俺が高校生くらいの時は、ウォークマンから世代変わりしてiPodが爆裂に人気を博していた。
その頃はまだまだ有線イヤホンが主流で、iPodからコードをにゅーんと伸ばして街を闊歩するのが若者の憧れみたいな風潮があったんだけど、時は流れ、令和になった今はそんな有線イヤホンはもはや「エモい」と呼ばれる存在にまでなり、街には完全ワイヤレスイヤホンを身に着けた人で溢れている。
そんな完全ワイヤレスイヤホンが欲しいなと思ってこの記事を見てくれている人が多数だとは思うんだけど、正直、選び方がよくわからんっていう人が多いと思うんだ。
だから今回はそんな完全ワイヤレスイヤホンの選び方のポイントを簡単に解説していくことで、たくさんの製品の中から一体何を選べばいいのか、機能にどんな違いがあるのか、安いものと高いもので一体どんな差があるのかっていうのを解説していきたいと思う。
完全ワイヤレスイヤホンとは
そもそもまず、完全ワイヤレスイヤホンって一体何なんだっていうハナシからにはなるんだけど、イヤホンの部分が完全に独立していてスマホとかの音楽プレイヤーと無線で接続することができるイヤホンが「完全ワイヤレスイヤホン」っていう風に呼ばれている。
名前が長いので英語で読んだ「True Wireless Stereo」の頭文字をとって「TWS」と略されたりもしている。
ちょっと前までは「フルワイヤレスイヤホン」なんて呼ばれていたのもこの完全ワイヤレスイヤホンのことだ。
完全ワイヤレスイヤホンの登場
完全ワイヤレスイヤホンが登場するまでは、イヤホン同士がつながっている有線ワイヤレスイヤホンは存在したし、今もスポーツモデルのワイヤレスはこのタイプだ。
しかし2016年にイヤホン界に革命が起こった。
みんな大好きアイフォーンを発売している、あのアップルが満を持して世に送り出した完全ワイヤレスイヤホン、そう、初代AirPods が発表されたんだ。
AirPods は爆発的なヒットを記録し、この完全ワイヤレスイヤホンが世の中に広く浸透していくことになったんだ。
完全ワイヤレスイヤホンの戦国時代
当初、完全ワイヤレスイヤホンはこのAirPodsしか選択肢がないと言っても過言ではなかったんだけど、時は流れて現在は令和の時代、2024年になった。
数多の家電メーカーがこの完全ワイヤレスイヤホンの研究と開発を進めて、数多くの製品が世に送り出されている。
世はまさに群雄割拠、有象無象製品がひしめき合う完全ワイヤレスイヤホンの戦国時代に突入をしたんだ。
完全ワイヤレスイヤホンの選び方
そうやって市場で競争原理が働いたことで、現在ではだいぶ価格がこなれてきていて、価格が安くても十分に機能が充実しているコスパの高い製品が多数登場するようになった。
そしてここからは、そんなたくさんの製品の中から、完全ワイヤレスイヤホンを選ぶうえで押さえておきたいチェックするべきポイントを挙げる。
チェックするべきポイントは次の5つだ。
- ドライバーサイズ
- ノイズキャンセリング
- ワイヤレス充電
- マルチポイント接続
- 防塵防滴性能
ドライバーサイズ
まずはドライバーサイズについて説明をしていく。
ドライバーとは
ドライバーっていうのは、イヤホンの中に入っている部品で、実際に音を鳴らすパーツになるんだ。
例えばギターでいう弦だったり、ドラムの叩く面にあたるのがドライバーになるんだ。このドライバーの品質が高いか低いかで音質が変わってくるし、極端に言えばこのドライバーの品質の差がイヤホンの価格差になるといっても過言ではないんだ。
大口径ドライバーは低音が得意
そしてドライバーには大きさがあって、例えば5mmのちっちゃいものから、40mmのでっかいものまで様々ある。このドライバーが大きければ大きいほどいい音が出る・・・というわけではないんだ。
例えば楽器のヴァイオリンとコントラバスを思い浮かべてもらいたいんだけど、ヴァイオリンは高くて綺麗な音を出すのが得意だ。
一方でコントラバス、重低音のズシンと来る音を出すのが得意だよね。
ドライバーの大きさでもこれとおんなじことが言えて、大きいサイズのドライバーの方が低い音を出す能力が高いんだ。
一般的には大口径ドライバーの方が高音質
じゃあ大きいドライバーは高い音を出すことが出来ないのかと言われたらそういうわけではないんだ。
だから一般的にはドライバーのサイズが大きいもののイヤホンほど音質が高いという風に思ってもらえれば大丈夫だし、少なくとも重低音を再現する能力が高いということは間違いないんだ。
迷ったらとりあえず大きいサイズを選ぶ
そして、イヤホンの中には異なるサイズのドライバーを搭載した、いわゆるデュアルドライバーの製品もあって、高い音と低い音のどちらも再現する能力が高いモデルもあるんだ。
ただし、完全ワイヤレスイヤホンの場合は、そもそもこのパーツが小さいことが前提であるから、ドライバーの大きさには限界があるんだ。
イヤホンのドライバーサイズは、小さいものは6mm、大きいものは12mmくらいが今の主流になっているから、製品選びに迷ったらとりあえずドライバーサイズが大きいものを選んでおくといいだろう。
ノイズキャンセリング
次にチェックするべきポイントは「ノイズキャンセリング」の機能だ。
ノイズキャンセリングにはおおまかにアクティブノイズキャンセリング、通称ANCとよばてれいる機能と、パッシブノイズキャンセリング、通称PNCと呼ばれている機能がある。
アクティブノイズキャンセリング
アクティブノイズキャンセリング(ANC) とは、周囲の騒音を低減するために使用される技術だ。
主にヘッドホンやイヤホンに搭載されており、音楽や通話をよりクリアに聞けるように設計されている。この技術は、騒がしい環境(電車、飛行機、オフィスなど)でも快適なリスニング体験を提供してくれる。
一般的にイメージされているノイズキャンセリングはANCの方で、みんなも知っている通り、例えば人混みの中とか、電車に乗っている時の騒音をかき消して、音楽や動画に集中しやすくしてくれる凄い機能のことなんだ。
ANCの仕組み
アクティブノイズキャンセリングの仕組みは次のとおり。
- マイクで外部の音を拾う
ヘッドホンやイヤホンの外部に設置されたマイクが周囲の騒音(例えばエンジン音や話し声)を拾う。 - 逆位相の音を生成
デバイス内のプロセッサが拾った騒音と逆の波形(逆位相の音)を生成します。この逆位相の音を再生することで、元の騒音を打ち消す。 - 音の打ち消し(干渉効果)
騒音と逆位相の音が重なると、音波同士が干渉してノイズが聞こえなくなる(または大幅に減少する)仕組み。
すごいよね、この技術は。このちっちゃいちっちゃいイヤホンの中に雑音を解析するための機能がぎゅーっと詰まっているのよ。
だから、このアクティブノイズキャンセリングの性能については雑音の解析装置の質次第で値段もピンキリ。
こればっかりは実際に使ってみないとわからないし、俺も全部のイヤホンを試しているわけじゃないから、ノイキャンの性能を重視したい人は、評価の高いモデルを選んでみてほしい。
パッシブノイズキャンセリング
一方で、パッシブノイズキャンセリングっていうのもあって、これは単純にイヤホンと耳の間に隙間を作らない密閉性を高くしたノイキャンのことを指す。
やっすいイヤホンの場合単純にこのPNCの機能だけをとって「ノイズキャンセリング搭載」ってうたっている場合が多いから、注意をしてほしい。
ノイキャン機能は本当に必要か?
個人的な意見にはなるんだけど、みんなノイキャンは凄いね、ノイキャンがある方が便利だよね、ノイキャンがあるから高くてもしょうがないよねみたいな風潮があると思うんだけど、俺はそれに「否」といいたい。
ノイズキャンセリングって、本当に必要ですか?と。
ノイキャンが必要なシーンは少ない
ノイズキャンセリングが必要なほどの騒音があるシチュエーションなんて実際ほとんどない。
しかも騒音が大きければいかにノイキャン機能がついていても作業になんか集中できない。つまりノイキャン機能があろうがなかろうが別に変わらないんだ。
あなたがイヤホンを欲しい理由はなんですか?音楽や動画を聞きたいからでしょ?じゃあー、別にノイキャンが付いていなくたっていいんじゃないんですか?わざわざあってもなくてもあんまり変わらない機能のために何万円も払うのはちょっと本末転倒なんじゃないんですか?
電車で通勤通学をしている人は例外
ただ、一点例外があるとすれば、日常的に電車で通勤や通学をしている人だ。
何故なら電車に乗っている時間は是非自分の好きな音楽を聴いてリラックスしたりYouTubeで好きな動画を見て有意義な時間にしてほしいからだ。電車の騒音はかなりの爆音でコンテンツの音量が大きくなりがちだから、電車に乗っている人はノイキャン機能があるイヤホンの導入をおすすめしたい。
ワイヤレス充電
3つめのポイントは「ワイヤレス充電に対応しているか」だ。
これはシンプルにこのイヤホンケースがワイヤレス充電に対応しているかどうかになるんだけど、イヤホンって毎日使うものだから、外出中に充電が切れた時のがっかり感は凄いよね。
だから欠かさずに充電をしたいところではあるんだけど、ワイヤレス充電に対応していないやつはいちいちケーブルをイヤホンケースに挿して充電をしなければならないからちょっとめんどくさいよね。だから充電するのを忘れてしまうということが頻発をするんだ。
でも、ワイヤレス充電に対応しているイヤホンなら、家に帰ってきて、イヤホンをとって、ケースに閉まって、ポンッと充電器の上に置いておくだけで大丈夫。ストレスフリーで毎日好きな音楽を楽しむことができちゃうんだ。
イヤホン本体の連続使用可能時間
逆に言うとイヤホン本体の連続使用可能時間なんだけど、これはあんまり気にしなくても大丈夫だ。
なぜなら5時間も6時間もぶっ通しで音楽を聴いていることなんてないから絶対イヤホンをケースの中にしまう。そうするとイヤホンがちゃんと充電されるから、こいつ自体のバッテリーがどれくらいもつかっていうのは大した問題じゃないんだ。
連続再生時間は5時間もあれば十分だ。
マルチポイント接続
マルチポイント接続っていうのは、例えばパソコンで作業しながらYouTubeを聞いている時に、スマホから電話がかかってきたらイチイチ切り替えをしなくても自動でつないでくれるような機能になる。
あったら便利なのは間違いないんだけど、マルチポイント接続に対応しているものでも、切り替わりにかかる時間に結構バラつきがあって実用的じゃないものもあるし、そもそもそんなに使わない機能だから、これはあってもなくてもどっちでもいいかなっていう感じだ。
防塵防水性能
防塵防水性能を備えたワイヤレスイヤホンは、スポーツやアウトドアでの使用に最適だ。この性能を選ぶ際には、IP規格(Ingress Protection)が重要な指標となる。
IP規格について
- IPX4: 防水対応。汗や軽い雨に耐えられる。
- IPX5: 噴流水に耐えられる。
- IPX7: 一時的な水没にも耐えられる(例: 水深1mに30分)。
- IP67/IP68: 防塵・完全防水。砂埃や水中でも安心して使用可能。
日常使いならIPX4あれば良い
イヤホンの場合、防塵機能は数字が5以上のものであればアウトドアスポーツとして使えるモデルになるんだけど、日常使いであれば防塵機能はなくても大丈夫。防水性能は数字が4以上のものであれば水滴が侵入しない、5以上であれば水で汗を洗い流せるレベルになる。
防水機能に関しては、普段使いであれば4以上、ランニングとかスポーツで使う場合は5以上がおすすめだ。
イヤホンを選ぶうえで、普段使いであればこのIPX4以上の防滴性能があれば安心だ。
おすすめ機種3選
そして、これまで解説してきたポイントを踏まえて、コスパの高い機種を3つ紹介したいと思う。
第3位 Xiaomi Redmi buds 6 Lite
Redmi Buds 6 Lite は、Xiaomi が提供するコストパフォーマンスの高い完全ワイヤレスイヤホンだ。以下に主な仕様と特徴をまとめる。
主な特徴
- デザインと装着感
- カラー展開:ブルー、ホワイト、ブラック。
- 耳にフィットしやすい軽量設計(片耳 4.2g)。
- コンパクトで持ち運びに便利な充電ケース(ケース全体の重さ:47g)。
- 音質
- 12.4mmの大型チタン振動板を搭載し、クリアでバランスの取れたサウンドを提供。
- AACコーデック対応で、高音質を実現。
- バッテリー性能
- イヤホン単体で最大7時間、充電ケース併用で最大38時間の連続再生が可能。
- 10分間のクイック充電で約2時間の再生が可能。
- 接続性
- 最新の Bluetooth 5.3 を採用し、安定した接続性を確保。
- 最大10mの通信範囲。
- 機能性
- ハイブリッドアクティブノイズキャンセリング(ANC):最大40dBの騒音をカットし、快適なリスニング体験を提供。
- デュアルマイクとAIノイズリダクションでクリアな通話を実現。
- タッチ操作が可能で、Xiaomi Earbuds アプリを使用してカスタマイズ可能。
- 防水性能
- 防水規格は明記されていませんが、日常的な使用に耐える設計とされています。
適した用途
- 通勤・通学時に音楽を楽しみたい方。
- 初めての完全ワイヤレスイヤホンとして、コスパ重視のモデルを求める方。
- 簡単なノイズキャンセリング機能を試したい方。
価格帯と総合評価
Redmi Buds 6 Lite は、約2,500円という手頃な価格で、ANCや優れたバッテリー性能を備えたコストパフォーマンスの高いモデルです。初めてのワイヤレスイヤホンやサブ機としても適しています。
第2位 ANKER Soundcore P40i
これは鉄板中の鉄板です。ガジェオタ100人に聞いたら、あーP40iね、はいはい。っていうぐらいのレベルで有名なモデルだ。
Soundcore P40i は、Anker の高性能ワイヤレスイヤホンで、特にノイズキャンセリングや音質、バッテリー性能が特徴的です。以下に主要なスペックをまとめまめる。
主要な特徴
- ノイズキャンセリング
- インテリジェント適応型ANCを搭載。周囲の音を自動検知し、最大45dBのノイズを低減します。
- 「サウンドコアアプリ」でノイズキャンセリングを5段階で調整可能。
- 音質
- 11mm複合ドライバーを採用し、BassUp技術で低音を強化。
- カスタムEQ設定やHearIDによる個人音響プロファイルの作成が可能。
- 通話品質
- AIノイズリダクションで、クリアな音声通話を実現。
- 接続性
- Bluetooth 5.3採用、最大通信範囲約10m。
- マルチポイント接続に対応し、複数デバイス間で簡単に切り替え可能。
- バッテリー
- イヤホン単体で最大12時間、ケース併用で合計60時間再生可能。
- 10分間のクイック充電で5時間使用可能。
- 防水性能
- IPX5の耐水性能を備え、運動や軽い雨の中でも使用可能。
- デザインとその他
- 充電ケースはスマホスタンドとしても使用可能。
- 付属品:5サイズのイヤーチップ、USB-Cケーブル、充電ケース。
適した用途
- 通勤・通学中のノイズ低減。
- 高音質での音楽再生。
- マルチポイント接続を活用するビジネス用途。
価格帯は約8000円前後で、高いコストパフォーマンスを提供する。
ちょっと前までは確実におすすめナンバーワンの機種だったんだけど、この王者Soundcore P40iを蹴落とす存在が現れたんだ。
第1位 EarFun Air Pro 4
EarFunっていうと初めて聞くよっていう人も多いと思うんだけど、EarFunは2018年に中国で誕生した新進気鋭のオーディオブランドで、結成から日は浅いものの数々のオーディオタイトルを受賞している、高品質のデバイスを低価格で提供しているかつてのアンカーのような存在だ。
主な特徴
- 音質
- 11mm ダイナミックドライバー搭載で、明瞭かつバランスの良いサウンド。
- aptX Adaptive、LDAC、AAC、SBC コーデック対応で、ハイレゾ級の音質を提供。
- 低音強化が可能な Bass Boost プリセットやカスタムEQをEarFunアプリで設定可能。
- ノイズキャンセリング
- 最大40dBの騒音を低減する ハイブリッドANC 搭載。
- 5つのANCモード(強力、バランス、環境適応型、風音除去など)を切り替え可能。
- 通話性能
- 6マイクとAIノイズリダクションでクリアな通話品質を実現。
- 接続性
- Bluetooth 5.4 搭載で安定した接続と低遅延モード(50ms)を実現。
- マルチポイント接続対応で複数デバイスをシームレスに切り替え可能。
- Android向けの Google Fast Pair 対応。
- バッテリー性能
- ANCオフ時:1回の充電で最大11時間、ケース併用で合計52時間使用可能。
- ANCオン時:最大7.5時間、ケース併用で35時間。
- USB-Cおよびワイヤレス充電対応で利便性も高い。
- 耐水性能
- IPX5防水で、汗や雨の中でも安心して使用可能。
- その他の機能
- 音楽の自動再生・一時停止が可能な 着脱検知。
- 専用アプリで10バンドEQやカスタムサウンドプロファイル作成が可能。
- 小型で軽量なデザイン(イヤホン重量:約5g、ケース重量:約56g)。
適した用途
- 高音質を求める音楽愛好者。
- 効率的なノイズキャンセリングが必要な通勤・通学。
- ゲームやマルチデバイス操作を快適にしたい方。
価格帯は約8,000円前後と、完全にSoundcore P40iを意識したモデルだ。
まとめ
というわけで最後にまとめになります。
完全ワイヤレスイヤホンを選ぶうえでのポイントはざっくりと6つ。
- ドライバーサイズは基本的に大きい方が良いとされています。なぜならサイズが大きいドライバーの方が低音や迫力のある音を再現しやすいからだ。必ずしもサイズが大きければ高音質というわけではない点には注意が必要だけど、完全ワイヤレスイヤホンの場合はドライバーサイズが10mm以上あればかなり大きいサイズに分類されます。
- そしてノイズキャンセリングにはアクティブノイズキャンセリングとパチモンのパッシブノイズキャンセリングの2種類あるから、間違えないように注意をしてほしい。ノイズキャンセリング搭載機種の方が価格帯が高くなる傾向があるから、通勤や通学で電車を使うような人でなければ、無理にANC搭載機を選ばなくてもいいのかなというのが個人的な意見だ。
- そしてワイヤレス充電なんだけど、これはあると非常に便利です。これからワイヤレスイヤホンを買おうと思っている人はワイヤレス充電対応の機種を選ぶことを強くおすすめしたい。
- そしてイヤホン本体のバッテリーはそんなに多く無くても大丈夫。どうせイヤホンケースに閉まっている間は充電をされるからバッテリー切れになるっていうことはそうそうない。5時間も連続で使うことができれば十分だ。その代わりにワイヤレス充電対応の機種を買って、毎日充電すればOKだ。
- マルチポイント接続についてはあると確かに便利だけど、使う機会が少ないからなくても問題ない。
- 防塵防滴性能は日常使いであればIPX4以上の性能があればOKだ。ランニングやアウトドアスポーツで使うよっていう人は防塵防水性能が高いモデルを選んでください。
というわけでざっくりとだけど完全ワイヤレスイヤホンの選び方について簡単に説明をしてきた。
完全ワイヤレスイヤホンはここ数年でメーカーがこぞって製品を販売していて、ダイソーやスリーコインズで売っている1000円くらいのやっすいものから、アップルのAirPodsみたいに2~3万円のモデルまで値段がピンキリだ。
だけど、音質に関しては本当に音楽が好きで高音質で楽しみたい、とか、音の違いが判りますよっていう人を除けば俺達一般人は1万円以下のモデルで十分だ。
それよりも機能が充実していて価格が値ごろな今回紹介したイヤホンなんかを試してみてもらえればと思う。