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結婚

【結婚式場探し】ブライダルフェア1件目で契約をしてはいけない理由

ブライダルフェアの特集を見てみると1件目成約特典がやけに豪華な場合が多い。

  
その特典に惹かれてその場で契約をしてしまうカップルも多いのではないだろうか。

  
しかし、1件目成約特典を設定している結婚式場はあまりおすすめではないのでその理由を述べていきたい。

1件目成約特典とは

1件目成約特典とは、ブライダルフェアなどを利用して初めて訪れた結婚式場がその場所であり、そのまま契約にまで至った場合に付与される特別な特典のことだ。

 

アマゾンギフト券や高額な割引を設定している場合が多く、一見すると大変お得なサービスである。

 

式場として多額のキャッシュバックや割引を行ってでも契約を獲得したい理由はいくつかある。

1件目成約特典がある理由

1件目成約特典がある理由としては次の理由が挙げられる

 

  1. たくさんのカップルに見学に来てもらいたい
  2. 1件目で契約することによって他の式場との比較をさせない
  3. 高額割引に見せかけて元々が高い金額

 

単純に式場にたくさんの見学者が訪れれば、それだけ契約できる数は増える。また、他の式場を見学に来たカップルは少なからず見積をとっていたり、結婚式に対するイメージがある程度固まっているので、ブライダルフェアの後にすぐ契約をする確率が下がってしまうのだ。

  

1軒目成約特典を設定している式場はおすすめしない

いずれにしても、「1件目に契約を取ろうとする式場=結婚式に対する知識のないカップルと契約したい」ということが言える。

 

今契約しないと良い日程がどんどん埋まってしまう、とか、詳細は今後詰めていきましょうなどと言うプランナーの口車には決して乗ってはいけない。

 

結婚式の契約=式の日程を決めることになります。

 

式の日程が決まったら、招待状は後に出すにしても、親しい間柄にはとりあえず日程を押さえてもらうために連絡をすることになる。

 

そうなるとその結婚式場との話を進めていく中で自分たちの希望通りにならないことが多かったり、当初見積金額から大幅にアップしてしまったりしまった際に、簡単にキャンセルすることができなくなるのだ。

 

そういう簡単にキャンセルできない事情を知っている結婚式場、あるいはブライダルプランナーは、とりあえず契約さえしてしまえばいいため、1件目成約特典を設定している式場が多いのが現状だ。

 

そのようなスタンスの結婚式場で詳細を詰めていった場合、式場の都合で「できる、できない」を判断されてしまう。

 

新郎新婦のことを第一に考えている式場こそ、本当に良い結婚式場なんだ。

 

結婚式場見学はあくまで見学

ブライダルフェアで気に入ったチャペルに出会ったり、料理がとても美味しかったり、割引金額が大きくてお得だったりして、「ここで契約したい!」と思ったとしても、せめてその場での契約は思いとどまるべき。

 

非日常の空間では冷静な判断がなかなか難しいので、一度家に帰ってしっかり見積を確認してからでも、結婚式の日程はそう簡単に埋まらない。

 

仮に日程が埋まってしまった場合でも、それで考え直すくらいの熱量であったのであれば、結果オーライかもしれない。

  

結婚に対する希望やこだわりは人それぞれだ。

 

美味しい料理をゲストにふるまいたい、憧れの式場で挙式したいなど、結婚式に対してこだわりを持つことは大事なことだと思う。

 

多少希望がかなわないことがあったとしても、一番の希望が叶っていれば、後悔をすることはないからだ。

 

逆に言えば、これは外せないというこだわりがないのであれば、できるだけたくさんの式場を見学して比較検討する。

 

式場探しで一番大事なのは「何をしたいか」を決めること

最初はぼんやりしていた自分たちの結婚式のイメージは、何件か式場見学を重ねることで段々固まっていく。

 

1件目はブライダルプランナーの説明を聞くだけで終わっていた相談会も、自分達がこうしたい、これを持ち込みたい、こういう演出をしたい、会場をこのように使って飾りつけをしたい、など、様々なこだわりを伝え、それに対してプランナーはできる、できないを答えてくれる。

 

契約後にこの作業をしてしまうと、自分たちが思い描いていた理想の結婚式からかけ離れたものしかできなくなってしまうので、これから挙式を検討している場合は、できるだけ式場見学に時間をかけて、自分達の理想が叶う式場を見つけてもらいたいと思う。

  • この記事を書いた人

ジェームス

元公務員。既婚。ファイナンシャルプランナー。新人ユーチューバー。2024年6月「デイリーフォース」開設。23年にオヤジが突然の末期癌で死亡。時間は意外と短いことに気が付かされる。趣味は登山と野球。

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