今回は、5,000円/10,000円/15,000円の価格帯別におすすめのワイヤレスイヤホンを紹介していく。
今年からガジェット、特にワイヤレスイヤホンをメインに紹介をするようになったけど、とりあえずこの記事が俺なりの「答え」になると思う。
この記事のポイント
- 価格帯別のコスパが高いイヤホン
- 価格別にどんな違いがあるのか
- 結局どのイヤホンがおすすめか
内容的にはわかりやすさ重視で記載するので、詳細なレビューについては次の記事も参考にしてもらいたい。
ワイヤレスイヤホンの選び方

まず、おすすめのワイヤレスイヤホンを紹介する前に、イヤホン選びの基本的な内容を解説する。
ワイヤレスイヤホン選びで重要なポイントは3つ。ドライバー、ノイキャン、そしてワイヤレス充電だ。
ドライバー

ドライバーっていうのはイヤホンの中で実際に音を鳴らしているパーツのことなんだけど、イヤホンの音質を決める最も重要なパーツがドライバーなんだ。
大口径ドライバーが良いわけではない

よく、イヤホンの売り文句で「大口径ドライバーを搭載」って書いてある場合が多いんだけど、別にドライバーサイズが大きければ音質が良いわけではない点には注意が必要だ。
例えばバイオリンは高くて繊細な音色、コントラバスはどっしりと重低音が得意なのと同じで、小さいサイズのドライバーは高い音を出すのが得意だし、一方で大きいサイズのドライバーは低音を出すのが得意なだけ。
実際に聞いてみなければわからない

じゃあどんなドライバーを選べばいいんだっていうハナシになるんだけど、これもカタログスペックで選ぶのは難しい。
ワイヤレスイヤホンのドライバーはだいたい「ダイナミックドライバー」っていう安価な素材でできているんだけど、例えばこれをチタンでコーティングしたり、振動版の素材を変えたりして音質を調整している。
なので、カタログスペックで音質を推し量ることは難しい。音質については口コミやレビューを参考にするしかなく、実際に聞いてみないとわからないっていうのがホントのところだし、正直音質の良し悪しというより好みの問題だ。
ノイキャン

ワイヤレスイヤホン選びの2つ目のポイントは「ノイキャン」の強さだ。
ノイキャン、つまり「アクティブノイズキャンセリング」は、外部の騒音をイヤホンのマイクで収音して、打ち消すような音を出すことでノイズを低減させる技術だ。
アクティブノイズキャンセリングが強いほど、騒音環境でも快適に、小さい音量で音楽や動画コンテンツを楽しむことができる。
ワイヤレス充電

そして最後のポイントが「ワイヤレス充電」の機能だ。
一般的にイヤホンの充電をしようと思ったら有線の充電ケーブルを挿す必要があるが、ワイヤレス充電に対応をしていれば充電器の上に置くだけで充電が開始される。
更に、イヤホンの定位置が決まることで、出かける際にイヤホンを探し回ることもなくなるので、実用面では結構優先したい機能だ。
というわけで、この3つのイヤホンの簡単な選び方を抑えつつ、実際に価格帯別におすすめのワイヤレスイヤホンを紹介していこう。
(5,000円以下)Xiaomi Redmi Buds 6 Lite

5,000円以下部門ぶっちぎりでおすすめのワイヤレスイヤホンが「Xiaomi Redmi Buds 6 Lite」だ。

ドライバーサイズは12.4mmの大口径モデルで、低音の迫力をしっかりと感じる音質。そしてこのイヤホンの最大のメリットはなんと-40dB相当のアクティブノイズキャンセリングが付いている点だ。
そして価格は驚異の2,480円。ノイキャンが付いていてこの価格はエグい。

残念ながらワイヤレス充電には対応をしていない点には注意が必要だが、バッテリー持ちもケース込みで38時間使えるので、毎日充電をする必要はない。
防塵防滴性能もIP54相当で、砂ぼこり耐性や生活防水レベルの耐水性を有している。
ノイキャンを始めとした実用レベルの機能性、音質も上々で2,480円と言う意味不明なコスパの高さを誇っているので、最初のワイヤレスイヤホンとして両手離しでおすすめできる1台だ。
(10,000円以下)EarFun Air Pro 4i

ワイヤレスイヤホンの超激戦区、1万円以下の価格帯で最もコスパが高いイヤホンが「EarFun Air Pro 4i」だ。
このイヤホンの特徴は、実勢価格6,490円と言うお手頃価格で非常に強力なノイキャン、そして高級機にも劣らない機能性を積んでいるのが点だ。

ドライバーサイズは11mmと大きめで、低音の迫力があるサウンド。姉妹期の「EarFun Air Pro 4」は低音から高音までクリアなサウンドが特徴だったんだけど、「EarFun Air Pro 4i」はより音楽を聴くのに特化した印象だ。

ノイキャンの性能は-50dB相当の非常に強力なノイキャン。室内であればエアコンの駆動音など、生活音の一切のノイズは消える。だから音楽を流さなくても耳栓代わりにも使えるから集中して勉強したい時なんかにもおすすめ。

バッテリーはケース込みで40時間と大容量、ワイヤレス充電にも対応をしているのが非常に嬉しいポイントだ。
防塵防水性能はIP55で、砂ぼこりそして汗を水で洗い流せるほどの防水性能を備えている。
10,000円以下で買えるイヤホンは、ついこの前までは姉妹期の「EarFun Air Pro 4」が一番おすすめだったんだけど、ほとんど機能性が変わらずに「EarFun Air Pro 4i」は1,000円くらい安く買うことができるから、コスパで選ぶなら「EarFun Air Pro 4i」の方がおすすめ。
(15,000円以下)Soundcore Liberty 5

そして最後、15,000円以下部門第1位は「ANKER Soundcore Liberty5」だ。イヤホンに詳しく無くても名前を聞いたことがある人も多いと思う。

実勢価格14,990円でこれまで紹介した2機種と比べるとちょっとお高いんだけど、お値段に見合う性能をしっかり備えている。

ドライバーサイズは9.2mmで特に中音域のボーカルがクリアに聞こえるサウンド、更にバフレス構造によって低音もしっかりと迫力がある。

ノイキャン性能はアンカーの最上位規格ウルトラノイズキャンセリング3.5を搭載していて、周囲の環境音に合わせて適切な強さのノイキャンを自動で調整してくれるのがポイントだ。

バッテリーはケース込み48時間と1週間充電をしなくても良いぐらいで勿論ワイヤレス充電にも対応、防塵防水性能はIP55と必要十分な機能だ。

音質、機能面、ケース、そしてイヤホン本体の使いやすさ全てにおいて高いレベルを備えてつつ、価格を15,000円以下で抑えてきた。まさにアンカーを代表するイヤホンと言っていいだろう。
まとめ

というわけで最後にまとめ。
今回は5千円、1万円、1万5千円で買える価格別のコスパ最強イヤホンということでこの3つのイヤホンを紹介してきた。勿論、これ以外にも俺が使っていないコスパの高いイヤホンはたくさんあるとは思うんだけど、迷ったらこの3機種買っておけば外さないと思う。
とはいえ、繰り返しになるんだけど、イヤホンってスペック表だけじゃ良し悪しがわからないから、実際に使ってみないとわからない部分も多いし、自分の耳にフィットするかどうかもハメてみないとわからない。
価格もすんごい高いものではないけど、安いものでもないから、今回紹介した3機種を始めとして、他のイヤホンもこのブログ記事を書いたり、YouTubeでレビュー動画を投稿しているから、良かったらそっちも参考にしてもらいたい。
Soundcore Liberty 5
- 音質、機能性、使いやすさ全てが高レベル
- アンカーを代表する1台
- とにかく最高品質が欲しい人向け
EarFun Air Pro 4i
- 上位機種にも劣らない強力なノイキャン
- ワイヤレス充電をサポート
- セール時は6,000円で買える
Xiaomi Redmi Buds 6 Lite
- 2,480円という異常価格
- 実用的な音質とノイキャン
- 最初の1台におすすめ
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