保険

【日本の公的保険は世界一】その保険本当に必要?医療保険・生命保険に入る前に社会保険について知ろう

突然だがあなたは自分の入っている保険の内容を説明できるだろうか?

 

日本の社会保険は世界最強。

 

ゲームで例えると、僕たちは敵からのダメージを70%カットする特殊防具と、一回の上限ダメージを10万円に抑える精霊の加護を通常装備しているものなんだ。

 

そう考えると、これ以上防御にステータスを振るのは無意味だと思わないだろうか?

 

今回は世界最強の呼び声名高い日本の社会保険制度について詳しく解説していくので、不要な民間保険を削減する足掛かりにしてほしい。

  

日本の公的医療保険の基礎知識

 

日本の公的医療保険には次の特徴がある。

  • 日本は「国民皆保険」
  • 理念は「必要最小限・平等」
  • 自己負担原則3割
  • 自己負担額の上限あり

 

①日本は「国民皆保険」

もともと、日本は誰でも保険に入れるような国ではなかった。

 

今の社会保険制度が形作られたのは1961年の事で、それ以前は国民の1/3にあたる約3,000万人が無保険状態だったんだ。

 

この制度が実現する前は適切な医療を受けられる人が多くいて、戦後の日本が復興していくうえで大きな課題となっていたんだ。

 

国民皆保険制度は実はアメリカでも採用されていない(所得が低い人は加入できない)ので、所得がどれだけ低くても保険に入れる日本はとても手厚い社会保障を実現していることがわかると思う。

 

②理念は「必要最小限・平等」

「必要最小限・平等」の理念により、次のようなものは保障の対象外になる。

 

  • 先進医療
  • 治療以外の行為(美容整形など)
  • 認められていない医薬品
  • 病院の差額ベッド代

  

海外では良い病院や良い医者に治療してもらいたければお金を積むしかないケースも多いが(日本でも一部あるかもだが)、健康保険証を持っていれば、全国どの医療機関でも治療してもらえて、「平等」に扱ってもらえるんだ。

 

先進医療を受けるなら民間保険は必須か?

先進医療と聞くと、「最先端技術で治療する医療」と思うかもしれないが、全く違う。

 

実際は「効果があるかまだわからない、検証中の医療」という意味。

 

実際に効果があるかどうかわからない医療技術だから、公的保険の対象外になっているんだ。

 

そんな不確かな治療に対して民間保険でカバーする必要はないだろう。

 

③自己負担原則3割

日本の医療保険制度の特徴として、病気やケガの治療費は原則3割負担だ。

 

仮に100万円の手術を受けたとしても、自己負担の額は30万円まで少なくなる。

 

これだけでも凄いことなのに、実際に窓口で支払う額は約10万円程度になるんだ。これを実現しているのが次で解説する「高額医療費制度」なんだ。

 

④高額医療費制度

自己負担額3割は知っている人が多いと思うけど、高額医療費制度については意外と知らない人も多いと思う。

 

高額医療費制度は、年齢や収入によって、月間あたりの医療費の上限額が決まる。

 

大体は10万円以内に収まり、どれだけ稼いでいても15万円以内に収まる「超凄い制度」なんだ。

 

この高額医療費制度があるからこそ、僕たちは民間保険で新たに備える必要がないと言っても過言ではないんだ。

 

会社員の健康保険は保障が手厚い

医療費負担の低減の他に、会社員が加入している健康保険にはまだまだメリットがある。

 

①扶養制度

健康保険には「扶養制度」というものがあって、収入の少ない家族を養っている場合(年間130万未満)は、その家族の保険料を払う必要がないんだ。

 

これはダメージ上限を10万に抑える加護が付いたダメージ70%カットの防具を無料で手に入れているのと同じだ。

  

②傷病手当金

傷病手当金は、病気やケガで働けなくなった場合、生活を保障するために支給されるお金のこと。

 

受給期間は最大で1年6か月とかなり長期に渡って支給される。

 

そして、支給金額は平均月収の約3分の2となり、収入自体は減るものの、傷病手当金のおかげで生活が破綻してしまうリスクを下げることができるだろう。

 

支給されるには次の条件を満たす必要がある。

  • 業務外の病気やケガ
  • 療養で会社を休んでいる
  • 連続して4日以上仕事ができない
  • 療養中に給与の支払いがない

 

③出産手当金

会社員や、会社員に扶養される妻が出産のため療養した時は「出産手当金」が支給される。

  

出産手当金の額は、出産のために仕事を休んでいた期間の生活費の一部として平均月収の約3分の2が支給される。(療養中に給与の支払いがない場合。)

  

また出産手当金とは別に、出産育児一時金として50万円が支給される。(出産育児一時金は自営業の人も対象)

 

このように、出産に伴う収入減や出費に対しても社会保険でサポートされている。

 

まとめ 日本の社会保険は世界一

日本の社会保険は世界最強。

  

僕たちは日本という国に生まれたことで、収入や家柄に関係なく、誰でも「すごい保険」に加入しているんだ。

 

そんな「すごい保険」について、僕たちはあまりにも無知だったし、今まで誰も教えてくれなかった。

 

日本はこんなにも素晴らしい社会保険制度を確立しているんだから、もっと義務教育で教えて、将来の漠然とした不安を取り除いた方がいいと思うんだ。

 

このブログでは今後もお金にまつわる話を取り上げていく。

 

みんなで将来の不安を取り除いて、やりたいことにチャレンジしていってもらえたらと思う。 

  • この記事を書いた人

ジェームス

神奈川出身。地方公務員(行政職)を10年勤務。 高校、大学と平凡な人生を歩み、安易な理由で入庁。以後、ポンコツ公務員として勤しむ。 趣味は登山、野球観戦。ヤクルトスワローズが好き。

-保険