みんなの大好きiPhone17。そのiPhone17を例えばドコモの場合、2年レンタルしても月額281円。2年総額何と6,468円で利用することができた。
しかし、そのスマホ買い替えプログラムが3月4日をもって終了。3月5日からはソフトバンクのように返却時に22,000円の顧客負担が設定される。つまり、これまでのように破格でiPhone17を使うことができなくなるという悲しいお知らせだ。
ただ、それに文句ばかり言っていても仕方がない。これから俺たちはどうスマホを買い、運用していけばいいのか。それを考察していきたいと思う。
この記事の3行まとめ
- スマホ買い替えプログラム(2年レンタル)改悪
- スマホ返却時に22,000円の手数料が発生
- 本体一括購入して長く使い続けるのが良い
こっちもおすすめ
(結論①)スマホ2年レンタルの終焉

まず結論から言うと、今回の買い替えプログラムの改悪に伴い、スマホの2年レンタルがオトクだった時代は終焉を迎えた。最新のiPhone17がレンタルとは言え2年総額6,468円で使えてしまっていた現状がそもそも異常だったので、この流れは致し方ない。

実際にドコモの2025年第2四半期決算資料において、端末購入プログラムにおける収支はマイナス454億円となっている。つまり、ドコモ側にとっては「損」をしている状況。
ちなみにドコモの前田社長はこの原因を「見込みよりも端末が返却されてしまった」と語っている。つまり、キャリアの罠に引っ掛かる消費者が少なかったということだ。
(結論②)スマホは一括購入して長く使う時代へ

それに伴い、スマホはレンタルするものから本体一括で購入して長く使う時代に突入したと思われる。とは言うのも、ちょっと昔まではスマホのバッテリーは2年くらいでヘタるから、買い替えた方が良いよねっていうのが通説だったんだけど、最近のスマホは違う。
バッテリー持ちが良くなり、2年どころか5年くらい使っても全然オッケー。iPhone12以降は目新しい技術もなく、スペックはほぼ頭打ち。

であれば、わざわざスマホを二年レンタルして使用するのではなく、良いスマホを本体一括で購入。そして、格安SIMなどで運用することにより、長く、安く運用していくのがこれからの定番になっていくだろう。
(結論③)通信料金はこれからも値上げされていく

確かに、2年レンタルの施策により、通信キャリアは身を削って販促キャンペーンに力を入れてきた。それは高額なスマホをできるだけ短いスパンで買い替えてもらうことによって、利益を確保したいという思惑があったからなのだが、結果としてそれは失敗に終わった。
ただし、繰り返しになるが、これからは性能の良いスマホを長く使い続ける時代になる。スマホの買い替え需要が減る為、携帯通信キャリアにとっては、これから非常に利益を出すのが厳しい時代になることが予想され、大手通信3キャリアによる談合回線料金の値上げがこれからも定期的に行われるだろう。
スマホ買い替えプログラム(2年レンタル)とは

そもそも、スマホ買い替えプログラムって一体何なんだっていうハナシからにはなるんだけど、いわゆる「1円スマホ」に代表されるような、スマホの「2年レンタル」のことだ。
スマホ端末を購入するわけではなく、レンタル契約することによってスマホ端末の維持費を安く運用することができるサービスのことだ。詳しくは次の記事で解説をしている。
また、そのスマホ買い替えプログラムを利用すると、最新のiPhone17のような機種でも、例えばドコモ(ahamo)の場合、月額281円、つまり2年総額6,468円という破格で利用することができた。

勿論、スマホ端末のレンタルとは別に、そのキャリアにMNP乗り換えをすることが前提ではあるんだけど、ahamoのような安い通信料金プランで最新スマホを運用することができるのは非常に魅力的だ。
- iPhone17⇒ドコモ(ahamo)2年レンタル月額281円(最安価格)
※3月4日まで - iPhone16e⇒楽天モバイル2年レンタル月額1円(回線料金1,078円~)
auとドコモが相次いで改悪を発表

そんな上手に使えば消費者にメリットが大きい「スマホ買い替えプログラム」だったのだが、2026年2月にauとドコモが相次いで改悪を発表。スマホ端末のレンタル後に「返却手数料」として最大22,000円の負担が発生することとなった。これはソフトバンクのみが行っていた施策で、他社もこれに追従した形になる。
ソフトバンクが実施している「スマホ買い替えプログラム」の詳細については次の通り。ちなみに1年レンタルの「新トクするサポート+特典A」と2年レンタルの「新トクするサポート+特典B」に分かれている。特典Bもなかなか酷いが、特典Aは更に凶悪な内容になっているので絶対に手を出してはいけない。
これまではドコモとauで2年レンタルをすることで最も安くスマホを運用できたんだけど、今回の方針変更により状況は一変した。しかし、携帯通信キャリアはどうしてこんなに面倒な仕組みを設定しているのだろうか?
返却手数料はスマホを安く見せるトリック

そもそも、何でこんな紛らわしい「返却手数料」なんか設定しているのかというと、一重に「スマホを安く見せる」ため。これ以外にない。
例えば、ソフトバンクのポスターを参考にしてみると、最新のiPhone17があたかも月額1円でレンタルできるように見える。しかし、実際は返却時に22,000円の特典利用料。更に契約事務手数料がかかるため、月額に換算すると1,077円のレンタル代がかかっていることになる。
勿論、ポスターを一目見て「月額1円」と「月額1,077円」であれば、どちらの方が購入されやすいのかは火を見るよりも明らか。しかし、実際にはパッと見てわからない料金がかかる。

こういうカラクリを知っている人は良いが、スマホの買い替えなんてそんなに頻繁に行わない人も多い。そういう人を狙って半ば騙して高額なスマホに乗り換えさせる非常に邪悪な売り方と言えるだろう。
俺がソフトバンクが嫌いな理由がこれなんだけど、ドコモ、auも同じ販売手法を取ってきたことで、いよいよ大手通信キャリアでまともな商売をしているのが「楽天モバイル」だけになってしまったという印象。頑張れ楽天モバイル。
返却手数料を免除することもできるが条件が厳しい

なお、スマホ買い替えプログラムに伴う返却手数料が免除になる規定も設けられている。それが、スマホの返却時。つまり2年レンタルした後に、改めてそのキャリアで「機種変」か「スマホ単体を購入」すれば良い。
しかしどうだろう。考えても見てほしい。例えばiPhone17の場合、アップルストアと各キャリアでの販売価格を比較した表が次の通りになる。
iPhone17の販売価格
| iPhone17 | 256GB |
|---|---|
| アップルストア | 129,800円 |
| ドコモ | 152,800円 |
| au | 152,900円 |
| ソフトバンク | 159,840円 |
| 楽天モバイル | 146,800円 |
どうだろう。アップルストアと携帯通信キャリアでの販売価格はおよそ2万円以上の差があることがわかると思う。
つまり、つまりだ。スマホ買い替えプログラムを利用した後に22,000円の返却手数料を免除したいがために、「機種変」か「スマホ単体を購入」するには、そもそも数万円も価格が上乗せされた端末を購入しなければならないことになる。
なので、実質的に返却手数料を免除したところで何の意味もない。今後、「スマホ買い替えプログラム」は、スマホの本体価格が上乗せされていることを知らない「情弱サービス」に成り下がってしまったと言ってしまっていいだろう。
対応策

さて、大手通信キャリア3社の「スマホ買い替えプログラム」が極悪非道な情弱サービスに成り下がってしまったということは理解していただけたと思う。じゃあこれまで上手に2年レンタルを利用していた人は、これから一体どうすればいいのだろうか?
注目すべきポイントは次のとおりだ。
- スマホ本体一括価格は変わらない
- 楽天モバイルはまだ改悪をしていない
(対策①)スマホは本体一括で購入して長く使う

今回の改悪におけるポイントは、あくまで「スマホをレンタルした場合」にしか適用されないことだ。つまり、スマホ本体を一括購入してしまえば何の問題もない。
ただ、繰り返しになるが単純にキャリアでスマホ端末単体を購入するのは割高だ。しかし、各キャリアは他社から携帯回線を乗り換えた場合、つまりMNPをした場合に端末代金を最大44,000円割引する施策を行っている。
それを加味した表が次の通り。
MNPした場合の本体一括価格
| iPhone17 | 256GB | 割引 | 契約手数料 | 本体一括 |
|---|---|---|---|---|
| Apple直販 | 129,800円 | - | 129,800円 | |
| ドコモ (ahamo) | 152,900円 | - 44,000円 | 無料 | 108,900円 |
| au | 152,900円 | - 44,000円 | 3,850円 | 134,750円 |
| ソフトバンク | 159,840円 | - 9,936円 | 3,850円 | 153,754円 |
| 楽天モバイル | 146,800円 | - 20,000円 | 無料 | 126,800円 |
ドコモの場合であれば、本体一括価格108,900円ということで、アップルストアでの販売価格よりも2万円ほど安く購入することができる。つまり、2年レンタルをせずとも、本体一括で購入した場合もそこそこお安く最新のスマホを手に入れることが可能だ。
ドコモ(ahamo)iPhone17MNP本体一括108,900円
更に、最近のスマートフォンはバッテリー持ちも優秀。ちょっと前までは「スマホは2年経ったらバッテリーがダメになる」みたいなことが言われていて、だから買い替えが促されていたんだけど、今のスマホは違う。2年なんか余裕で、何なら5年くらいは戦えるスペックを備えている。
だから、最初の出費は痛いけど、性能の良いスマホを買って、例えば格安SIMで運用することでトータルでのコストを抑えても良いし、2年後にそのスマホを高値で売って、また最新のスマホを買っても良い。
今後は、キャリアに2年ごとにスマホの買い替えを強制されるのではなく、こういう健全な形が広まっていくことが予想される。
(対策②)楽天モバイルで2年レンタルをする

対策の2つ目が、楽天モバイルでスマホを2年レンタルすることだ。とは言うのも、ドコモ、au、ソフトバンクのスマホ買い替えプログラムが情弱サービスに成り下がったというのは繰り返し申し上げているが、俺たちの希望の星、楽天モバイルはまだまだ頑張っている。
楽天モバイルで2年レンタルをしても返却手数料を取られることはないし、何なら契約手数料も取られることはない。デメリットとしては対象機種が限られており、iPhone17はお安くないが、iPhone16であれば月額500円。iPhone16eであれば何と月額1円でレンタルできる。
- 楽天モバイル⇒iPhone16(月額500円)
- 楽天モバイル⇒iPhone16e(月額1円)
更に、楽天モバイルのメリットはその通信回線料金の安さ。

月のデータ通信量が3GBまでであれば、月額1,078円(税込み)で利用できる。つまり、楽天モバイルで契約すると、月のスマホ代が回線料金込みでiPhone16の場合は月額1,578円、16eであれば1,079円で高性能のiPhoneを運用することができる。これは安い。
- 楽天モバイル⇒iPhone16(通信回線込み月額1,578円)
- 楽天モバイル⇒iPhone16e(通信回線込み月額1,079円)
結論
(結論①)スマホ2年レンタルの終焉

今回のニュースの結論としては、今回の買い替えプログラムの改悪に伴い、スマホの2年レンタルがオトクだった時代は終焉を迎えた。最新のiPhone17がレンタルとは言え2年総額6,468円で使えてしまっていた現状がそもそも異常だったので、この流れは致し方ない。

繰り返しになるが、実際にドコモの2025年第2四半期決算資料において、端末購入プログラムにおける収支はマイナス454億円となっている。つまり、ドコモ側にとっては「損」をしている状況。
ちなみにドコモの前田社長はこの原因を「見込みよりも端末が返却されてしまった」と語っている。つまり、キャリアの罠に引っ掛かる消費者が少なかったということだ。
(結論②)スマホは一括購入して長く使う時代へ

それに伴い、スマホはレンタルするものから本体一括で購入して長く使う時代に突入したと思われる。とは言うのも、ちょっと昔まではスマホのバッテリーは2年くらいでヘタるから、買い替えた方が良いよねっていうのが通説だったんだけど、最近のスマホは違う。
バッテリー持ちが良くなり、2年どころか5年くらい使っても全然オッケー。iPhone12以降は目新しい技術もなく、スペックはほぼ頭打ち。
であれば、わざわざスマホを二年レンタルして使用するのではなく、良いスマホを本体一括で購入。そして、格安SIMなどで運用することにより、長く、安く運用していくのがこれからの定番になっていくだろう。
(結論③)通信料金はこれからも値上げされていく

確かに、2年レンタルの施策により、通信キャリアは身を削って販促キャンペーンに力を入れてきた。それは高額なスマホをできるだけ短いスパンで買い替えてもらうことによって、利益を確保したいという思惑があったからなのだが、結果としてそれは失敗に終わった。
ただし、繰り返しになるが、これからは性能の良いスマホを長く使い続ける時代になる。スマホの買い替え需要が減る為、携帯通信キャリアにとっては、これから非常に利益を出すのが厳しい時代になることが予想され、大手通信3キャリアによる談合回線料金の値上げがこれからも定期的に行われるだろう。
まとめ

というわけで今回はドコモ、auから相次いで改悪が発表された「スマホ買い替えプログラム」について解説をしてきた。残念ながら破格で2年レンタルができる事態は終焉を迎えつつあるようだが、今後はスマホ端末を一括で買い、格安SIMで運用する流れがより広まるだろう。
大手通信キャリアとしては非常に難しい舵取りを迫られているとは思うが、今後はスマホ端末の買い替えが促進されないため、恐らく定期的な通信回線料金の値上げが行われていくのだろうと予想される。
大手通信キャリア3社は半ばカルテルをしているようなものだが、そのような状況でも俺たちの希望の星、楽天モバイルにはこれからも抗い続けてもらい、大手通信キャリアが値上げをし辛い状況を作ってもらいたいと切に願っている。
しかし、楽天モバイルは赤字経営が続いている。楽天モバイルが潰れるとドンドンと値上げの波が押し寄せるので、皆で楽天モバイルを支えていきたいものだ。
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