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【利息40%】iPhone17Proの1円スマホを絶対に買ってはいけない理由【新トクするサポート+特典A】

超一流の証、iPhone17Pro。あの3眼カメラを持っているだけで最高にイケているように見える。ただ、お値段も「17,9000円」と最高に超一流だ。

そんな勝者の象徴iPhone17Proを、なんと発売初日から「1円スマホ」で提供しているブランドがあるらしい。

そう、あのソフトバンクがドコモauを置き去りにしてただ1社だけ月額1円でiPhone17Proを販売しているんだ。しかも新発売のiPhoneAirもついでに月額1円で売りさばいている。

このパッと見超お得に見えるこのキャンペーン。調べてみたら物凄い罠が仕掛けられていることが判明したんだ。

今回は「iPhone17Pro」月額1円のカラクリ、そして絶対に手を出してはいけない理由について解説する。最後まで見ていってくれると嬉しい。

  • iPhone17Pro1円スマホのカラクリ
  • ソフトバンク新トクするサポート+の詳細
  • おすすめのiPhone17Proの運用方法

(結論)iPhone17Proの月額1円は詐欺です

さて、先に結論から言うと、iPhone17Proの月額1円案件には絶対に手を出してはいけない。

家電量販店に行けばソフトバンクが大々的にキャンペーンを宣伝しているし、なんならオンラインショップでもいける。

ただし、後述するがびっくりするくらいの罠が仕掛けられていて、総額でみるとめちゃくちゃ高くなる。俺はおすすめしない。今回の記事ではこの相反する矛盾、そのカラクリを暴いていく。

ソフトバンクなら月額1円で使える?

繰り返しになるが、iPhone17Proを月額1円で使うには、ソフトバンクで回線契約をすればいい。

ソフトバンクの1円スマホサービス「新トクするサポート+」、そして「オンラインショップ割」を併用することで、手元に現金が無くても最新のiPhone17Proをレンタルすることができてしまう。これはやばい。

また、オンラインショップではなく、家電量販店などの対面販売でも同様の割引を行っているため、月額1円を前面に押してiPhone17Proを販売している店が多い。それだけソフトバンクが各販売店に販促金を出しているとも言える。

なお、1円スマホについての解説は次の通り。実際に回線契約を含めてお安く運用できるノウハウが詰まっている。

しかし、ドコモやauでも同じように1円スマホサービスを行っているが、今のところiPhone17Proに関してはソフトバンクのみ可能だ。どうしてなのだろうか。

ソフトバンク「新トクするサポート+」とは

とはいうのも、ソフトバンクの1円スマホサービス「新トクするサポート+」は、ドコモ、auのスマホ乗り換えプログラムと比べて内容が複雑。

具体的には1年で端末を返却をする「特典A」と、2年で返却をする「特典B」で分かれている。「特典B」については前回の記事で解説をしているので参考にしてもらいたい。

「特典B」については「特典A」と同様、後述するが「特典利用料」という名の端末返却手数料が発生するので、結果として月額1円での運用はできない。

総額の費用を計算すると、ソフトバンクでの契約はおすすめしないという結論になっている。

特典A(詐欺)

さて、今回紹介する「新トクするサポート+」特典Aは最高にイカれているシステムだ。特典Bの比ではない。

「特典A」は、スマホ本体を48カ月レンタルする契約で、13か月目までに本体を返却すると、の残り36回分の残債が免除になるシステム。

簡単に言うと、12カ月スマホ本体をレンタルできるサービスになる。

「特典A」の最大の特徴は、例えば「iPhone17Pro」や「iPhone17Air」のような最新かつ高価な機種を月額1円でレンタルできるのが特徴。その代償に「特典利用料」と「早期利用料」がかかる。

上の図はソフトバンクで「iPhone17Pro」を購入(レンタル)した場合の機種代金になる。

注目するべきは、256GBモデルを、新規またはMNPで契約した際に、12カ月間1円で利用出来てしまう点だ。

一方で、返却時にかかる「特典利用料」が22,000円、そして図には書いていないが、「特典B」を利用した場合の「早期利用料」が別途27,500円かかる。

結局のところ、月額1円で利用出来たとしても、「特典利用料」と「早期利用料」がかかり、1年間のレンタル代金が5万円ほどになる。

更に、「特典A」を利用する際は別途「あんしん保証パックサービス」への加入が必須だ。

特典利用料(返却手数料①)

ソフトバンク「新トクするサポート+」の特典利用料は、レンタルした端末を返却した際にかかる「返却手数料」だ。

これは12カ月レンタルの「特典A」だけでなく、24カ月レンタルの「特典B」にも設定されているシステム。端末ごとに金額が違うが、iPhone17Proの場合は最大料金の22,000円がかかる。

ソフトバンク公式HP

結局のところソフトバンクは毎月の支払額を少なくして、端末をレンタルした最後に一括で料金を請求しているだけにすぎない。

そうすることで他社では実現できない「月額1円」によって、ソフトバンクではお得にスマホを買い替えられるように見せている。

ただし、結局最後に料金を請求されるので結局オトクではないし、回線料金の定額なahamoで契約できるドコモを選択した方がトータルで安く費用を抑えられる。

ちなみに、特典利用料を免除する「買い替え応援割」のシステムもあるが、それも一見お得に見えて罠が仕掛けられている。「買い替え応援割」については後述する。

早期利用料(返却手数料②)

ソフトバンク「新トクするサポート+」の「早期利用料」は、特典利用料と同じく端末を返却する際にかかる手数料になる。これは特典Aのみに適用される罰金だ。

何が「早期」なのかはよくわからないが、高価な端末をいち早く試したいあとに請求される返却手数料だ。

ちなみにiPhone17Proの場合は27,500円かかる。(10月1日現在)

ソフトバンク公式HP

この早期利用料も結局のところ毎月の支払額を少なく見せているだけにすぎず、特典利用料と一緒で最後に一括で料金を請求しているだけにすぎない。

月額1円の文字に決して騙されてはいけない。

あんしん保証パックサービス(割高スマホ保険)

ソフトバンク「新トクするサポート+(特典A)」を利用した場合、更に追加で費用がかかる。それが「あんしん保証パックサービス」だ。

「あんしん保証パックサービス」はスマホ本体の保険にはなるんだけど、その金額は何と月額1,980円。

高価なスマホだからしょうがないよね?と騙されてはいけない。これは超絶割高な保険代だ。

ニッセイプラス少額短期保険

上の図は日本生命グループが提供する「ニッセイプラス少額短期保険」のスマホ保険の一例だ。

月額400円の掛け金で、最大10万円の保障を受けることができる。保険金を15万に設定しても月額600円だ。

これを鑑みると、月額1,980円の「あんしん保証パックサービス」がいかに割高なサービスなのかがわかると思う。

しかも「あんしん保証パックサービス」は強制加入なので必ず費用が発生してしまう。ソフトバンクはピンハネしすぎ。

買い替え応援割(巧妙な罠)

繰り返しになるが、「新トクするサポート+(A)」でiPhone17Proをレンタルした場合は「特典利用料」が最大22,000円かかる。

ただ、この特典利用料(22,000円)を免除することができるサービスがある。それが「買い替え応援割」だ。

しかし、買い替え応援割を詳しく調べてみると、その条件はスマホ本体を返却時に「機種変更」か「端末本体の購入」する必要がある。結果として高い回線を使い続けなければならないので素直に22,000円支払ってソフトバンクと手を切った方が安上がりになる。

  • 2年後、スマホ返却時に再度ソフトバンクで機種を購入(レンタル)することで、特典利用料を免除
  • 2年後の契約は、機種変更または端末購入のみ。MNPと新規契約は適用外(つまり乗り換え不可)
  • MNPできないので大幅な値引きが期待できない
  • 特典利用料を素直に支払った方が良い

なお、買い替え応援割については次の記事で詳しく解説をしているので参考にしてもらいたい。

iPhone17Pro月額1円は利息40%の極悪商品

というわけで12カ月レンタルをして月額1円で使えるように見えたiPhone17Pro。しかしその実態は「特典利用料」、「早期利用料」、「あんしん保証パックサービス」という3つの隠れた料金が発生することがわかった。その総額は。

  • 特典利用料(22,000円)
  • 早期利用料(27,500円)
  • あんしん保証パック(23,760円)
    --------------------------------------
    合計(73,260円)

ということで合計金額は「73,260円」。これがたった1年レンタルしただけで必ずかかる費用になる。しかも実際はこれとは別に高額の回線料金も発生する。

本体価格「179,800円」のiPhone17Proを1年レンタルすると「73,260円」の費用がかかるということは、これは利息に換算すると約40%になる。

言いかえると、100万円を1年間借りたら、40万円の利息が発生しているようなものだ。これは闇金ウシジマくんもびっくりの極悪金融商品といっても過言ではないだろう。

もちろんスマホ本体が中古扱いになるから、利息40%はちょっと盛った表現ではあるんだけど、iPhone17Proの買取価格も非常に高額であるのも事実。

はっきり言って、ソフトバンクの「特典A」は詐欺まがいの商品なので利用してはいけない。これならiPhone17Proを一括で購入して、1年後に売却した方が安く運用できるだろう。

  • 1年レンタルサービス
  • 特典利用料が最大22,000円かかる
  • 早期利用料が最大38,500円かかる
  • あんしん保証パックが23,760円かかる
  • 特典Aは絶対に利用してはいけない

iPhone17Proを安く使う方法

iPhone17Proの1円スマホ運用ができないのはわかった。であれば、どのように立ち回れば最も安くiPhone17Proを運用することができるのだろう。

色々調べてみたんだけど、残念ながら各キャリアでiPhone17Proを買うよりもアップルストアで本体を買って、それを格安SIMで運用するのが最も安上がりになるという結論に至った。

キャリアのレンタルは高い

まず、各キャリアでiPhone17Proを2年間レンタルした場合の料金を見てみよう。

キャリア2年総額
ドコモ(ahamo可)93,060円
au91,900円
ソフトバンク95,200円
楽天モバイル87,944円

大手キャリア4社を比較してみると、楽天モバイルがちょっとだけ安い。しかし、安いといってもiPhone17Proの定価179,800円ということを考えると、およそ半分の料金になる。

24カ月レンタルして半分の料金を支払うのであれば、本体を買ってしまった方が賢い選択肢だろう。特にiPhoneは中古販売価格が高い。この料金であれば各キャリアでレンタルするのは得策ではないだとう。

iPhone17Proはアップルストアで買うのが一番安い

じゃあどこでiPhone17proを買うのが一番安いんだっていう話なんだけど、iPhone17Pro本体を最も安く買うことができるのは「Apple」から直接購入する方法だ。

Apple直販の価格、つまりiPhone17Pro本体の「定価」と、各携帯会社の販売価格を比べたのが次の通り。

256GB512GB
Apple直販17万9800円21万4800円
ドコモ21万4940円26万6970円
au21万4900円26万6,900円
ソフトバンク21万9600円26万6400円
楽天モバイル20万7900円25万9800円

上の表を見ると、AppleStoreで直接買った方が、キャリアの販売より圧倒的に安いのがわかる。

つまり、各キャリアでは店頭で「スマホ本体を大幅値引き」しているように見えて、元値がそもそも高いから、実のところそんなに安くなっていないのが実情なのだ。

(結論①)iPhone17Proは本体を購入して格安SIM運用が一番安い

というわけでiPhone17Proを一番安く運用する方法は、身も蓋もないが本体をアップルストアで買って、それを自分に合った格安SIMで運用するのが一番安上がりになるという結論に至った。

その端末を1年や2年で売却をして、また最新のiPhoneに乗り換えてもいいし、不満無ければ3年以上使い続けることで、ハイエンド機を使い続けながらトータルのスマホ料金は抑えることができる。

いずれにせよ、1円スマホとは違い端末一括購入の場合は柔軟に動くことができるのが強み。

(結論②)iPhone17Proの1円スマホ運用は無理

繰り返しになるが、iPhone17Proを月額1円で使うことはできないし、そういうポスターが張ってあったら「詐欺」同然なので近づいてはいけない。実際はたった1年で7万円越えの料金が発生する。

特典Bの時はまだ可愛かったが、特典Aはソフトバンクやりすぎ。こんなの現場で働くケータイショップの店員だって本音は案内したくないと思っているに違いない。

まとめ

いかがだっただろうか。

今回はソフトバンクが展開しているiPhone17Proの1円スマホに焦点を当てて解説をしてきた。

結論としてはiPhone17Proを月額1円で使うことはできないし、多額の費用がかかるので決して手を出してはいけないということを解説してきた。

個人的に「1円スマホ」自体は、しっかりと仕組みと立ち回りを知っていれば非常にお得に使える制度だと思う。つい最近もドコモがiPhone16を月額1円で販売してきた。

ahamoで最初から回線契約できるので、データ通信量込みで2年間月額3,000円以下で使えるので非常におすすめだ。

というわけで今回の記事は以上だ。最後まで見てくれて感謝。

  • この記事を書いた人

ジェームス

元公務員 / 既婚 / FP / 新人YouTuber / 趣味は登山。

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