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登山

【小丸山】ニッコウキスゲの群生地を抜けて雲海を臨む【日光霧降高原キスゲ平園地】栃木県日光市

今回は栃木県日光市にある、ニッコウキスゲの群生地「霧降高原キスゲ平」から簡単にアクセスできる、「小丸山」に登頂をした。

  

登山難易度としては簡単な割に、最高に良い景色を望める可能性がある山だ。

 

日光霧降高原は「ニッコウキスゲ」の群生地として有名で、特に7月上旬は一面の花を見ることができるぞ。

       

小丸山(こまるやま)

写真:日光市公式観光WEB

  

小丸山は、日光国立公園内、中禅寺湖から北東方面へと連なる太郎山・男体山・女峰山などから成る日光連山の東端に位置し、霧降高原の一角を成す。

     

「霧降高原キスゲ平園地」から小丸山のピークまでは、ニッコウキスゲの群生地を通り抜ける、1,445段から成る長階段「天空回廊」が続く。

  

特に6月~7月にかけて、早朝に雲海が発生することが多く、運が良ければ絶景を楽しむことができる。

                   

コースタイム

 

最初に、この登山のコースタイムを示しておく。(2025年6月21日:天候曇り)

 

キスゲ平駐車場(6:00)-天空回廊展望台(6:40)- 山頂(6:45) - 下山開始(6:50)- キスゲ平駐車場(7:15)

 

 

キスゲ平園地(駐車場)

  

霧降高原キスゲ平に到着した時に、まず驚いたのが、その人の多さだ。しかも、ほとんどが大学生くらいの若者。

  

正直、栃木県にはあんまり人がいないなと思っていたし、早朝に出てきたし、名所とは言え、まさかこんな秘境にたくさんの若者がいるとは思わなかった。

  

流石にニッコウキスゲの開花時期から2週間ほど早かったので、まだまだ駐車場には余裕があったが、帰るころには第二、第三駐車場も車がいっぱいだったので、ここに来るなら6時よりは前に到着をしておきたい。

    

   

駐車場横にはレストハウスも整備されているが、早朝は開館していないので、トイレを借りることはできなそうだった。

  

ちなみにこの日、運がいいことに日光周辺は薄い雲がかかっていたので、雲海チャンスだった。

 

登頂開始

  

まずは、1445段の「天空回廊」で展望台を目指す。

 

ニッコウキスゲの開花まで、時期が少し早いとは思っていたけど、やっぱり早かった。

 

 

レストハウスのおじさん曰く、あと2週間ぐらいしたら、一面に咲くって言ってた。

 

キスゲ平園地の公式ホームぺージに、開花状況が載っているから、ニッコウキスゲの群生を見たい人は事前に調べてから来るのがおすすめ。

  

  

ちなみにニッコウキスゲの群生を見れる時期は1週間程度しかない。

 

 

これは、ニッコウキスゲが、朝に開花して夕方にはしぼんでしまう「1日草」だからだ。

 

1株につぼみが数個付き、毎朝1つずつ咲き、そして夕方にはしぼむ。

 

  

そのため、ニッコウキスゲの群生が見れるのは非常に短い期間なんだ。

 

 

展望回廊は、一直線に展望台へ行くこともできるが、所々で分岐があったりして、ちゃんと散策したらまぁまぁな時間がかかりそう。

 

時折すれ違うインスタグラマーみたいなパリピをいなして、展望台へと向かう。

 

 

気が付くと、雲海がずいぶんと上がってきた。出発した時は晴れていた駐車場は、既に雲の中だ。

 

これは期待できる。

    

 

展望台に到着。

 

 

まさに天空の展望台。

 

雲海もいい感じに広がっていて絶景。

   

ちなみに雲海が見れるのは、基本的に地表付近の温度が低い朝方だけなので、雲海を狙う人は早起きが必須だ。

  

 

展望台を後にし、小丸山山頂を目指す。とは言っても、歩いて5分もかからない。

 

小丸山山頂

 

小丸山山頂に到着。

 

たいていのパリピは展望台で満足して引き返すから、山頂まで来てゆっくり景色を楽しむのもおすすめ。

 

非常に手軽に来れる山で、景色も良いので登山初心者にもおすすめ。

 

 

更に、ここから先、「赤薙山」っていう山があって、時間があればそっちも行きたかったんだけど、今回は小丸山で引き返す。

  

下山

 

雲海に向かって階段を下る。

 

下山も当然1445段の階段を下る必要があるので、膝が弱い人には結構つらいかもしれない。

 

迂回ルートもあるので、無理せず降りよう。

 

 

下山をするとすぐに雲海の中に飛び込む。一気にひんやりして気持ち良い。

 

 

下山完了。駐車場に到着。

  

天候が非常にどんよりしているように見えるが、これは雲海の中なので、来た時に曇っていてもあきらめずに登ってみるのをお勧めしたい。

  

ただし、ガチで天候が荒れる前触れの可能性もあるので、天気予報は確認されたし。

    

   

というわけで、今回は非常にお手軽な山行だったが、運にも恵まれて絶景を見ることができた。

 

   

今年はニッコウキスゲの群生を見ることはできなかったけど、次は赤薙山に登るのに合わせて是非訪れたい場所だ。

  

  • この記事を書いた人

ジェームス

元公務員 / 既婚 / FP / 新人YouTuber / 趣味は登山。

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