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イヤホン

【コスパ最強イヤホン決定戦】ANKER Soundcore P40i VS EarFunAirpro4【好みが分かれる】

2025年4月現在、1万円以下のおすすめワイヤレスイヤホンとして必ず名前に上がるのが、ANKERの「Soundcore p40i」と、EarFunの「Air Pro 4」だ。

今回は、コスパ最高と名高い両機種のどちらがおすすめなのかについてを解説していきたいと思う。

結果としては、外観・使いやすさは「EarFun Air Pro 4」が優れ、機能性については「ANKER Soundcore p40i」に軍配が上がった。

  • 外観もこだわりたい
    イヤホン本体が金属塗装をされていて高級感がある。
  • ノイキャンが優秀
    Soundcore P40iよりも強力
  • YouTubeのながら聴きが多い
    クリアな音質で長時間効いていても疲れづらい。
  • とにかくコスパが高い
    価格が安く機能性が高い。
  • 音楽を楽しみたい
    大口径ドライバーを積んでいて低音に強い。音質が良く感じる。

それぞれの詳しい記事は次のとおり。

「EarFun Air Pro 4」と「soundcore p40i」のスペック表

まず最初に、「EarFun Air Pro 4」と「soundcore p40i」 の、おおまかなスペックを把握しておこう。

特徴Air Pro 4Soundcore p40i
価格8,190円7,980円
装着方式カナル型カナル型
ドライバーサイズ10mm11mm
ANCQuietSmart 3.0-50dBUNC2.0
外音取込ありあり
充電端子USB Type-CUSB Type-C
再生時間(単体)11時間12時間
再生時間(ケース)52時間60時間
ワイヤレス充電対応対応
マルチポイント対応対応
防水防滴IPX5IPX5
重量約5g(片耳)/55g(充電ケース込み)約5g(片耳)/58g(充電ケース込み)
コーデックSBC,AAC,LDAC
aptX,Adaptive
aptX Lossless
Snapdragon Sound
LC3
SBC,AAC

「EarFun Air Pro 4」と「ANKER Soundcore p40i」のスペックを比較してみると、若干ではあるが「Soundcore p40i」に軍配が上がる。

ただし、両者の違いに大差はなく、価格もほぼ互角。そして、ノイズキャンセリング、ワイヤレス充電、マルチポイントに対応をしていて、両機種とも機能性が非常に高いハイレベルな争いだ。

「EarFun Air Pro 4」と「soundcore p40i」の外観

ここからは「EarFun Air Pro 4」と「soundcore p40i」の外観を見ていこう。

個人的には「EarFun Air Pro 4」が外観がスタイリッシュで好き。

イヤホンケース

写真の左が「EarFun Air Pro 4」、右が「Soundcore p40i」。

イヤホンケースを比べてみるとSoundcore p40iは最近のトレンドであるずんぐりむっくりした卵型なのに対してAir Pro 4は横長で平べったい形をしている。

厚さにについては若干、1ミリか2ミリくらいAir Pro 4の方が薄い。

前面に両者インジケーターがついていて、背面には充電用のタイプC端子がついているところは一緒。

一方で底面を見てみるとSoundcore p40iはラバー素材のシートがついている。

これはp40iの個性的な機能で、このケースを開けたところにフォンスタンドが付属している。これを立ち上げることによって簡易的なスマホスタンドとして利用することができるんだ。

そしてケース内のイヤホン本体の配置についてはAir Pro 4の方が一枚上手だ。

両者を比べてみると、Air Pro 4はイヤホンを斜めに配置、p40iはほぼ水平に配置しているのがわかると思う。

Air Pro 4は平べったいイヤホンケースにすることでイヤホン本体をより斜めに配置することに成功をした。

これによって手を差し込んだ時にケースと干渉しづらく、よりスムーズにイヤホンを取り出すことが可能だ。

イヤホン本体

そして次にイヤホン本体を見ていこう。両者ともにショートスティックタイプのイヤホンだが、これは結構違いが出ている。

Air Pro 4の方は全面が金属加工されていて高級感があるのに対してSoundcore p40iは側面のみの金属加工でちょっとプラスチック感が出ちゃっている。

あと、少し細かいところではあるんだけど、イヤーピースについて大きな違いがあるから確認をしておこう。

右がp40i

Air Pro 4は、よくある丸い形のイヤーピースで、安心感がある。

一方で、Soundcore p40iは楕円形で少し特殊な形をしている。

この構造が耳にフィットしないっていうレビューも多い。実際に俺の耳には合わなかった。

「EarFun Air Pro 4」と「soundcore p40i」の機能性比較

ここからは 「EarFunAirpro4」と「ANKER Soundcore P40i」 の機能面ついて比較をしていく。

繰り返しにはなるが、スペック上の機能性は「Soundcore P40i」の方が優秀だ。

特徴Air Pro 4Soundcore p40i
価格9,990円7,990円
装着方式カナル型カナル型
ドライバーサイズ10mm11mm
ANCQuietSmart 3.0-50dBUNC2.0
外音取込ありあり
充電端子USB Type-CUSB Type-C
再生時間(単体)11時間12時間
再生時間(ケース)52時間60時間
ワイヤレス充電対応対応
マルチポイント対応対応
防水防滴IPX5IPX5
重量約5g(片耳)/55g(充電ケース込み)約5g(片耳)/58g(充電ケース込み)
コーデックSBC,AAC,LDAC
aptX,Adaptive
aptX Lossless
Snapdragon Sound
LC3
SBC,AAC

価格については定価だと通常価格だと「Air Pro 4」が9,990円なのに対して「p40i」が7,990円とお安い。

しかし、実勢価格としては、「Air Pro 4」が8,190円、「p40i」が7,190円と価格差は1,000円にまで縮まる。

僅差ではあるが、価格面はp40iの方が有利だ。 

アクティブノイズキャンセリング

Air Pro 4はQuietSmart 3.0というイヤーファンの独自規格のノイキャンを搭載していて、公称値-50dBという驚異的なノイキャン性能を有している。

Air Pro 4Soundcore p40i
ANCQuietSmart 3.0-50dBUNC2.0

一方でSoundcore p40iも独自規格ウルトラノイズキャンセリング2.0を搭載していて、特徴としては周囲の騒音レベルに応じてノイズキャンセリングの強さを自動で調節してくれる。

これはアンカーの上位機種Soundcore liberty 4 にも搭載されている高性能なノイズキャンセリング機能だ。

実際に両者のノイキャン機能を聞き比べてみた感想としては、Air Pro 4の方がノイキャンが強い。

室内のエアコンの駆動音が「EarFun AirPro4」の場合は一切聞こえなくなるんだけど、「Soundcore p40i」の場合はわずかに音が聞こえる感じ。

とはいえ、聞き比べてわかる程度の差だから、この差はあまり気にしなくてもいいと思う。

バッテリー

これはメーカー公称値での比較にはなるんだけど、Air Pro 4はイヤホン単体で11時間ケース込みで52時間の連続再生、対してSoundcore p40iはイヤホン単体で12時間ケース込みで60時間となっている。

特徴Air Pro 4Soundcore p40i
再生時間(単体)11時間12時間
再生時間(ケース)52時間60時間

ここに関しても若干Soundcore p40iの方が上回っているんだけど、イヤホンを連続で何十時間も使うことなんてないからここは正直誤差の範囲かなとは思う。

あと、お互いバッテリーゼロからの急速充電に対応をしていて、10分の充電でAir Pro4は2時間、Soundcore p40iは5時間分の使用が可能だ。

というわけでバッテリー性能に関しても若干Soundcore p40iの方が優秀だということが言えるだろう。

マルチポイント接続

マルチポイント接続については結構違いがあった。

Air Pro 4は残念ながら切り替え時の安定性があまりよくない。調子の良いときは素早く切り替わるんだけど、途中で切れたり、音楽が止まったりする。

 

一方でp40iの方は接続安定性応答速度ともに非常に優秀。

切り替えにかかる時間は多分1秒かかってないんじゃないかなっていうくらいで、タイムラグはほとんどなくてめちゃめちゃ優秀だった。

ただし、勿論、接続するデバイスによってこのあたりの安定性とか応答速度っていうのは変わってくると思うから、一概には言えないところではある。俺が試した環境つまりパソコンとiPhoneの接続切り替えについてはp40iの方が優秀だった。

ということでマルチポイント接続についてもp40iの方が優秀。

イヤレス充電

ワイヤレス充電については、テスターで測ってみた結果、両者とも2.5Wで給電。実際はここから20%程度ロスが発生するから、2W程度の充電速度になっていると思われる。

勿論両者とも有線充電にも対応をしていて、有線でも充電速度はおよそ2.5Wでワイヤレスと差はなかったから、基本的にはワイヤレスで充電をしておけばいいのかなっていう感じ。

つまり両者に大きな差はないんだけど、この価格でワイヤレス充電に対応をしてくれているっていうところが非常に大事でめちゃくちゃ優秀だぞっていうハナシ。

というわけでワイヤレス充電は引き分け。

音質

そして最後が一番気になる音質の勝負。ここがダメなら全て台無しだ。

まず、Air Pro 4、こちらは全体的にクリアなサウンドで聞きやすい、長時間使用しても耳が疲れづらいのが特徴だ。

対してp40i、こちらは低音がしっかりと聞いていていわゆるドンシャリ系のサウンド。音楽をよく聞く人、特にロックとか、ヒップホップとか、ボカロなんかの曲が好きだよっていう人には非常にいいんじゃないかと思う。

どっちの方が音質がいいんだっていわれたら。ほとんど違いは無くて一緒。どっちも音質がいい。

ただ、音作りの方向性が違うっていうだけ。Air Pro 4は素直な音、p40iは低音重視っていうところで、両者に大きな違いはないし、日常使いで音質に不満を持つことはないんじゃないのかなと思う。

そしてこの2つのブランドともに専用アプリで音質をカスタマイズすることも可能だ。

具体的にEarfunは専用アプリEarfunAudioで音質のカスタマイズが可能だ。

プリセットで用意されているイラコライザを使ってもいいんだけど、適応イラコライザっていう奴を使うと、聴覚診断テストみたいに聞こえる周波数帯の音を探していって、自分に最適な音質を探していくっていうのが面白いから、是非試してみてもらいたい。

一方ANKERにも専用アプリのサウンドコアがあって、こっちもHearIDサウンドっていう機能を使うと、自分好みの音質を選んでいくABテストを6回やることで、イラコライザを自分に最適化してくれるっていう機能が非常に便利だ。

というわけで音質についても両者互角。

どっちがおすすめか

価格に関しては「Soundcore p40i」の方が若干安く、また機能性についても大容量バッテリー、そしてMP接続の安定性で優れていた。

一方で、外観のスタイリッシュさや使い勝手、そしてノイキャンの強さについては「EarFun Air pro4」の方が優秀だった。

また、繰り返しにはなるが、両機種には音作りの方向性に明確な差がある。

「EarFun Air pro4」はクリアで素直な音だから、音楽というよりは普段YouTubeを見ていたりながら聞きをしていたりするよっていう人向け。

人の声がクリアで聞き取りやすいからストレスになりづらいし、長時間使って見ても耳が疲れづらい。

対して、「Soundcore p40i」は11mmの大口径ドライバーを積んでいて低音を出すのが得意だから、普段からよく音楽を聴いているよっていう人とか、スマホでドラマや映画をよく見ている人は、臨場感のあるサウンドが体感できると思うから「Soundcore p40i」がいいんじゃないかと思う。

実際に音楽を聴く分には「Soundcore p40i」で聞いた方がやっぱり低音が強くて臨場感が感じられるから、おすすめなのかなと。

というわけで、「EarFun Air pro4」と「ANKER Soundcore P40i」それぞれおすすめの点を挙げると次の通りになる。

  • 外観もこだわりたい
    イヤホン本体が金属塗装をされていて高級感がある
  • ノイキャンが強力
    Soundcore p40iより僅かに強力
  • YouTubeのながら聴きが多い
    クリアな音質で長時間効いていても疲れづらい
  • とにかくコスパが高い機種が良い
    価格が安く機能性が高い
  • 音楽を楽しみたい
    大口径ドライバー搭載で迫力のある低音

というわけで今回の記事は以上だ。最後まで見てくれて感謝。

  • この記事を書いた人

ジェームス

元公務員 / 既婚 / FP / 新人YouTuber / 趣味は登山。

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