令和7年度がはじまり、桜が散り、あっという間に夏が来る。
月1のペースで続ける予定の低山登山も3回目。今回は、しばらく火山ガスにより入山規制がされていた、箱根の最高峰「駒ケ岳」に登頂した。
箱根駒ヶ岳

箱根駒ヶ岳は、神奈川県箱根町にある標高1,356メートルの山だ。
駒ヶ岳は箱根の最高峰で、それ以外にもちょこちょこアクセスできる山があるから、首都圏近郊の登山候補地として結構優秀。
芦ノ湖や富士山を臨めるロケーション、そしてジオパークとしても登録されている自然豊かさが魅力の山々だ。

また、山頂までは「駒ヶ岳ロープウェー」を使って簡単にアクセスできる。
そのため、下山はロープウェーを活用することで、より簡単に登山を楽しむことができる山としてもおすすめだ。
コースタイム

最初に、この登山のコースタイムを示しておく。(2025年4月21日)
防ヶ沢(7:10)- 神山-駒ヶ岳分岐(8:25)- 駒ヶ岳山頂(8:50) - 下山開始(9:15)- 防ヶ沢(10:30)
防ヶ沢登山口

2025年4月現在、箱根駒ヶ岳にアクセスできる登山道は、防ヶ沢ルートのみだ。他のルートは全て火山ガスによる入山規制がかかっているため、通行が不可になっている。
そして肝心の防ヶ沢登山口は、残念ながら駐車場はない。

グーグル先生に聞いてみると、ロープウェー乗り場がある「箱根園」の駐車場から歩いてアクセスするのをオススメしてくるが、片道3.5kmの県道を歩かなければならない。
40分以上かかる道のりで、登山口に着くまでに確実にダレる。帰りのことも考えると億劫でしかない。
バスも通っていないため、箱根園でタクシーを呼ぶか(これも難易度が高い)、気合を入れて歩くか(帰りはロープウェーを使える)、登山口から徒歩5分くらいにある、非公式の駐車場に停めるしかない(自己責任)。

駐車場(仮)の位置はここらへん。
登頂開始

登山口には入山規制用のゲートがあるが、前述のとおり規制が解除されているため、終日解放されている。


駒ヶ岳付近はヒメシャラの群生地で、今回の登山道にも勿論植わっている。

花期が6月~7月頃らしいので、今回の登山では花を見ることができなかったが、それ以外にも花や、あまり見かけない植物が多かった。

登山開始直後は、鬱蒼とした森を抜ける。
この日は朝霧がかかっており、なんとも言えない幻想的な雰囲気の森を抜けていった。

早朝の陽ざしに朝もやが反射して何とも言えない雰囲気だ。

鬱蒼とした森を抜けると、急登に差し掛かる。
10年近く人の入山が無かったせいか、だいぶ登山道が荒廃している。

登頂開始から20分程度で、だいぶ高度を上げた。その分傾斜がきつかったという事。
芦ノ湖と富士山の景色が木々の間からのぞく。

葉桜のような花がぽつぽつとある。
グーグル先生に聞いてみると「アニソドンテア・マルバストロイデス」、別名「桜葵」。見た目通り。

馬酔木(アセビ)の花もちらほらと。
アセビの葉や茎には有毒成分が含まれており、馬がこれを食べると麻痺して酔ったように見えることから、この名が付けられたとか。

名前不詳の小さい花。

水芭蕉、ではなくバイケイソウ。
新芽も葉も茎も根もすべて有毒の草。食うと死ぬ。

ダイナミックに折れた大木。あまり管理が行き届いていない感じ。

この登山道の面白いところは、ほとんどの道が「湿気ている」こと。
なので、コケむした木がいたるところにあって、触るとフカフカで気持ちいい。
確かに山の西側に位置するコースではあるが、それにしても何故こんなにも湿度が高いのかは気になる。
この独特の環境が、様々な草花の生育する環境に寄与していることは間違いない。

枝先に苔が丸く育った面白い形の木を何本か発見。
朝露が枝先に貯まり、そこに苔が生えて育ったものと考えられる。

急登が落ち着いて開けた場所に出ると、目的地の箱根駒ヶ岳山頂が見えてくる。
神山-駒ヶ岳分岐

出発から1時間ちょいで、神山と駒ヶ岳の分岐に差し掛かった。

ここから神山へは45分、駒ヶ岳までは25分。
ここまで来れば頂上は近い。

ゴミと恋人を同列に扱う中々ファンシーな立て看板。

分岐以降は高い樹木が無くなり、展望が開ける。


登山道終了。
山頂

非常に見晴らしがいい。

山頂の箱根元宮神社に行くよ。

まぁまぁ遠い。

ロープウェー営業前だから誰もいない。

天空の。

神社(営業前)

山頂の標識がない。

と思ったらめっちゃ小さい標識だった。

富士山はちょうどお隠れ。

下山前にトイレを借ります。

ロープウェーがある山に登るのは意外と理にかなっているかも。
トイレはあるし、頂上でゴハンを食べる事もできる。
帰りは楽して降りることができる。
次もロープウェーがある山を登ろうかな。
この後すぐに下山したが、下山中にすれ違ったパーティー(ソロを含む)は4組。
うち1組は白人外国勢で、ブロンドへそ出しグラマラスねーちゃんを含む5人パーティだった。どう見ても登山をしに来た感じではない。どうやってここまで来たんだマジで。
下山後
下山後の楽しみは2つ。
メシとフロだ。
ラーメン 蔵一

登山をした後は濃い味のがっつりしたものが食べたくなる。
「ラーメン 蔵一」は以前にも来たことがあって、福島県名物の喜多方ラーメンと、ソースカツ丼を楽しめる店だ。

丼を頼むとミニラーメンが付いてくる。素敵

ランチ限定でらーめんセットもある。丼はミニサイズだが、まぁまぁある。

喜多方らーめんは、あっさりしているんだけど、コクが深い。野菜のうま味が溶けだしたスープっていう感じで、このまま持って帰って鍋のスープにしたいくらい旨い。ちなみにミニらーめんも同じスープ。

ソースカツ丼は酸味の効いた甘み控えめのタレ。濃厚というよりあっさりなんだけど、味は濃い。
故に、半分くらいは美味しく頂けるが、量が多いこともあり、後半は飽きてくる。らーめんセットのミニ丼が調度いい量。

らーめんセットのミニ丼として頼んだカツ丼は、ソースカツ丼とは異なり甘めのタレ。日本人好み。

ここより安くて旨い店はままあると思うけど、70点は取れる店。
腹ごしらえが済んで、温泉に入りたいところだったんだけど、用事が出来てしまってそのまま帰宅。
箱根の日帰り温泉は、インバウンド需要もあって結構高い。1,500円くらいがザラ。
個人的に箱根でおすすめの日帰り温泉は四季倶楽部グループの温泉(1,100円)
理由は安いから。あとあんまり人がいない。(比較的)