、そしてカード、電気、光回線のサービスを売れるか。それが携帯ショップにとって優先されるんだ。
不要なクレカや光回線のセット販売

つまり、携帯ショップが販売するのは何もスマホだけじゃない。クレジットカード、光回線、電気料金プランなど、スマホとは関係のないサービスをあの手この手で販売している。
例えば、ドコモ本ブランドの料金のプラン「ドコモmini」は次の通り。
| プラン容量 | 基本料金 | 最大割引額 | 割引後料金 |
| 4GB | 2,750円 | -1,870円 | 880円 |
| 10GB | 3,850円 | -1,870円 | 1,980円 |
最大割引額を適用するとなんと880円から使えて安いように見えるが、割引の内訳は次の通り。
| 割引の種類 | 割引額 |
| dカードゴールドお支払割 | -550円 |
| ドコモ光 / home 5G セット割 | -1,210円 |
| ドコモでんきセット割 | -110円 |
| 合計(最大) | -1,870円 |
そう、スマホ本体とは全く関係のないクレジットカード、光回線、でんき料金プランを契約しないと割引が効かないんだ。対面販売である携帯ショップとしては、これらの抱き合わせ商品を如何に契約させられるかが販売員の腕の見せ所といったところか。

勿論、この抱き合わせ販売が全て悪いわけではない。実際に1,870円も安くなるんだからアリなんじゃないかと思うかもしれない。しかし冷静になって料金表を見てほしい。
| プラン容量 | 基本料金 | 最大割引額 | 割引後料金 |
| 4GB | 2,750円 | -1,870円 | 880円 |
| 10GB | 3,850円 | -1,870円 | 1,980円 |
そもそも、基本料金が高すぎる。4GBで2,750円、10GBで3,850円。びっくりするくらい割高な料金設定だ。いくら1,870円割引が効くからと言って、もともとの価格が高いのであれば意味がない。同じドコモのサービス「ahamo」であれば、30GBと通話無料で2,970円で使える。
しかし、残念ながら携帯ショップで契約をする人はそれを知らない。この料金プランが安いのかどうかわからない。ただ、「割引」という文字に踊らされて必要のないクレジットカードや光回線の契約をさせられてしまうんだ。
膨大な待ち時間がかかる

最後。携帯ショップの長すぎる待ち時間に注意をしてほしい。とはいうのも、携帯ショップでの手続きは非常に時間がかかる。
まず、携帯ショップに行かなければならない。往復1時間。受付してからの待ち時間が1時間。そして実際に契約にかかる時間が1時間。合計3時間。繁忙期だともっとだ。オンラインであれば、ものの20~30分で終わるにも関わらずだ。

しかも、たくさんの時間と労力をかけて携帯ショップで手続きしても、もしかしたらそのショップに希望のスマホがないかもしれない。好きな色のスマホの在庫がないかもしれない。でも、せっかく来たし時間もかかったから気に入ったスマホじゃないけど購入してしまうなんてことになったら悲しくはないだろうか。(いや悲しい)
スマホはどこで買うのが良いのか

さて、ここまでは携帯ショップでスマホを買ってはいけない理由を7つ紹介してきた。じゃあ、実際にスマホはどこで買うべきなのか?ここからはそれを解説していきたいと思う。
公式ストアやネットショップ

例えばiPhoneやグーグルピクセル、これはまず公式ストアで本体だけを購入しよう。何故なら、これらは公式ストアで買うのが一番安いからだ。
具体的にはアップルストア、グーグルストア。他のアンドロイドスマホであればは価格ドットコムのようなネットショップで購入するのもいいだろう。

実物を見て買いたいよっていう人はアップルの店舗に行ってもいいし、家電量販店でほしい機種を見繕ってからネットで購入してもいい。つまりこれ、家電を買うのと一緒なんだ。
家電は店舗で買うよりもネットショップで買った方が全然安い。だから1回店舗で実物を見てネットで購入する人も多いだろう。スマホもそれと一緒だ。

そして無事に端末を購入することができたら格安SIMでの運用にチャレンジしてもらいたい。
そうすることで、例えば毎月5,000円以上かかっているようなスマホ代を1,000円、2,000円までグッと抑えることができる。年額に直すと毎年36,000円程度の節約になるんだ。
キャリアのオンラインストア

しかし、流石にいきなりこれ全部自分でやるっていうのは難しい、そんな人はドコモのオンラインストアでスマホを購入をしてみてほしい。

大手通信キャリアの料金プランは5,000円以上するものがほとんどでめちゃくちゃ高い。しかし、ドコモの場合は格安料金プランアハモで契約することができる。
30ギガのデータ通信、5分間の通話が何度でも無料。それでいてお値段2,970円という安さがアハモの最大のメリットだ。
家電量販店

オンラインでスマホを買うのがいいのがお得なのはわかった。でもやっぱり自分でスマホを買うのは不安だ。誰かに教えてもらいながら購入したい。そんなあなたにおすすめなのが、家電量販店の携帯コーナーだ。

ただ、基本的に家電量販店の携帯コーナーは、携帯ショップとほぼ一緒。つまり、お店選びが非常に重要になる。個人的におすすめなのはヤマダ電機。俺が知る限りヤマダ電機は頭金とっていないし、オプションの勧誘も携帯ショップに比べれば全然ひどくない。

一方でヨドバシカメラとノジマは微妙です。ノジマは頭金を設定していることが多い。ヨドバシはゴリッゴリに営業してくる店員が多い。勿論店舗や販売員によって差はあるが、個人的にはおすすめしない。

また、家電量販店でスマホを契約する際に最も注意してもらいたいのが、キャリアのサブブランドで契約をすることだ。具体的にはアハモ、UQモバイル、ワイモバイル。この3つの料金プランであれば少なくとも大きく損をするということは防げる。
一番オススメなのはアハモ、2番がUQモバイル、3番がワイモバイル。ワイモバイルはセット割進めてくる傾向が強いのであんまりおすすめじゃない。
最後に注意点。店頭での契約なので契約事務手数料がかかる。オンラインだと手数料無料のアハモでも、店頭で契約した場合は4,950円の手数料がかかるので、その点は注意をしてもらいたい。
40代,50代の人は携帯ショップに行ってはいけない

というわけでこれまでの内容をまとめると、携帯ショップを行くことがいかに危険な行為かがおわかりいただけたと思う。特に40代、50代でまだ携帯ショップでスマホを契約している人は、急ぎ料金プランの見直しをしてほしい。

おそらくあなたはショップ店員に言われるがままの料金プラン。そして使いもしない解約忘れのオプションが多数存在していることだろう。そんな無駄な出費を垂れ流しつづけて、これから30年以上も携帯ショップに通うことはない。今、ちょっと勇気を出して自分でスマホの料金プランを調べてみてほしい。
そうすることで、今後30年間のあなたのスマホにかかる料金をぐっと抑えることができる、その浮いたお金をあなたの他の好きなことに使おう。
60代以上の人は若い人に教えてもらおう

逆に今60代以上の人は、今から無理してオンラインで手続きをしなくても大丈夫だ。お子さんとかお孫さんとか知り合いの若い人ならだれでもいい。ちょっと相談をしてみよう。意外とみんなこういうこと知っているから、一緒にオンラインや家電量販店に行って買い替えの手伝いをしてくれるだろう。

お礼にちょっといいご飯に行ったり、1万円でも2万でも包んであげればいいんだ。そうすることで、あなたも長い目で見れば無駄なスマホ代を支払わなくて済むし、お子さんたちも頼ってもらえてうれしい。家族団らんの時間ができてみんなハッピーだ。
(結論)携帯ショップでスマホを買うと5万円損をする

というわけで今回は携帯ショップでスマホを購入してはいけない理由を7つ説明してきた。簡単に言うと、携帯ショップでスマホを買った瞬間に5万円の損をする。だから携帯ショップでスマホを買ってはいけない。
アップルストアとソフトバンクショップでiPhone17を購入した場合の金額は次のとおりだ。
iPhone 17 購入金額比較表
| 項目 | アップルストア | ソフトバンク |
| iPhone 17 | 129,800円 | 159,840円 |
| 契約事務手数料 | 0円 | 4,950円 |
| 頭金(販売手数料) | 0円 | 10,000円 |
| 合計金額 | 129,800円 | 174,790円 |
スマホを買っただけなのに、ソフトバンクショップの方がお値段44,900円も高い。さらに、追加のオプションや毎月の高い通信回線料金を踏まえると、携帯ショップでスマホを買っただけで5万円も損をしてしまうんだ。これが携帯ショップでスマホを買ってはいけない最大の理由だ。
まとめ

というわけで今回は携帯ショップでスマホを購入してはいけない理由と通して、できるだけスマホはオンラインで購入したほうが良い理由を解説してきた。
確かに新しいことを学ぶのは大変だし億劫だ。しかし、これからの長い人生、まだまだスマホとの付き合いは続いていくだろう。
毎月の固定費を下げて、その分美味しいもの食べたり、自分の趣味にお金をかけたりして、自分の人生をもっと豊かに過ごしてみようじゃないか。
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